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催眠商法(SF商法)にご注意ください!

更新日:2011年3月1日 印刷ページ表示

催眠商法(SF商法)とは

 催眠商法(SF商法)とは、人を集めた会場で日用品などを無料で配布したり、講座を開催することで雰囲気を盛り上げて、最後に高額な商品を購入させる商法のことです。

 「日用品の無料配布(格安販売会)」や「新製品の体験会」、「健康講座」といったイベントを開催するという名目で、閉店した空き店舗や空き地などの会場に人を集めます。

 会場では、販売員が会場が盛り上がるような話をしたり、日用品を無料配布することで、熱狂的な雰囲気を作り出します。無料配布する日用品を、「欲しい人!」などと聴き回り、手を挙げた会場内の人に次々に配るなどして、競争意識を煽り冷静な判断力をなくさせます。買わなくては損といったような催眠状態を作り出し、高額な商品(業者が売りたい商品)を契約させるものです。

 主な商品は、健康食品、磁気治療器、羽毛布団や磁気マットレスなどの高額な商品です。

 空き店舗の一部を使ったり、民家の倉庫や空き地を借りて臨時に営業を行うため、業者が数日でいなくなってしまうのもこの商法の特徴です。

最近の相談事例

事例1

 男性が、『近々この周辺に店舗を開く予定だから』と、売るものを近所の家に説明しまわっていた。日用品をプレゼントすると言われ、近所の友達を誘って出向いたところ、民家を会場に使っていた。会場では勧められるまま温熱器を腰に巻いてみた。普段から腰痛に悩んでおり、暖かくて気持ち良かったこともあって、会場の雰囲気に呑まれて勢いで温熱器を買ってしまった。クーリング・オフしたい。

事例2

 近くに開店したスーパーの駐車場で、生活雑貨を配る男がおり、誘われるままに近くのテントへ行った。そこには大勢の人が集まっていて無料の商品を配っていたが、最後には高価な布団を契約させられた。契約書にサインしないと帰してもらえないような恐怖感があった。布団は、二人の男性が自宅まで車で運んで来た。意に添わない契約なので解約したい。

事例3

 ポストに投函されていたチラシを見て、近所の空き店舗を利用した会場へ出向いた。会場にはたくさん人がいて、楽しい話をしてくれたので何度か通った。何度か通ううちに、販売員と親しくなり、話の後に健康食品を勧められた。最初は断っていたが、そのうち販売員が2人、3人と増えて囲まれてしまった。日用品ももらっているし、懇願されるので仕方なく15万円分の契約をしてしまった。家に帰ってから考えると、やはり必要ないので返したい。

SF商法の問題点

1.高額な商品販売の目的を隠して人を集める

 高額な商品を販売するといって宣伝しても人は集まりません。そこで業者は、日用品の無料配布などのお得感を演出するイベントや健康講座などの興味ひかれるイベントを行い、とにかく人を集めようとします。

2.密室状態におかれ、契約するまで帰してもらえないこともある。

 会場に入ると、販売員がぴったりと付いていたり、出口付近に居座るなどして、契約しないと帰りにくくなっていたり、帰りたいと言っても「まだ説明が終わっていないので」などと帰るのを妨害されることもあります。帰りたい一心で契約してしまうケースも少なくありません。

3.熱中してしまい、だまされていることに気がつかない人も

 中には販売員や会場にいた人と仲良くなり、その楽しさや、ひとり暮らしの寂しさを紛らすために、SF商法に熱中してしまう方もいます。周りの人が説得しても、「いい人たちばかりだ、だますはずがない」などと話を聞いてくれず、かえって態度を頑なにしてしまう場合が多いです。

被害にあわないためには

  • 安易に会場に行かないこと。一度会場に入ると容易に会場から抜け出せなくなります。
  • 会場に行ってしまっても、場の雰囲気に飲み込まれず、日用品などはもらわないようにしましょう。品物をもらってしまうと、ますます抜けだしにくくなります。
  • 「今日だけ」「今だけ」「特別に」というような言葉に惑わされず、本当に必要な商品なのかよく考えましょう。
  • タダより高いものはないと、肝に銘じましょう。

もし契約をしてしまったら

 この商法での商品購入や契約には、十分注意しましょう。
 やむを得ず契約したり、購入してしまった場合は、消費生活センターに相談しましょう。
 SF商法は、特定商取引法による規制を受けています。このため、契約後8日以内であればクーリング・オフが可能です。なお、以下の場合も、クーリング・オフできます。

  • 業者が虚偽の説明をした、脅したなどクーリング・オフを妨害した時は、上記の期間を過ぎていてもクーリング・オフが可能です。
  • 健康食品など使用・消費したものについてはクーリング・オフできません。ただし、もらった書面に「使用するとクーリング・オフできなくなる」という記載がなければ、使用・開封した後もクーリング・オフは可能です。
  • 業者に品物の確認のために開封するように言われて開封した場合も、クーリング・オフが可能です。
  • 電気治療器・磁気治療器・磁気マットレス・羽毛布団などは、一度使用しても上記の期間内であればクーリング・オフが可能です。

クーリング・オフでの注意点

 クーリング・オフを行う際は、証拠を残すためにも必ずハガキなどの書面で行います。そして、簡易書留配達記録郵便などで送りましょう。
 クレジット契約の場合は、信販会社にも通知を行います。出す前にはコピーを取って、手元に残しましょう(記載例を参照して下さい)。窓口で出される控えとハガキのコピーが、クーリング・オフをしたという証明になります。

  • クーリング・オフは発信主義となっています。
    決められた期間内に書面を発信した段階でその効果が生じますので、業者は受け取った代金を速やかに返金しなければなりません。
  • クーリング・オフについての詳細な説明は、「クーリング・オフ制度」(群馬県ホームページ)をご参照ください。

ハガキの記載例(配達記録の例)

クーリング・オフハガキの記載例画像

 クーリング・オフ等の手続きについては、県及び各市の消費生活センターでも相談を受け付けています。連絡先などの詳しい情報は「県内の消費生活センター」(群馬県ホームページ)から確認できます。

 タダより高いものはありません。くれぐれもご注意ください!