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ぐんまの花について

更新日:2020年8月14日 印刷ページ表示

群馬県産花き

 本県では多様な自然環境と首都圏から近いという恵まれた立地を活かし特色ある花き産地が形成されています。中山間地域から平坦地域まで地域特性に応じてバラやスプレーギク、枝物類、シクラメン、アジサイ、花壇用苗類などの多彩な品目が栽培され、花き全体の産出額は46億円となっています(農林水産省「令和2年生産農業所得統計」より)。
 特に、バラやシクラメン、鉢物アジサイ、鉢物カーネーションなどは生産量と品質の高さを兼ね備えた全国有数の産地となっています。

群馬県花き振興計画における重点9品目

スプレーギク

スプレーギクの写真

 主に県北部の中山間地域(吾妻地域、利根沼田地域)で栽培され、7月中旬から10月下旬にかけて出荷されます。出荷量は全国8位で、平坦地域に比べ夏季の涼しい気象条件を活かし、花色が鮮やかな夏秋季の主力産地として生産が行われています。スプレーギク品種を一輪に仕立てる「ディスバッドマム」の出荷も行っています。

コギク

コギクの写真

 露地栽培が可能で省力的に生産できるコギクは、土地利用型の花きとして、平坦から中山間地域を中心に栽培されています。
 県では本県の気象条件に適した品種の育成に取り組み、「小夏の風」、「小夏の月」、「小夏の星」、「小夏の恋」の4品種を登録しました。

バラ

バラの写真

 前橋市などの平坦地域では周年出荷、昭和村などの中山間地域では春季から初冬季の出荷が行われ、出荷量は全国7位です。
 全国品評会で上位入賞の常連となるなど高品質産地として知られ、また、環境制御技術等の導入により生産性向上を目指した先進的な取組を行っています。

トルコギキョウ

トルコギキョウの写真

 生産地の立地条件を活かした生産が行われています。富岡市や太田市などの平坦地域では、冬季に暖房をして冬春季の出荷が中心。昭和村などの中山間地域では、冷涼な気象条件を活かし、夏秋季を中心に花色が鮮やかなトルコギキョウが出荷されています。

枝物類

枝物類の写真

 枝物は古くから本県で生産されている特産品で、主に赤城山南麓や吾妻地域で生産されています。春季はハナモモやユキヤナギなどが、秋季は紅葉物や実物などが出荷されています。

シクラメン

シクラメンの写真

 本県のシクラメンは全国的な品評会で常に上位入賞し、その品質は花市場や生花店から高く評価されています。
 葉の中の養分量を調べ、肥料や水、生育環境を管理する「栄養診断技術」によって、高品質で安定した生産が行われています。出荷量は全国7位。育種に取り組んでいる生産者もいます。

カーネーション(鉢物)

カーネーション(鉢物)の写真

 母の日のギフト商品として全国トップクラスの生産量を誇っています。
 県東部の邑楽館林地区が生産の中心で、注文により生産者から消費者に直送しているものや、デパートやコンビニとの契約生産など、多様な形態で販売しています。

アジサイ(鉢物)

アジサイ(鉢物)の写真

 アジサイの品種登録は本県の生産者が第一号であるなど、高級アジサイの生産地として全国トップクラスを誇ります。
 生産者が組織する群馬県あじさい研究会は、鉢物生産では珍しいオリジナル品種の共同販売を行うなど、その取組が注目されています。

花壇用苗物

花壇用苗物の写真

 平坦から中山間地域の標高差を活かし、植物の特性にあった生産が行われています。出荷量は全国11位で、パンジーやペチュニアをはじめ、多くの品目が生産されています。オリジナル性、商品性の高い品種の育成も行われています。

※出荷量全国順位は農林水産省「令和3年産花きの作付(収穫)面積及び出荷量」より

群馬県の花き産地の紹介

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