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第1回防災航空体制のあり方検討委員会概要
更新日:2018年11月1日
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1 開催日時
平成30年10月18日(木曜日)14時00分~16時24分
2 開催場所
群馬県庁7階 災害対策本部室
3 出席者(敬称略)
4 内容
事務局から配付資料に基づき説明を行った後、質疑応答や意見交換を行った。
発言の概要は以下のとおり。
出動、飛行可否の判断について
- 緊急運航時、出動まで時間がかかると「出動が遅い」と捉えられるかもしれないが、安全を第一に考えなければならない。
- 飛行可否に関するチェックリストを作成し、それを基に本庁課長等の決定権者が出動可否を判断する方式を採っている例もある。
- 基本的には現場で判断すべきことであると思うが、当該判断を複数の人間により確認する仕組みが必要ではないか。
- 事故の当日、出発前に確認した気象情報に基づけば、飛行可能とされた判断は適切だったと思われる。
飛行中の安全確保のための取組みについて
- 他の消防防災ヘリでは、離陸後も20分に1回、ヘリから基地に定時連絡を入れることをルール化し、ヘリの運航状況を把握している例がある。
- 動態管理システムの端末は、気象確認用パソコンの近くに配置する等、確認しやすい場所に設置する工夫が必要である。また、動態管理システムをテレビなど大きな画面に接続、表示し、目につくようにする方法もあるのではないか。
- 今般の事故を受けて、動態管理システムの通信途絶時に警報が鳴るようシステム改修を検討しているところもある。
飛行計画等(法令遵守状況)について
- 飛行計画、航空身体検査証明、航空日誌の搭載等の状況については、業務委託している場合でも、県がどこまで踏み込んで管理するべきか検討する必要があるのではないか。
5 次回開催日
11月中旬で日程調整することとした。
第1回 防災航空体制のあり方検討委員会 出席者名簿
【委員長】
平本 隆 帝京大学理工学部航空宇宙工学科教授
【委員】
小林 啓二 宇宙航空研究開発機構次世代航空イノベーションハブ主任研究開発員
松永 和昭(欠席)本田航空株式会社ヘリコプター部長
加藤 秀治 朝日航洋株式会社安全統括部長
山田 勲 埼玉県防災航空隊防災航空センター所長
鈴木 徳義 岐阜県防災航空隊航空安全管理監
萱津 雅弘 東京消防庁装備部航空隊参事兼航空隊長
清水 岳 前橋市消防局長
【オブザーバー】
神谷 俊一 総務省消防庁広域応援室長
舘野 智成 陸上自衛隊第12旅団司令部航空運用室長
成田 晃一(代理:日里敏夫)群馬県警察航空隊副隊長
町田 浩志 前橋赤十字病院高度救命救急センター集中治療科・救急科副部長
三浦 敏明(代理:柴崎洋)多野藤岡広域消防本部消防長
小池 信行 吾妻広域消防本部消防長
配布資料
資料2(あり方検討委員会概要)(PDFファイル:295KB)