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ツバキの花
ツバキの花のアップ
常緑小高木
花期 10月から5月
名前の由来は、光沢のある厚い葉を表す「艶葉木」が転じたものといわれています。
赤い花は「慎み深い」、白い花は「素晴しい魅力」
日当りが良く、排水良好な砂質土壌が適地です。(日陰にも強い)
品種、変種が多く、花を確めてから、植栽樹を決めます。
冬の寒風で、新梢や蕾や花が痛むので、陽だまりに植えます。
春、植え穴に腐葉土や堆肥等を入れ、水ぎめで支柱を添えて高めに植えます。植え替えは、事前に根回し根巻きをしてから植えつけます。
実生、挿し木
根元を乾燥させないように、藁や落ち葉を敷きます。
開花中の花殻摘みや、開花後のお礼肥は欠かさないようにします。
整枝は開花後、緑葉2枚から3枚を残して枝先を切除します。
夏を越すと枝先に「丸みの花芽」や「尖った葉芽」が出来るので花芽を残し、葉芽は元から切り捨てます。
寒肥として、腐葉土や油粕等を株の周りに埋め込みます。
9月頃、化成肥料を一掴みくらい根元に撒きます。
葉のふちに灰色に囲まれた褐色の病斑が現れて、枯れます。発病した葉は焼却処分します。枝抜き剪定で採光と風通しを良くしてから、殺菌剤を散布します。
黄褐色の毛虫が葉に群生して食害します。毒針毛があるので、触らないよう注意します。早いうちに、殺虫剤を散布します。
幹や枝に茶褐色の蝋状物質が付き、樹液を吸うため樹勢が衰えます。ブラシで擦り落とします。
A:回答 開花後1ヶ月で花芽が出来るため、歳末の整枝剪定で花芽の大多数が切除されてしまったためです。歳末の剪定をやめ、樹形からはみ出た長い枝のみを切る程度にしてください。
A:回答 開花後1ヶ月以内に切り戻し、枝抜き等の整枝を行えば、開花への影響が少なくなります。また、幹に陽射しを当て、採光と通風を良くします。
A:回答 梅雨の時期、新梢が固まった枝を挿し穂にします。翌年春まで、ビニールのトンネル内で管理して、1年経過したら、鉢植えで管理します。
A:回答 ハマキムシかチャドクガの可能性があります。チャドクガなら触れると痛いので注意します。発生したらすぐに、殺虫剤を散布します。
A:回答 主幹等も含めた枝抜き剪定で、蕾数を減らします。開花後に肥料を与えて、樹勢を回復させます。