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避難所アセスメント・モニタリング研修を開催しました

更新日:2026年3月26日 印刷ページ表示

 群馬県では、令和4年度から令和7年度まで、行政(県・市町村防災・保健・福祉)職員を対象とする避難所アセスメント・モニタリング研修会を開催しました。

 以下に、令和7年度の概要(開催結果)を掲載します。

目的

 災害時に各地で設置される避難所には、保健福祉・生活環境・医療ニーズ等を持つ、多くの避難者が集まることが想定されます。各市町村がそのニーズに的確に対応するため、また保健所・保健福祉事務所が市町村の対応を支援するため、各市町村の災害対策本部等が避難所情報を迅速に把握してアセスメントを実施する体制を整備することが求められています。

 そのため、群馬県では、令和3年3月に策定した「群馬県避難ビジョン」に基づき避難所アセスメント実施体制の整備を図るとともに、防災・医療・保健・福祉等が連携した避難所環境整備に資することを目的に、避難所アセスメント・モニタリング研修会を開催しました。

日時・場所・講義等内容

第1回

 令和7(2025)年10月19日(金曜日) 群馬県庁 オペレーションルーム

第1回講義内容
テーマ等 講師等
【講義】 「避難所におけるアセスメントとモニタリングについて」 

岡山大学 学術研究院ヘルスシステム統合科学学域看護科学分野 教授

医学部 保健学科 看護学専攻 基礎看護学 兼任担当教授 原田 奈穂子 氏

【講義】 「群馬県における災害時保健医療福祉活動の実際について」

​ (1)災害時保健医療福祉調整本部について

(2)DHEATについて

(3)DPATについて 

(4)DMATについて

(5)DWATについて

(6)福祉避難所への支援について 

 

(1)県 健康福祉課

(2)県 健康福祉課

(3)医療法人高柳会 赤城病院

(4)前橋赤十字病院

(5)ぐんまDWAT

(6)群馬県社会福祉協議会

【講義・演習】 「避難所アセスメントから環境改善に向けた各機関の連携を進めるために」

岡山大学 学術研究院ヘルスシステム統合科学学域看護科学分野 教授

医学部 保健学科 看護学専攻 基礎看護学 兼任担当教授 原田 奈穂子 氏

芝浦工業大学 システム理工学部 研究員 藤田 楓 氏

第2回

 令和7(2025)年12月16日(火曜日) 群馬県庁 オペレーションルーム

第2回講義内容
テーマ等 講師等
​【講義】 「避難所におけるアセスメントとモニタリングについて」  

岡山大学 学術研究院ヘルスシステム統合科学学域看護科学分野 教授

医学部 保健学科 看護学専攻 基礎看護学 兼任担当教授 原田 奈穂子 氏

【講義】「群馬県における地域での取組実践について」 県 健康福祉課
【講義】 「安中保健福祉事務所の取組について」  県 安中保健福祉事務所 
【講義】 「富岡保健福祉事務所の取組について」 県 富岡保健福祉事務所 
【講義・演習】 「避難所の環境改善に向けた県の保健福祉事務所と市町村の防災・医療・保健・福祉等の連携を進めるために」

岡山大学 学術研究院ヘルスシステム統合科学学域看護科学分野 教授

医学部 保健学科 看護学専攻 基礎看護学 兼任担当教授 原田 奈穂子 氏

 芝浦工業大学 システム理工学部 環境システム学科 教授 市川 学 氏

開催結果概要

 研修では、岡山大学の原田奈保子教授より「避難所におけるアセスメントとモニタリング」をテーマに講義をいただきました。原田氏は、避難所環境の変化を定期的に可視化し、保健・医療・福祉の専門職が連携して課題を抽出する意義を強調されました。特に、避難者の生活環境、水・衛生、プライバシー、要配慮者支援といった多分野にわたる視点を持ち、改善サイクルを回していくことの重要性が示されました。

 また、各回では県内保健福祉事務所や医療機関、福祉団体から実務者が登壇し、DMAT・DHEAT・DWAT・DPAT等との連携や、地域での具体的な課題認識について共有しました。さらに演習では、参加者が避難所の状況を想定し、アセスメント結果から改善策を検討する実践的な学びを行いました。

 本研修を通じて、県内でアセスメントを担う職員の知識と技術が向上し、災害時における避難所運営の質向上につながることが期待されます。

研修(講義・演習)の様子

原田教授説明の写真 演習の様子の写真