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令和7年度のご意見/回答の紹介－わたしの提案（知事への手紙）
令和7年度
皆さまからいただいたご意見と県の回答を紹介します。
- エコカー補助金について（グリーンイノベーション推進課）
- 古墳を観光に活かすことについて（文化振興課）
- 食物アレルギーについて（食品・生活衛生課）
- 県立赤城公園キャンプ場について（自然環境課）
- 群馬県立図書館の4階の学習室について（生涯学習課）
エコカー補助金について（グリーンイノベーション推進課）
ご意見
エコカー補助金は国の他、各自治体からも支給されています。
群馬県は1世帯当たりの自家用車の保有台数もCO2の排出量についても多い県でもあるため、群馬県及び各市町村としてもエコカー補助金を支給していくべきです。
回答
このたびは、わたしの提案（知事への手紙）をいただきありがとうございます。
電動車の普及を担当しておりますグリーンイノベーション推進課から回答いたします。
EVなど電動車の普及について、貴重な御意見をいただきありがとうございます。
御指摘の通り、群馬県は1世帯あたりの自動車保有台数が全国でもトップクラスであり、環境負荷の軽減に向けた取組は喫緊の課題と認識しております。
電動車の購入に対しては、国の補助金があることから、本県では、補助金とは違った形で、電動車の普及を促進するための別の事業を展開しております。
具体的には、現在、本県では、EGシェア（EVカーシェアリング実証実験）として、県内5ヵ所にEV「ソルテラ」計20台を配置し、平日は県や近隣自治体の公用車、土日祝日は県民や観光客向けのカーシェアサービスとして運用しています。この事業を通じて、県民の皆様にEVを身近に感じていただき、関心を高めていただけるよう取り組んでおります。
なお、市町村での取組につきましては、各自治体にお問い合わせいただきますようお願いいたします。
今後も引き続き、電動車の普及に向けた取組を進めてまいりますので、引き続き御理解と御協力を賜りますようお願いいたします。
（回答時点：令和7年9月9日）
古墳を観光に活かすことについて（文化振興課）
ご意見
群馬県には古墳が沢山ありますが、観光に今ひとつ活かされていない感じがします。
ヘリコプターやセスナで上空から見られたら人気が出ると思います。
回答
わたしの提案（知事への手紙）をいただき、ありがとうございます。
古墳や埴輪をはじめとした群馬県の歴史文化遺産の魅力発信を担当しております文化振興課から回答いたします。
群馬県は、かつて13,000基を超える古墳が存在した「東日本最大の古墳県」であり、質・量ともに日本一の「埴輪王国」です。
群馬県が世界に誇る古墳や埴輪の価値や魅力を知ってもらうことで、観光や地域振興につなげる取組を進めており、昨年度は、東京発着・1泊2日で群馬県内の古墳や埴輪を周遊するバスツアーを実施し、県外から多くの方に参加いただきました。
また、昨年10月～12月に開催された東京国立博物館の特別展「はにわ」では、特設ブースを設置して「埴輪王国ぐんま」を全国にＰＲしたほか、群馬県内の博物館等を巡ってもらうスタンプラリー付きパンフレットを配布しました。
さらに、ドローンによる空撮映像で古墳を紹介する動画をYouTubeで公開し古墳の魅力を発信しておりますが、今回御提案いただいたヘリコプターやセスナで、上空から自分の目で古墳を見る体験は、古墳をさらに楽しめる貴重な体験になると思いますので、今後の企画検討にあたり参考にさせていただきます。
引き続き、多くの方に群馬県に訪れたいと思っていただけるよう、群馬の古墳や埴輪の魅力発信に取り組んでまいります。
この度は貴重なご意見をいただきありがとうございました。
（回答時点：令和7年7月16日）
食物アレルギーについて（食品・生活衛生課）
ご意見
こんにちは、初めまして。
私から知事にぜひ提案したいことがあります。
私は近年、食物アレルギーを発症し、外食が不便になりました。好きだったお店のメニューが食べられなくなり、残念に感じています。アレルギー表示についてお店に確認する際、質問しづらかったり、スタッフに「外食すべきではない」と言われたこともあり、問い合わせが難しいと感じます。特に、表示義務のある8品目は良いのですが、推奨されている20品目は表示されていない店舗が多く、安心して食事できません。20品目を表示しているお店はとても親切だと思います。
そこで、次のことを提案します。
- 推奨される20品目を表示している店舗を、県が認定し、ポスターやシールを配布する制度を作ること。28品目すべて表示されれば、外食がより安心になります。
- ヘルプマークのように「アレルギーマーク」を発信すること。これを持っている人は、調味料などの持ち込みが可能になる仕組みがあれば、外食やテーマパークなどで安心して楽しめると思います。
こうした取り組みは他県ではまだ少ないと思います。ぜひ群馬県から発信していただけたら嬉しいです。
回答
わたしの提案（知事への手紙）へご意見をいただき、ありがとうございます。
食物アレルギー対策を担当しております食品・生活衛生課から回答いたします。
まず、ご指摘のとおり、飲食店等で提供される食品には、表示の義務や推奨はありませんが、健康被害防止のために、食物アレルギーのあるお客様に対する情報提供の充実が求められています。
