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敷島公園新水泳場「仮囲いデザイン・アートコンテスト」募集について
1 概要
現在建替え工事中の「群馬県立敷島公園新水泳場」建設現場の仮囲いをキャンバスに見立て、そこに掲出する作品を募集するコンテストを開催します。
審査員(「8 審査員」を参照)による審査を行い、最優秀作品を実際の建設現場の仮囲いに展示します。
学生の皆さんがみずみずしい感性で考えた作品で、国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会の舞台となる建設現場を彩っていただきたいと思います。
2 背景及び目的
(1)背景
群馬県では、アートによる地域活性化を目指し、全国初となる県予算の一定割合をアート振興に充てる「群馬パーセントフォーアート」推進条例を制定しました。
アート・デザインへの理解を促進し、新しいことにチャレンジする人や事業者にとって群馬県が魅力的なランドマークになることを目指しています。
(2)目的
ア デザイナー・アーティストを目指す学生の支援
本コンテストを通じ、デザイナー・アーティストを目指す学生に発表の機会を提供します。
イ パブリックアート推進
(ア)多くの方がデザイン・アートに親しむ機会を増やします。
(イ)新水泳場や国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会の機運を醸成します。
(ウ)建設業やものづくりの魅力向上を図ります。
3 テーマ
「新水泳場への期待と湯けむり国スポ・全スポぐんまへのわくわく感を醸成」
~アスリートの“挑戦と躍動”の舞台を、みずみずしい感性で彩る~
(1)建設中の新水泳場は、2029年に開催される「国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会(愛称:湯けむり国スポ・全スポぐんま)」(※注1)の会場となる予定です。
仮囲いのデザイン・アートを通じてアスリートの熱気が沸き上がる“挑戦と躍動”の舞台である「湯けむり国スポ・全スポぐんま」への機運を高めます。
(2)仮囲いのデザイン・アートを、建替え工事中の新水泳場建設現場と公園利用者をつなぐ架け橋とします。
(3)建設現場で働く人たちを応援し、それを見守る人々にとっては建築が刻々と変化していく様子を鑑賞する観覧席となるようなアイデアを募ります。
(4)背景として、新水泳場が設置されている敷島エリアの将来像を示した「敷島エリアグランドデザイン(※注2)」を参考としてください。
(※注1)(別紙1)参照
(※注2)将来(50年先までを想定)の敷島エリアの価値を向上させるための「あるべき姿」を示し、今後のまちづくりや公園の整備・保全の指針とすることを目的に、群馬県と前橋市において共同で策定
敷島エリアグランドデザイン(群馬県ホームページ)
https://www.pref.gunma.jp/page/186610.html(群馬県ホームページ)
4 作品の仕様
(1)縦2メートル×横50メートルの仮囲いをデザインするものとします。
※縦2メートルの確保が困難な部分もあるので、事前に現地の状況を確認することを推奨します。現地確認は応募者の判断で行ってください。
※掲示予定箇所は(別紙2)のとおりです。
(2)データ形式:PDF(作品の元データはAdobe Illustrator(.ai)で編集・加工が可能な形式でご用意ください。)
※アナログ形式での制作を予定される場合は、応募前にデータ化の方法等について、メールにて事前に御相談・御確認のうえ御応募ください。
(連絡先:bunshinka(アットマーク)pref.gunma.lg.jp)
※「(アットマーク)」を@に置き換えて送信してください。
(3)提出物について、「10(2)オ 提出物、カ 提案内容」についても併せて御確認ください。
5 対象地概要
デザインの対象となる工事現場は下記のとおりです。
(1)工事名:群馬県立敷島公園新水泳場建設工事
(2)工事期間:(予定)令和7年4月1日~令和10年7月31日
(3)デザインされた仮囲い掲示予定期間:令和8年5月頃~令和10年春頃
※仮囲いの撤去は令和10年春頃に行う予定です。
※仮囲いデザイン掲示期間中であっても、水泳場建替え工事又は公園利用・管理
等を踏まえ、作品を一時的に表示できないことがあります。
(4)工事内容:現水泳場の解体(現時点で解体工事は完了しています)、新水泳場の建設
(5)新水泳場の整備概要
