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犯罪被害者等の現状
更新日:2011年3月1日
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犯罪被害者等が抱える様々な問題とは…
深刻な二次的被害
犯罪の被害に遭われた方、そのご家族やご遺族が抱える問題は、
- 命を奪われる
- けがをする
- 財産を盗まれる
といった犯罪による直接的な被害だけではありません。
例えば、このほかにも…
- 事件に遭ったことによる精神的ショックや身体の不調
- けがをしたことによる医療費の負担や失職・転職などによる経済的困難
- 捜査や裁判の過程における精神的、時間的負担
- 周囲の人々の無責任な噂話やマスコミの取材、報道によるストレス
など、被害を受けた後に生じる様々な問題に苦しめられます。
このような問題は、「二次的被害」と呼ばれています。
被害者の心理
- 心理的反応・恐怖感
- 自責感
- 無気力・絶望感
- 孤独感・疎外感
- 怒り・復讐心
- 身体的反応・緊張・動悸・下痢・吐き気
- 不眠・悪夢
- 食欲不振
- 感覚的反応
- 感覚・感情がマヒする
- 現実だという感覚がない
- 自分が自分でないと感じる
- 記憶力、判断力の低下