「ぐんま認定介護福祉士」令和4年度認定者（14期生）手記と施設長等からの寄稿

更新日：2024年3月26日印刷ページ表示

合同会社つくし　ヘルパーステーションつくし

ぐんま認定介護福祉士　松島　静香　さん

松島　静香　さんの紹介写真　様々な職種を経験した後に、福祉業界に転職して15年になります。30歳半ば過ぎでヘルパー2級を取得し、介護経験を積み介護福祉士資格を取得しました。その後も、手話奉仕員やレクリエーション介護士等興味がある多くのことを学びながら、障害を持った方やご高齢者の訪問介護職員として介護に従事してきました。1対1の時間を持つことができる訪問介護は、特に利用者の理解が必要だと考えています。
　ぐんま認定介護福祉士養成研修の受講で、介護福祉士の専門性や倫理観から学ぶ事により、客観的また多角的に物事を捉える事ができました。利用者や家族の困難の理解を深化するために重要なのは、答えが一つではないと念頭におき、言葉や行動、仕草を複数の視点から分析し、決めつけず、観察と傾聴を十分に行い、心を寄せ、ひもを解くことが大切であると学びました。
　学んだ事を日々の業務に埋まらせず、障害を持っていても、認知症を患っていても、その人らしく日々の生活をする支援ができるよう、介護職の専門性を高めていきたいと思います。

管理者　齋藤　和江　さん

齋藤　和江　さんの紹介写真　当社では介護訪問事業、障害福祉居宅介護サービス・移動支援、共同生活援助、及び短期入所事業を営んでおります。私自身、日々の慌ただしさから「学ぶ」ということから離れがちですが、松島さんの挑戦や向上心は素晴らしく、組織運営力、知識や技術の向上、リーダーとして意識向上に優れ、頼もしく感じています。協調性を養い、職員はもちろん、地域や多職種と連携し、これからも頑張って欲しいと思います。

社会福祉法人プレジール　特別養護老人ホームいちの倉

ぐんま認定介護福祉士　田島　香里　さん

田島　香里　さんの紹介写真　ぐんま認定介護福祉士養成研修を受講させていただき、たくさんの事を学ぶ事ができました。介護業界に足を踏み入れた際、たくさんの先輩からいろいろ指導を受け、今は指導する立場になり指導方法に悩みながら仕事をしてきました。この研修に参加し一から介護とは何かを学ぶことができ、指導する際も根拠をもって指導できるようになり自分の成長も感じる事ができました。また、たくさんの仲間と出会うことができ、情報交換なども適宜行う事ができました。
　新型コロナ感染症が5類に移行し日常生活も元に戻りつつありますが、福祉業界は常にクラスターを意識しないといけないので、今後も施設全体で感染症拡大防止対策に取り組みつつ、入居者様が楽しく生活できるようにチーム全体で協力していきます。
　研修で学んだことを生かしながら、入居者様、ご家族様、チーム全体で連携を図り日々の課題に取り組み解決できるように精進したいと思います。また認定者としての自覚を持ち入居者様とのかかわり方を大切にし、最善のケアを提供できるようにしていきたいと思います。

施設長　池田　茂雄　様

池田　茂雄　さんの紹介写真　ぐんま認定介護福祉士養成研修の受講を通して、知識や技術の成長はもちろんですが、それ以上に成長を感じるのは、物事を立場や主観等にとらわれずに客観的に見ることができるようになった事だと思います。
　今後も一段と厳しさを増すことが想定される介護業界ですが、現状に満足することなく自己研鑽を重ね、介護職員が憧れる介護職員を目指して下さい。

社会福祉法人ポプラ会　特別養護老人ホームクローバー荘

ぐんま認定介護福祉士　南指原　望美　さん

南指原　望美　さんの紹介写真　ぐんま認定介護福祉士養成研修を受講させていただき、介護福祉士としての学びを深め、自身の意識を高めることのできる研修でした。受講当初は自己研鑽、介護福祉士の知識の学び直しの機会と思っていましたが、受講を重ね、介護福祉士としての専門性や役割には大きな責任があることをより認識するようになりました。
　尊厳を念頭に、介護の専門性をもって、利用者様一人一人がその人らしい生活が送れるよう、根拠に基づいた介護実践ができるように心掛けています。
　また、他職種ともお互いの専門性を理解・尊重し合いながら連携し、利用者様をチームで支えられるようにしていきたいです。
　自分自身課題も多くありますが、研修を通して学んだ介護福祉士としての専門性や役割を職場に発信し、現任の介護士や新入職員に介護の奥の深さ・楽しさを伝え、チームとしての介護の質の向上を目指すとともに、職場定着を図っていきたいと思います。
　認定者という自覚を持ち、利用者様にとってより暮らしやすく、職員にとってより働きやすい環境を整えられるよう、これからも仲間と共に成長していきたいと思います。

施設長　西條　光代　様

西條　光代　さんの紹介写真　南指原さんは入職当初から一貫して何事にも一生懸命取り組んできました。
　現在は介護係長として業務改善に目を向け、利用者様の尊厳ある生活を支えるその姿は多くの職員から信頼を集めています。
　今回の研修を受講し、仲間と共に成長していく事、自分の能力を十分に発揮する事に大きな自信を得たのではないでしょうか。