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シャクナゲの花
シャクナゲの葉と花
常緑低木
花期 5月
名前の由来は、オオカナメモチを指す漢名「石楠花」を誤用して音読みしたものといわれています。
威厳、荘厳
火山灰土に有機質が多く混ざるようなところで、排水良好な土を好みます。西風の当たる所は、葉が傷むので、避けた方が良いです。
日本シャクナゲより、西洋シャクナゲの方が作り易いです。
春、植え穴に完熟堆肥やピートモスを入れ、高植えにします。根が浅く細かいので乾燥しないように、ピートモス、藁等を敷きつめます。
開花後、結実した果実の種を取り出して水洗いし、冷暗所に保存します。翌春、鹿沼土の細かい培養土を入れ、水苔をもんで細かくし敷きつめた平鉢に、種子をまきます。発芽までガラス板をのせて乾かないようにします。
接ぎ木は春先に、挿し木・取り木は梅雨明けに行います。
強い剪定をしないで自然に成長させます。
木漏れ日が差す場所が適地のため、落葉広葉樹などの下に植えます。
根を肥培し、樹勢を高め充実枝を伸ばすようにします。
蕾が多数ついたときは、蕾を半分位に減らし樹全体の充実を図ります。
根元に敷き藁やピートモス等を敷き詰め乾燥を防ぎます。
葉脈に区切られた中に暗褐色の病斑が現れ枯れます。発病した葉は焼却処分し、発生初期に殺菌剤を散布します。
葉裏に寄生して成虫や幼虫が吸汁し、葉の表が色褪せてきます。発生初期に殺虫剤を散布します。
A:回答 灰色カビ病と思われます。花弁に灰白色のシミが現れ、腐敗し枯れます。枝抜き剪定で採光と通風をよくしてから、殺菌剤を散布します。