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令和7年度第1回社会福祉審議会民生委員審査専門分科会議事概要
1 開催日時
令和7年10月7日(火曜日)午後3時30分から午後4時30分
2 場所
県庁14階 141会議室
3 出席者
(1)委員
江村恵子委員、大谷良成委員、中島高志委員、信澤真由美委員、本間弘子委員(五十音順)
(2)事務局
健康福祉部福祉局地域福祉課長ほか7名
4 議事
(1)分科会長の決定
委員の互選により、中島高志委員が群馬県社会福祉審議会民生委員審査専門分科会の分科会長に選任された。
(2)令和7年度一斉改選に係る民生委員・児童委員候補者の年齢要件について
令和7年12月に予定されている民生委員の一斉改選に際し、各市町村に設置された民生委員推薦会による民生委員法(昭和23年法律第198号)第5条第2項の規定による都道府県知事への推薦状況について、事務局から説明した。
| 区分 | 定数 | 候補者数 | 暫定充足率 |
|---|---|---|---|
| 区域担当委員 | 2,568名 | 2,461名 | 95.8% |
| 主任児童委員 | 251名 | 239名 | 95.2% |
| 計 | 2,819名 | 2,700名 | 95.8% |
(3)審議事項1 区域担当委員候補者の適否について
各市町村民生委員推薦会から推薦された候補者について、審査が行われた。
主な発言内容
●委員
定数が増加した市町村は、充足されているか。
○事務局(地域福祉課)
市町村ごとに状況が異なる。市部などは現時点ですべての地区の候補者を推薦できておらず、定数は増えたが候補者が見つかっていないケースが多い。一方、町村部では充足されている。
●委員
昨年度に選任要領の年齢基準を見直しているが、これにより努力義務年齢を超過した方が多く推薦されていることとなったものと思う。
○事務局(地域福祉課)
「本人の実情に応じ、活躍できる方には活躍していただく」というのが、年齢基準の見直しに当たっての考え方であったが、「本人の実情」が窺えない候補者が散見されている。
●委員
推薦調書の記載内容から本人の実情が窺えない候補者については、判断を保留し、推薦元市町村へ再推薦を依頼する。その他の候補者については適当と答申する。
(4)審議事項2 主任児童委員候補者の適否について
各市町村民生委員推薦会から推薦された候補者について、審査が行われた。
主な発言内容
●委員
民生委員・児童委員の要件とは別に主任児童委員の要件があるが、候補者の中には、推薦調書の記載内容からこれに該当するかどうか判断がつかない方がいる。
●委員
推薦調書の記載内容から本人の実情が窺えない候補者及び主任児童委員の要件に該当するかが判別できない新任の候補者については、判断を保留し、推薦元市町村へ再推薦を依頼する。その他の候補者については適当と答申する。
(5)その他意見
主な発言内容
●委員
推薦調書における年齢超過理由等の記載について、今回の分科会のように、判断を保留して市町村へ返すのは非効率であまり生産的ではない。より丁寧に推薦事務を進め、調書の行ったり来たりが無いよう処理をお願いしたい。
●委員
次回の一斉改選では、年齢要件の撤廃含む選任基準の再検検討をお願いしたい。
5 結論
2,673名の候補者を適任と認める。(内訳:区域担当委員2,442名、主任児童委員231名)
27名の候補者の適否の判断を保留する。(内訳:区域担当委員19名、主任児童委員8名)