ア 施設構成:50メートルプール、飛込兼25メートルプール、観客席、ドライランド、その他諸室
イ 階数:地上2階、地下1階
ウ 構造:鉄筋コンクリート造、鉄骨造、一部木造(屋根)
エ 延床面積:13,049.50平方メートル(基本設計完了時)
【参考】
〈敷島公園新水泳場について〉
https://www.pref.gunma.jp/site/suieijo/701274.html
https://www.pref.gunma.jp/page/715064.html
〈敷島公園について〉(敷島公園ホームページ)<外部リンク>
https://shikishima-park.org/
6 応募資格
(1)応募対象
応募登録日時点で以下の要件を満たす方(国籍は問いません。)
日本国内に所在する、学校教育法(昭和22年法律第26号)に規定される以下の学校種に在籍する学生・生徒であること
ア 高等学校
イ 中等教育学校(後期課程)
ウ 特別支援学校(高等部)
エ 大学(学部、短期大学、大学院を含む)
オ 高等専門学校
カ 専修学校
キ 各種学校
(2)個人、グループを問わず応募可能です。
(3)応募にあたっては必ず指導教員(*注)を明記し、その指導を受けてください。
(*注)指導教員は、大学・高等専門学校等の教授、准教授・助教授・助手等の教員、または高等学校等の教諭とします。
(4)グループで応募する場合は、グループメンバー全員がこの条件を満たす必要があります。
(5)令和8年3月26日(木曜日)に群馬県内で実施する二次審査に代表者が原則参加できることが必要です(難しい場合については、13 問い合わせ先あてご相談ください。)。
7 審査項目
(1)テーマに適合したものであるか
(2)アイデアが効果的で独創的なものであるか
(3)地域住民や子供たちにとってフレンドリーなものであるか
(4)公共空間における造形・表現の質を備えたものであるか
(5)実用性や現実的なものであるか
※審査では「実現可能性(掲出・施工が可能か)」も評価します。
(6)群馬県のイメージアップに資するものであるか
(7)新水泳場の建設現場との共鳴性があるか。
(8)敷島エリアの将来像に合致し、持続可能な公園利用に資するものとなっているか
※敷島エリアの将来像:「自然風景と行き交う人々の日常を感じながら歩く、訪れるだけで誰もが元気になる場」
※作品の制作にあたっては、以下の点について留意すること
(9)特定の会社、会派、流派等の宣伝等(*注)につながる恐れのないこと
(*注)宣伝等:特定の会社、会派、流派などの主張等を広く世間に知らしめる行為
(10)宗教に関連したものでないこと
(11)公園内の秩序を乱すような主義・主張(政治的・宗教的問題で対立があるものなど)が含まれる・読み取れる表現はしないこと
(12)公共の福祉、公序良俗に反しないこと
8 審査員
(1)審査員長
- 内藤 廣(建築家/東京大学名誉教授/多摩美術大学学長)
(2)審査員
- 青柳 剛(一般社団法人群馬県建設業協会会長/全国建設業協同組合連合会会長)
- 木村雅彦(デザイナー/株式会社GKグラフィックス 代表取締役社長/株式会社GKデザイン機構 取締役)
- 谷川じゅんじ(スペースコンポーザー/ジェイ・ティー・キュー株式会社代表取締役/デジタルハリウッド大学大学院特任教授)
- 成瀬友梨(建築家/株式会社成瀬・猪熊建築設計事務所共同主宰)
(五十音順)
9 賞金
- 最優秀賞:1点 50万円
- 優 秀 賞:1点 25万円
- 入選:5点 各5万円
※対象工事の仮囲いにおいて最優秀作品を展示します
10 応募登録・作品提出
(1)応募登録
ア 件名を「仮囲いデザイン・アートコンテスト作品応募」として、下記の情報を本文に記載のうえ、応募登録用メールアドレスへ送信してください。
イ 応募登録メールアドレス:bunshinka(アットマーク)pref.gunma.lg.jp
※「(アットマーク)」を@に置き換えて送信してください。
ウ 登録確認後、登録番号をお知らせします。
(ア) 本文に明記する項目
a 学校の住所
b グループ名(フリガナ)
c 氏名(フリガナ)、年齢、性別、学校名
d 代表者名
e 電話番号
f メールアドレス
g 指導教員名
h 作品の形式(データ又はアナログ形式)
※アナログ形式の場合は、作品が採用された場合にイメージどおりのデータ化が可能か事前に調整させていただく場合があります。
※b、dはグループの場合のみ記載。cについて、グループの場合は、参加者全員分を記載してください。e、fについて、グループの場合は代表者の電話番号、メールアドレスを記載してください。
(イ) 応募登録期限:
