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【ベストプラクティス】有限会社きたもっく

更新日:2025年5月30日 印刷ページ表示

企業・団体名

有限会社きたもっく

ロゴ/きたもっくの画像

業種

林業、薪製造業、養蜂業、薪ストーブ施工業、企業研修施設運営、キャンプ場運営他

事業内容

 浅間北麓地域の未来を地域「循環」型産業を通じて創りだし、ひとつのあるべき社会モデルの実践/提示を行っています。価値化の出口となる三次産業の創出からスタートし、二次産業、一次産業へと多面化を果たしています。

自然資本・生物多様性関連の取組

取組内容

 240ヘクタールの自社山林(二度上山)を保有しており、アーボリストによる自伐林業を行っています。この広葉樹の森を、生物多様性と生業、学びと遊びを包摂した未来に繋がる「美しい森」にしていきたいと考えており、弊社他事業や異業種企業と協業しています。キャンプ場(スウィートグラス)で発芽したどんぐりの芽を活用した子どもたちとの植樹活動、大手企業と生きる力を学ぶツアーの開催などを通じて関係人口を増やしつつあります。また、林地残材の課題(小径木の未利用)を解決すべく炭焼きの復活もさせ、養蜂業も行うことで新しい森林の価値化を果たしています。山、森を基点とした循環を丁寧に紡ぐことこそが生物多様性の担保に繋がると確信しています。

取組の背景・理由

 私たちは、自然と人のあるべき関係性を基盤にすべての事業を構成しています。なぜ、自然と共に、ではなく、自然に従う、なのか?
 この地を支配している浅間山は700年に一度大きな噴火をし続けています。それに抗うことは到底できず、巨大なコンクリートの壁をつくって自然をコントロールしようとすることなども無意味だと私たちは考えています。
 噴火が起きれば直ちに逃げ、そして収まればゼロになったこの土地にあう産業をまた興す。
 それが私たちの考える「自然と人のあるべき関係性」です。人も自然の一部であるという当たり前のことを戒めとするために、私たちは、自然に従う、という言葉を大切にしています。

ネイチャーポジティブ貢献へのポイント

 浅間北麓地域の未来を地域「循環」型産業を通じて創りだし、ひとつのあるべき社会モデルの実践/提示。日本各地、世界への発信。

今後の展望や目標

 生々しい生物多様性の実体化は、狭義の生物多様性アクションだけでなく、人の生業、学びと遊びを包摂したものであるべきだと考えています。小さなちいさな存在である「人間」としての謙虚さを堅持しつつ、未来に繋がる「美しい森」、「美しい浅間北麓」にしていきたいと考えています。

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