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群馬県には大地の公園と呼ばれるジオパークが二つあります。
「下仁田ジオパーク」は、日本列島の大地の動きを学べる地域として、県外からも学生が教育旅行で訪れる場所です。根なし山と呼ばれる山々は、山の上部と下部の地層が異なる山で、元の地層の上に別の地層が移動してきて、河川によって削られてできました。妙義山や荒船風穴なども、下仁田ジオパークのジオサイト(ジオパークの見どころ)を構成しています。
また嬬恋村・長野原町に広がる「浅間山北麓ジオパーク」は、地震や火山が多い国に住む私たちにとって学ぶことが多い場所です。浅間山の噴火により流下した溶岩が観察できる鬼押出し園、土石なだれで残った鎌原(かんばら)観音堂、溶岩樹形などの他、絶景の吾妻峡、レンゲツツジ群落などの名所もたくさんあります。
ジオパークで、私たちが住む大地のエネルギーを存分に感じてみてはいかがでしょうか。
県庁広報課 電話027-897-2695
下仁田ジオパークで大地の動きを学ぶ小学生