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動物虐待の定義

更新日:2024年8月16日 印刷ページ表示

Q どのような行為が、虐待にあたるのでしょうか?

A 動物虐待には以下の2つのタイプがあります。

 動物の虐待とは一覧
積極的(意図的) ネグレクト(放置)
やってはいけない行為を行う・行わせる やらなければならない行為をやらない
  •  殴る・蹴る・熱湯をかける
  • 動物を戦わせる等、身体に外傷が生じる又は生じる恐れのある行為
  • 暴力を加える
  • 心理的抑圧、恐怖を与える
  • 酷使など
  • 健康管理をしないで放置
  • 病気を放置
  • 世話をしないで放置など

 ※動物自身の心身の状態・置かれている環境状態によって総合的に判断される。

5つの自由(5フリーダム)

  1. 飢えと渇きからの自由
  2. 不快からの自由
  3. 痛み、負傷、病気からの自由
  4. 恐怖や抑圧からの自由
  5. 自然な行動をとる自由
    (本来の習性を発揮する)

5つのニーズ

5つのニーズ一覧
1 適切な環境 温湿度、設備、用具など、動物にとって快適な生活環境を作る。
2 適切な食餌 健康維持のために適切な食餌と水を与える。
3 通常の行動パターンを
表現すること
各動物の本能・習性に合った自然な行動が行えるようにする。
4 他の動物と一緒にもしくは
隔離して生活すること
習性に応じて、群れあるいは単独で飼育する。
5 痛み、苦痛、外傷や疾病から
守られること
ケガや病気から守り、病気の場合には十分な獣医療を施す。
また、恐怖や精神的な苦痛(不安)を与えないようにする。

5つの飼い主責任

  1. きれいな水と適切な食餌を与えること。
  2. 個体に合った、快適な環境を与えること。
  3. 予防的獣医療と迅速な診断、治療を与えること。
  4. 同種その他の個体と適切な接触の機会を与えること。
  5. 避難スペースと人や動物との接触を避ける場所を与えること。

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