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「ぐんま認定介護福祉士」28年度認定者(9期生)手記と法人代表者からの寄稿

更新日:2018年2月7日 印刷ページ表示

「ぐんま認定介護福祉士の受講から1年経って」ー認定者2名の手記ー

医療法人 中沢会 介護老人保健施設けやき苑 田中 透さん

「ぐんま認定介護福祉士」28年度認定者田中さん写真

 私は今まで得た知識や経験を頼りに介護をしてきましたが、今回ぐんま認定介護福祉士を受講させて頂き、多くの学びや気づきがあり介護に対する意識が変わりました。
 日々の業務に追われ、忘れてしまいがちな基本的な介護の理念を再認識し、介護福祉士の専門性や根拠に基づいた介護の実践の大切さ、職場でのリーダーとしての役割、新人教育など幅広く学ぶことが出来ました。
 また同じような立場の方や同じ悩みを持った他施設の方との交流、意見交換はとても有意義なものでした。普段なかなか行く事のない他施設でも実習させて頂きとても勉強になりました。
 ぐんま認定介護福祉士を受講させて頂いてから1年が経ちましたが、その人らしさや、その人らしい生活を支える為に私たちは何が出来るのかを考え、試行錯誤している毎日です。
 利用者様本位の立場から自己選択、自己決定を最大限尊重し、自立支援に向けた質の高いケアをチーム全体で提供できるように働きかける事が、今の私の役割だと思っています。

社会福祉法人 かんら会 特別養護老人ホーム・シルク 須賀 智美さん

「ぐんま認定介護福祉士」28年度認定者須賀さん写真

 ぐんま認定介護福祉士の研修は私にとって有意義な時間でした。研修に参加したことで同じ介護福祉士として働く仲間の考えに触れ、分かち合い、視野の拡大に繋がったと同時に介護という職業の面白さを再認識できたと思います。
 私の所属する特別養護老人ホーム・シルクでは基本理念「尊厳と自立を守る~人として人のために~」を掲げ、日々介護職と看護職が切磋琢磨しながら情報共有を図り、ひとつひとつの課題と向き合ってチーム・シルクとして取り組んでいます。看取りケアにおいては最期までその人らしく、家族を含めたケアを心掛け環境整備や家族との信頼関係、そして利用者様ご本人と向き合いケアをさせて頂いています。
 私たちが環境の一部となり、その人が障がいや病気を持っていても私たちと同じに生活できること。それが入職当時からの目標であります。この研修を通して職員の潜在能力にも気付くことが出来、それは利用者様へのケアとして還元されていることを知ることも出来ました。今後も様々な可能性に視点を置きながら成長していきたいと思います。

施設代表者からの寄稿ー「ぐんま認定介護福祉士に期待します」ー

医療法人 山育会 社会福祉法人 徳昌会 理事長 山口 典利さん

医療法人山育会 社会福祉法人徳昌会 山口理事長写真

 私どもの医療法人山育会で14名、社会福祉法人徳昌会で2名が、ぐんま認定介護福祉士の資格を得て活躍をしています。講習会終了後のレポートでは、皆が大変勉強になった、有意義だったと報告がありました。
 具体的には、「高齢者の身体的、精神的状況についてより専門的知識を学ぶことができた」「介護制度やリスクマネジメントなど介護をとり巻く周辺知識を再確認できた」「レポートには毎回苦戦したが、論理的に考える良い勉強になった」「他施設での実習も自らを客観的にみられるようになった」「自分たちのやっていることの方向性が間違っていないという自信につながった」などの意見がみられました。
 資格取得者は管理者、主任、ユニットリーダーとして各職場の中心的な存在として活躍しています。以前は介護福祉士を取得して、現場としてはゴールと考えている職員が多かったのですが、更新制もあり、更なるスキルアップ、モチベーションの維持につながると考えられます。
 関係の皆様方には大変ご苦労もあると思いますが、今後この事業が継続・発展していくことを心より期待しております。

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