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緑の相談室 樹木に関するご相談 アジサイ

更新日:2011年2月17日 印刷ページ表示

アジサイ(ユキノシタ科)

アジサイの樹形写真
アジサイの樹形

アジサイの青い花写真
アジサイの青い花

アジサイの赤い花写真
アジサイの赤い花

一口メモ

 落葉低木
 花期 5月から6月
 花色は、土壌が酸性では青色になり、アルカリ性では赤色になります。

花言葉

 変わり易い心、移り気

植え方、殖やし方

 冬の寒風を避け、肥沃な土壌が適地です。日陰でも良いです。乾燥するところは嫌います。

庭植え

 春先、植え穴に堆肥や腐葉土を入れ、水ぎめで植えます。

鉢植え

 培養土(壌土4、腐葉土4、赤玉(中)2) 庭植えと同じ要領です。

殖やし方

 梅雨頃に挿し木、株分けで増やします。

育て方、咲かせ方

 日当たりが良く土が乾いてしまうようなところは、根元を乾かさないようにします。乾燥防止のため根元に敷き藁を敷き、腐った藁は株の周囲に埋めます。開花後、油粕や鶏糞などを株の周囲に埋めると良いです。枝の先端に花芽が出来るので、剪定と整枝は開花直後に行います。夏から秋にかけて花芽が出来るので、秋以降の切り戻し剪定や枝抜きは行いません。

主な病害虫防除

ウドンコ病

 白いうどん粉状のカビが葉全面に広がり、枯れます。発病した葉は切除して、焼却するか密閉して処分します。必要に応じて殺菌剤を散布します。

モザイク病

 アブラムシが媒介し、葉に濃淡のモザイク症状が現れます。ウイルス性で伝染力が強く治療困難なため、発病したら抜き取り焼却します。

カンザワハダニ

 多発すると、葉が黄色や褐色になります。雨が直接あたらないところで多発しやすいです。必要に応じて殺ダニ剤を散布します。

緑化相談Q&A(当センターに寄せられた緑化相談の一部をご紹介します。)

Q:質問1 整枝の時期及び剪定の仕方について教えてください。

 A:回答 開花直後が剪定の適期です。花の下の勢いのある大きめの芽を選び、芽の上部を切り取ります。高く伸びた樹形を短くするには、枝元の葉を残して芽の上で切ります。

Q:質問2 木の高さが2mになって、大きすぎる。樹形を小さめにしたいので、剪定方法を教えてください。

 A:回答 開花後の切り戻し剪定で、樹形を小さく出来ます。枝先を50cmから60cmの高さで揃えるとよいです。

Q:質問3 灰褐色でややへこんだ黒斑が現れました。病気でしょうか。

 A:回答 炭そ病と思われます。枝抜き剪定で採光と通風をよくします。早期に殺菌剤を散布します。

Q:質問4 灰褐色で同心円状の輪紋の斑点が現れました。病気でしょうか。

 A:回答 褐斑病と思われます。枝抜き剪定で採光と通風をよくします。早期に殺菌剤を散布します。

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