令和8年2月20日(金曜日)15時必着
(ウ) 注意事項:
a 応募メールの受信確認及び登録番号の通知は、追って行います。通知が届かない場合は令和8年2月24日(火曜日)までに13 問い合わせ先あて御連絡ください。
b 応募登録の時刻はメール受信時間を基準とします。送信前に内容を御確認ください。
(2)作品提出方法
ア 件名を「仮囲いデザイン・アートコンテスト作品提出」として、以下提出先へメールで送付してください。送付後、提出完了の旨をお電話で御連絡ください。(連絡先:027-226-2592)
イ 提出先:bunshinka(アットマーク)pref.gunma.lg.jp
※「(アットマーク)」を@に置き換えて送信してください。
ウ 作品提出期限:
令和8年3月5日(木曜日)正午必着
エ 提出点数:
応募作品は1人1点までとします。(※グループの場合は、グループにつき1点)
オ 提出物:
(ア)一次審査
a A2サイズ一枚(PDF形式)を提出(登録番号を右上に記入する。そのほか氏名など記載しない。)
b aの作品説明(自由様式、文字制限なし)
c 必要事項を記入した応募用紙【様式1】
※ファイルサイズが7MBを超える場合は、以下13問い合わせ先へ事前に連絡すること。
※メール提出のみの受付とし、応募者の持参・郵送による作品提出は不可とします。
(イ)最終審査
a 一次審査の提出物を印刷したもの(A2サイズ一枚)
b 一次審査aのデータ及び投影用ノートパソコン
c 同意書(グループの場合は、応募者全員の同意の署名を記載したもの)【様式2】
※一度提出した作品の差し替えは原則として認めません。
※投影用のプロジェクターは県で用意します。
※cは令和8年3月24日(火曜日)までに事前にメールにて送付し、a~cを最終審査当日持参してください。(メール送付先: bunshinka(アットマーク)pref.gunma.lg.jp)
※「(アットマーク)」を@に置き換えて送信してください。
カ 提案内容
(ア)提案タイトル、コンセプト、作品の全体図、その他必要に応じて設計意図等を表現したもの(作品配置イメージ、平面図、パース図等)をPDF形式、A2サイズ(提出物a)に表現してください。
※作品の右上に氏名などは記載せず登録番号のみ記載すること。
(イ)応募作品は縦2メートル×横50メートルの平面サイズの仮囲いにシール等で貼り付けることを前提とします。したがって、平面で表現できる作品のみを応募対象とし、立体物や突起のある構成(飛び出し部分・厚みを伴う素材の使用等)は不可とします。ただし、縦2メートルの確保が困難な場合もありますので、御留意ください。(「4 作品の仕様」を参照すること)
(ウ)提案の意図を文章で併せて説明する場合、ビジュアルによって意図が表現されていれば表現方法は問いません。ただし、最終的に仮囲いへ施工する際は平面貼付での実現が可能なデザインであることが条件です。(※具体的な貼付方法や仕上がりの詳細については、採用者へ改めて御案内します。)
(3)質疑
ア 質問のある方は、令和8年2月6日(金曜日)15時を期限として質問を受け付けます。
イ 回答は、県ホームページにて随時公表します。(最終回答日:令和8年2月9日(月曜日))
ウ 質問に対する受付は「bunshinka(アットマーク)pref.gunma.lg.jp」(メール)から受け付けます。
※「(アットマーク)」を@に置き換えて送信してください。
エ タイトルに「仮囲いデザイン・アートコンテストについての質問」と入れること
※メール送付後、メールした旨をお電話で御連絡ください。(連絡先:027-226-2592)
11 審査方法
- 審査は2段階審査方式で行います。一次審査ですべての応募案の中から最終審査に進む上位作品を選出します。
- 最終審査は、一次審査を通過した上位作品のプレゼンテーション、質疑応答、審査会を経て、最優秀賞、優秀賞等を決定します。
(1)一次審査
ア 令和8年3月中旬頃に審査結果を公表
イ 一次審査の結果は、応募者にメールにて通知します。
(2)公開プレゼンテーション・最終審査・表彰式
ア 令和8年3月26日(木曜日)同日に審査結果を公表
イ 場所:群馬県立敷島公園管理事務所(群馬県前橋市敷島町66番地)(予定)
※詳細は決まり次第群馬県ホームページにて公表します。
12 その他
(1)応募作品は未発表のものに限ります。
(2)応募作品について、特定の企業、団体、アイデア、商品、サービスなどを告知する、又は想起する内容でないこと。
(3)生成AIの使用について
ア 生成AIを使用した作品の応募も可能です。
