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令和7年度第2回農政審議会

更新日:2025年12月8日 印刷ページ表示

1 日時

令和7年11月5日(水曜日) 10時00分~11時50分

2 場所

群馬県庁 29階 第1特別会議室

3 出席者

農政審議会委員:8名、県農政部:15名、事務局等:5名

4 議題

次期群馬県農業農村振興計画について

5 委員の主な意見

  • 作業効率の良い平地でも荒廃農地が増えていることや、贈与により農地を手放すケースが増えていること、新規就農者が現れても1ha未満と小規模の事例が出てきていることから、これからの農業生産を懸念している。
  • 新規就農者を増やすに当たり、魅力ある農業経営とするために機械化、スマート農業を進める必要がある。資金確保、投資に見合う収入確保のために国や県、市で事業の支援や優遇などの対策をしていただきたい。
  • 畑の中で熱中症により倒れたという事例もあり、少しでも身体に負担が少なく、収入を増やすことができる農業経営を支援していただきたい。
  • 家族経営農家における担い手不足や高齢化への対応として、親元就農も含めて事業や資産をスムーズに移行し、規模を維持する施策を計画の中に設けていただきたい。
  • 昨年度まで周辺で発生していなかったクマやシカなどによる鳥獣害が多数発生していることから、対策やワナ免許取得のための補助など進めていただきたい。
  • 人材育成に向けて、農業体験ができる学校を県で用意し、都心など農業体験が難しい地域の学校と提携することで、群馬県産農産物を知る機会の提供や、農業の大変さと魅力を伝えられると考える。
  • サブスクリプション的に田畑を利用する権利を契約することで、自由に体験や農産物を手に入れられる仕組みを作り、推進することで遊休農地の解消につながると考える。
  • 農業版企業誘致に向け、県と市の制度を上手く連携させ、遊休農地や荒廃農地の対策に取り組んでいただきたい。
  • 6次産業的にナチュラルチーズ製造に取り組んでいる酪農家へのアプローチや、農林大学校にて群馬県特有のチーズ開発に取り組むことはどうか。
  • 飼料米対策として、大家畜や草食動物にとっては、実よりも茎の方が重要であることから、現場との乖離が起きないよう取り組んでいただきたい。
  • 今後の見通しとして農業経営体数を13,000経営体とする一方で、農業就業者数が役員や常雇いと雇用者を含めて24,200人では少ないのではないか。
  • 基幹的農業従事者数に関して、現状の減少傾向を前提とした施策でなく、状況を改善するための施策を検討するべきではないか。
  • 総合指標については、現状の説明では施策のターゲットが曖昧になってしまっている。

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