ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > ぐんま広報 > 特集 天空の分水嶺を歩く ぐんま県境稜線トレイル1

本文

特集 天空の分水嶺を歩く ぐんま県境稜線トレイル1

更新日:2018年8月7日 印刷ページ表示

 本県は県土の約3分の2を山地が占めており、新潟・長野との県境には2千メートル級の山々がそびえ立ちます。
 夏は山歩きのシーズンです。未体験の達成感を求めるのもよし、麓の温泉や食を楽しむのもよし。群馬の山があなたをお待ちしています。

武能岳付近から蓬峠方面を望む様子写真
武能岳付近から蓬峠方面を望む

稜線トレイルって?

 森林や里山、集落などを通る自然歩道のことをトレイルといいます。県はみなかみ町の土合から嬬恋村の鳥居峠まで、新潟・長野との県境の名山を結ぶ登山道を「ぐんま県境稜線トレイル」として整備しています。8月11日・山の日には、未開通だった一部の区間がつながり、国内唯一となる稜線100kmのトレイルとなります。遮るものがない稜線からの雄大な景色を楽しむだけでなく、山麓の地域を巡って歴史や文化に触れたり、温泉や食、アクティビティーを楽しんだりすることができます。滞在時間や体力に合わせて旅を楽しむことができるので、国内外から幅広い年齢層の誘客が期待できます。

なぜ整備するの?

 本県には、草津や四万、伊香保、みなかみといった著名な温泉地が数多くあります。ある旅行会社の調査(27年)によると、本県への宿泊旅行の目的が温泉である人は71・7%で、全国平均の33・2%と比べて2倍以上となっています。
 また県内にある日本百名山、二百名山に数えられる雄大な山々には、毎年多くの人が訪れます。
 一方、人口が緩やかに減少する中、地域経済を元気にするためには、多様化する旅行者の需要に応え、県内に人を呼び込む必要があります。
 ぐんま県境稜線トレイルは、本県が有する豊かな自然環境と強みである温泉などの観光資源を組み合わせて活用する新たな取り組みです。

今年の観光キャンペーンは

 9月30日まで開催中の「ググっとぐんま観光キャンペーン」では、日本最大の流域面積を持つ利根川水系の豊かな「水」、世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」や「上野三碑(こうずけさんぴ)」といった「歴史」と並んで「山」がテーマの一つです。
 「山」の中でも稜線トレイルをメインに、夏の群馬の魅力を県外に力強くアピールしています。
 山歩きの後は、自然あふれる群馬の魅力に触れてみませんか。自然の力がみなぎるこの夏は、体験、温泉、食など楽しみ方も豊富です。

自然との一体感を味わえるウオーターアクティビティーの様子写真
自然との一体感を味わえるウオーターアクティビティー

さまざまな泉質や景観が楽しめる温泉の写真
さまざまな泉質や景観が楽しめる温泉

自然の恵みを生かした食事のイメージ写真
自然の恵みを生かした食事

 ぐんま県境稜線トレイルの魅力や開通を期待する声などを紹介します。

次の記事 “特集 天空の分水嶺を歩く ぐんま県境稜線トレイル2”のページへ

「ぐんま広報30年8月号」もくじのページに戻る