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「ぐんま認定介護福祉士」21年度認定者手記

更新日:2011年9月14日 印刷ページ表示

「ぐんま認定介護福祉士の受講から1年経って」-認定者3名の手記-

デイサービスセンター結・有料老人ホームサービスハウス縁 中島 尚美 さん

中嶋尚美さん

 ぐんま認定介護福祉士養成研修を修了し、早いもので1年以上が経過しました。
日々の業務に追われ、新たな学びの機会を持つことのできなかった私にとって、この研修は大変意義のあるものでした。この研修を通じて私は、自分の今までのケアの方法や、自分の勤務する事業所のケアについて、改めて考え直す機会を得ることができました。また、私の学んできたことを他の職員に周知させることで、一緒に考え、学ぶ場を作り出すことができました。
 ぐんま認定介護福祉士に認定され1年以上。学んだ事を業務に完璧に生かせているかと聞かれると自信がありません。日々の業務で精一杯な状況のまま、今までが過ぎてしまったような気がします。
 これを機会にもう一度、自分自身の仕事のことや、事業所について振り返りを行い、ぐんま認定介護福祉士としての責任と自覚を持ち、ご利用者様のより良い毎日の為、精一杯の努力を重ねていきたいと思っています。

特別養護老人ホームシルク 石井 敬資 さん

石井敬資さん

ぐんま認定介護福祉士の養成研修に参加させて頂き、半年という期間であったが介護に関しての基本から、現在求められている介護福祉士の専門性まで、すばらしい講師陣の講演を聞かせていただき、色々と学ぶことができました。
 施設では理念の重要性やトップの考え方次第でケアの方向性が変わってしまうことが言われ、いかに現場を支えているリーダーと言われる方の存在が大切かということも再確認できました。介護を振り返るときに「日本介護福祉士会倫理綱領」の活用や施設の理念、マニュアル等を基に考えることも重要であり、自分たちが支援させていただく中で、これらのことが根底にないと根拠もなくただの援助になってしまうことも意識していきたい。
 特別養護老人ホーム・シルクの基本理念は「尊厳と自立を守る」です。しかしそれだけではなく、「終末期」を支えるケアも現在では求められています。まだまだできていないが、日々変化していく福祉ニーズに目と耳を傾け、目の前に居る入居者様の生活支援のために、自分達は行っている介護について定期的に見直し、研鑽していかなくてはならないと感じています。
 また施設の中では各々が意見を出せる環境を提供し、職員が同じ方向を向いてケアを行うことが良いケアへと繋がることを意識し様々な問題に対して今後も取り組んで行きたいと思います。

介護老人保健施設たちばな荘 米倉 良一 さん

米倉良一さん

 わが施設でも利用者の介護度は年々高くなり、心身状態も様々で個別ケアの難しさを感じています。その中でも各スタッフが話し合ってケアに励んでいます。認定後は自分自身大きな変化はなく、リーダーとしてまだまだ足りない所は、上司や他スタッフからアドバイスを受け、はっぱを掛けられながらですが、勉強会で研修資料を使ったり、後輩育成など意識するようになりました。今回、チームケアの大事さを知り、他職種との連携をしていくように、より意識が高まりました。また、施設に認定者が複数いることで話し合いができ、互いにカバーし合え、受講した学びをより活かす事が出来ると感じます。
 今後は現場の声が反映しやすい環境作りをめざし、受講したメンバーとも定期的に交流出来たり、施設間で交流できるようになれば情報交換ができ、現場の現状などがオープンになり、介護職を続けていきたい人たちにとって、よりプラスになるのではないかと思います。

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