群馬県では、外食の事業者に対し、消費者庁作成のパンフレットや動画を活用し自主的な取組について周知を進めているところです。
また、外食の際にアレルギーを伝える取組として、食物アレルギーの患者さんが外食を利用する際に、ピクトグラムを用いてアレルギーがあることを伝えることができるパンフレットを作成しております。群馬県ホームページにも掲載しておりますので、ご活用いただければ幸いです。
パンフレット「外食・中食利用時における食物アレルギーガイド」多言語版 ～日本語、英語、中国語（簡体字）、ポルトガル語、ベトナム語、スペイン語、ネパール語～
今回のご意見を受け、外食の事業者に対してもこのパンフレット及びピクトグラムの周知を強化し、事業者が自主的に食物アレルギー対応を取り組める施策を前向きに検討してまいります。
群馬県では、このたびのご提案を含め、県民の皆様のご意見等を伺いながら、事業者や県民の方々への啓発や情報提供に努め、食物アレルギーの患者さんの生活に広がりが得られるような食品安全施策を進めてまいりたいと思います。
この度は貴重なご提案をいただき、ありがとうございました。
（回答時点：令和7年5月12日）
県立赤城公園キャンプ場の期間限定の運営再開について（自然環境課）
ご意見
この度、知事への手紙でご提案させていただきたいことは「県立赤城公園キャンプ場の期間限定(2025年度)の運営再開について」です。
赤城山の活性化に向けた事業において大沼周辺では拠点施設(現ビジターセンター)やキャンプフィールドの整備等が進められていると思います。
当初はキャンプ場が2025年春、拠点施設が同秋の開業を予定していた事で、2024年でキャンプ場の閉場をされました。
しかし、4日の県議会環境農林常任委員会において、工事の遅れにともない2026年春に同時開業する変更方針を明らかにされました。
豊かな観光資源である赤城山の魅力を伝えるため、2026年の本格開業時までに赤城山離れを阻止するためにも県立赤城公園キャンプ場の期間限定の運営再開を提案させていただきたいです。
担当部署は「キャンプ場の水の確保が困難な為、運営再開は難しい」と判断されていますが、キャンプ場利用者自身で水の確保をすれば可能なのではないでしょうか？
赤城の自然、魅力を五感で味わっていただくためにも運営再開を強くお願いさせていただきたいと思います。
回答
この度は、より多くの方々に赤城の魅力を伝えるためのご提案をいただき、感謝いたします。
ご存じのとおり、群馬県では、県立赤城公園に新たな拠点施設として、大沼キャンプフィールド及び赤城ランドステーション（※注）の整備を進めているところです。
大沼キャンプフィールドの整備に当たって、今年度は隣接する厚生施設団地から大沼湖畔周遊道路までを繋げる道路の整備を予定しており、 この道路工事により、赤城公園キャンプ場の浄水施設や炊事場を取り壊すこととなっています。
ご提案いただいたキャンプ場の再開ですが、工事中のキャンプ場周辺の安全確保のため、全面的にキャンプ場を閉鎖することとしており、再開は困難です。
大沼キャンプフィールドのオープンが遅れてしまい、ご迷惑をおかけしますが、赤城公園の自然や魅力を活かした整備を進めてまいりますので、引き続きご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
（※注）令和7年6月20日の条例改正に伴い、「赤城ランドステーション」は「赤城ビジターセンター」に名称を変更しています。
（回答時点：令和7年4月21日）
群馬県立図書館の4階の学習室について（教育委員会 生涯学習課）
ご意見
こんにちは。
群馬県立図書館の4階学習室を利用しましたが、空調が故障していてとても暑く、座っているだけで汗が出るほどでした。館内には勉強を頑張っている方が多いのに、環境が良くないのが残念です。
県立図書館は数年前から空調の不具合が続いていると思います。若い学生や利用者が快適に学べる環境を整えることは、群馬県の発展にもつながると思います。空調の修理を早くしてください。
回答
このたびは、「わたしの提案」（知事への手紙）にて貴重なご意見をお寄せいただきありがとうございました。
群馬県立図書館を所管する群馬県教育委員会生涯学習課から回答いたします。
平素より群馬県立図書館を御利用いただき、誠にありがとうございます。
図書館の空調設備の故障により、皆様に御不便をおかけしており、申し訳ありません。
空調設備の修理については、修理業者の繁忙期と重なったこともあり、対応に時間を要していましたが、6月23日に修理が完了し、6月25日より冷房運転を開始しております。
今後とも、群馬県立図書館を安心して御利用いただける環境づくりに努めてまいりますので、御理解と御協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。
このたび、いただいた御意見は、今後の群馬県立図書館運営や施設整備・更新の検討材料として、共有させていただきます。
今後も群馬県の取り組みに対し、忌憚のない御意見をくださいますよう、よろしくお願いいたします。
なお、今後も御心配なこと（御不明な点）がございましたら、生涯学習課まで御連絡ください。
（回答時点：令和7年6月25日）