イ 生成AIを使用した場合は、必ず応募書類にて申告してください。また、提案作品を制作するにあたって生成AIをどのよ うに活用したかを、応募作品提出書類に具体的に明記するものとします。
ウ 生成AIを使用して応募作品を作成する際であっても、必ず応募者が自らの主体性のもとで創作意図を発揮し、創作の主要的行為を担った応募作品を作成してください。
エ 生成AIを使用する場合は、生成AIの利用規約を確認し、それに従って利用してください。
オ 生成AIを使用する場合は、応募の前に、応募作品が既存の著作物と類似していないかを、インターネットの検索(画像検索など)を利用するなどして確認してください。
カ 生成AIを使用する場合は、応募作品が他の著作物に依拠していないことを説明できるように、生成に用いたプロンプト等の生成過程を確認可能な状態にしておくよう努め、主催者から生成過程について説明を求められたときは協力してください。
キ 虚偽の申告等があった場合は、入賞・入選決定後でも取り消しとなり、賞金等の返還を求める場合があります。
(4)応募作品が第三者の著作権、商標権、肖像権、プライバシー権等を侵害していないこと。特定の建物・製品・キャラクター等の権利にもご注意ください。第三者との権利紛争が生じた場合は、応募者の責任で解決していただきます。
(5)応募作品の著作権は応募者に帰属します。
(6)主催者は、入賞作品(最優秀賞、優秀賞、入選)の発表に関する権利を有し、発表や展示、広報等に利用する場合があります。これらの利用にあたって主催者は、必要に応じて入賞作品(最優秀賞、優秀賞、入選)の改変(サイズ・色調の変更、切除等)を行うことができるものとします。なお、この制作物等に使用する使用料は無償とします。
(7)主催者は入賞作品(最優秀賞、優秀賞、入選)の知的財産権の独占的な利用権を有します。
(8)入賞後に著作権侵害などの問題が判明した場合、すべて応募者の責任となります。また、そのような場合は主催者の判断により、入賞発表後であっても、当該入賞の取り消し及び賞金等の返還を求めることがあります。なお、これに伴い発生した紛争、損害などについては全て応募者が責任を負うものとし、主催者は一切責任を負いません。
(9)応募作品は返却いたしません。必要な場合はあらかじめ複製をしておいてください。
(10)応募にかかる一切の費用(制作費、応募手続き費用等)は応募者の負担となります。
(11)一次審査通過者が最終審査(公開プレゼンテーション)に参加する場合の交通費等は支給しません。
(12)受賞者は所定の事務手続きに協力してください。
(13)受賞作品の最終納品形式及び納期は主催者が指定します。作品は必要に応じて専門家等により調整を行う場合があります。採用者は、指定された形式・期限に沿って納品するとともに、必要に応じて行われる主催者との打合せや調整に必ず応じてください。期日や仕様に関する変更が生じた場合には速やかに対応していただきます。
(14)応募作品の到着遅延等について主催者は責任を負いません。
(15)公序良俗に反する作品、法令に抵触する作品は審査対象外とします。
(16)審査状況や審査結果に関する個別のお問い合わせには応じられません。
(17)応募者は審査員に対して、本コンテストに関わる接触をすることを一切禁じます。
(18)応募で取得した個人情報は、本コンテストの運営(選定、連絡等)にのみ使用します。法令に基づく場合を除き、本人の同意なく、それ以外の目的で個人情報を第三者へ提供・利用することはありません。
(19)本要項は、公表後であっても主催者の判断により変更されることがあります。変更があった場合は、群馬県ホームページによりお知らせします。変更後に応募または参加を継続した場合は、当該変更に同意したものとみなします。なお、重要な変更を行う場合、主催者は必要に応じて既応募者に対して別途同意の確認を求めることがあります。
13 問い合わせ先
群馬県地域創生部文化振興課文化企画係
電話:027-226-2592
メール:bunshinka(アットマーク)pref.gunma.lg.jp
※「(アットマーク)」を@に置き換えて送信してください。
主催
群馬県
共催
一般社団法人群馬県建設業協会・群馬県建設事業協同組合
協力
清水建設・池下工業建設工事共同企業体
指定様式のダウンロード
(別紙1)「湯けむり国スポ・全スポぐんま」について (PDF:376KB)
(別紙2)仮囲いデザイン・アート掲示予定箇所 (PDF:1.09MB)
※掲示場所については、決まり次第ホームページにて公表します。
※動画掲載予定(準備中)








