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平成30年4月教育委員会会議定例会の会議録

1 期日

平成30年4月17日(火)

2 場所

県庁24階 教育委員会会議室

3 出席者

笠原寛教育長、小池啓一教育長職務代理者、藤原重紀委員、青木章子委員、武居朋子委員

4 事務局出席者

北爪清教育次長、山口政夫教育次長(指導担当)、野村晃男総合教育センター所長、飯塚裕之総務課長、岩瀬春男管理課長、津久井裕美福利課長、上原永次学校人事課長、鈴木佳子義務教育課長、村山義久高校教育課長、上原篤彦特別支援教育課長、船引忠雄生涯学習課長、古澤勝幸文化財保護課長、小林信二健康体育課長、阿部誠総務課次長、根岸政彦総務課補佐(行政係長)、宇津木牧子総務課副主幹

5 開会

午後1時00分、笠原教育長、教育委員会会議の開会を宣す。

傍聴人は1名、取材者は2名であることを報告。

6 委員の欠席届について

笠原教育長が、平田委員から欠席の届出があったことを報告。

7 会議録署名人の指名

笠原教育長が、今回の会議の会議録署名人に青木委員を指名。

8 議案審議の一部を非公開で行うことについて

議案審議に先立ち、笠原教育長から、第2号議案は委員の委嘱に係る案件であることから、第3号議案は人事に関する案件であることから、審議は非公開で行いたい旨の発議があり、全員賛成で議決した。

9 教育委員会の行事日程

教育委員会の主要行事日程及び次回定例会の日程等について、総務課長が説明。

10 教育長事務報告

(笠原教育長)

 まず1点目に、年度末の人事異動の関係を御報告させていただく。今回の異動規模は、全体で4,282人(内訳:事務局289人、県立学校867人、市町村立学校3,126人)と、昨年度と比べると200人程度多い異動規模となった。異動率は、27.9%であり、教職員約4人に1人の割合での異動となった。
 2点目は、県立特別支援学校高等部の開校についてである。沼田、藤岡、富岡、吾妻の4つの地域の特別支援学校に高等部が4月1日に開校し、生徒の受入れを始めた。4月10日にそれぞれの学校で開校式・入学式が行われたが、吾妻と沼田の特別支援学校高等部の開校式・入学式には、知事にも出席いただき、私も出席した。また、同じく4月10日に行われた藤岡と富岡の特別支援学校の高等部の開校式・入学式には、それぞれ北爪教育次長、山口教育次長が出席した。これにより、特別支援学校高等部の未整備地域が解消され、小学部から高等部にいたるまで、身近な地域で特別支援教育が受けられる体制になった。
 三点目は、前回の教育委員会会議後の主な行事についても御報告させていただく。3月20日には、第83回国民体育大会・第28回全国障害者スポーツ大会群馬県準備委員会設立総会及び第1回総会が開催され、平田委員、青木委員、武居委員に出席いただき、私も出席した。
 3月30日には、退職辞令交付式並びに退職者表彰式が行われ、私から辞令と表彰状をお渡しした。
 4月2日には、事務局等職員、校長・教頭等辞令交付式及び新任教職員辞令交付式が行われ、私から辞令を交付した。
 4月10日には、県立高等学校の入学式が行われ、小池委員に沼田女子高等学校、藤原委員に二葉高等特別支援学校、平田委員に高崎東高等学校、青木委員に桐生工業高等学校、武居委員に前橋東高等学校の入学式にそれぞれ出席いただいた。
 4月16日には、公立高等学校長・公立中等教育学校長・県立特別支援学校長会議が開催され、全委員、知事に出席いただくとともに、私も出席した。
 主な行事等については以上である。
 委員の皆さんから出席した行事について、一言ずつ感想をいただければと思う。小池委員からお願いする。

(小池委員)

 4月10日に沼田女子高校の入学式に行ってきた。今年は桜が非常に早かったが、うかがった時は、盛りを少し過ぎたところだった。街の中にあって、落ち着いた環境の中で、温かい入学式が行われた。140名ほどの入学者であった。保護者の方もたくさん出席しており、落ち着いた雰囲気の中で、確かに伝統校であることがよくわかる入学式だった。ただ、やはり人口減少の影響はなかなか大きなものがあって、これから先、果たしてこういう形で女子校としてどこまで続いていけるのか一抹の不安を感じた。いい経験になった。

(藤原委員)

 私は二葉高等特別支援学校に行ってきた。ここは重複障害児の生徒が入学したということで、全部で11人のうち、9人は肢体不自由と知的障害があり医療的ケアが必要、あとの2人は肢体不自由と知的障害の重複である。私は初めて重複障害児の入学式に参加したが、極めて厳粛な雰囲気で行われた。それは一般の高等でない特別支援学校では、自分の行動が自分で制御できない子どもが入学してくるが、高等特別に入学する生徒は静かにできており、厳粛な雰囲気の中で行われた。式が終わった後で保護者からもよい入学式ができたという話があった。今年の入学者のうち1名は、自発呼吸ができないので、学校への通学もできない。したがって、特別支援学校の方から訪問教育を行う予定だそうだが、訪問教育にあたって、前橋市教育委員会と連携がうまくいったケースなので紹介したい。この方は県営住宅に住んでいて、訪問教育をするのに、学校の教員が車で生徒の自宅に行かなければならないが、駐車場の確保ができない。この生徒は、前橋市立特別支援学校を卒業し入学したが、前橋市教育委員会に相談したら、公園近くのスペースを駐車場として借りることができ、訪問教育もうまく始まったということであった。
私は聾学校、盲学校も視察をしたが、聾学校の場合、聴覚が不自由でも部屋の中にループが張ってあって、どこで先生が話をしても生徒は直線的に聞こえてくる。ここは重複障害児なのだが、そこまでの配慮がない。先生方が、聴覚障害児は、ある程度耳に対して直角に話していかないといけない。しかし、ループがあると直角的に聞こえてくる。可能であれば、そういう教室にはループが設置できるとよいと思って帰ってきた。

(青木委員)

 私は桐生工業高校の入学式に行ってきた。全日制と定時制のある学校の入学式ははじめてで勉強になった。自分は保護者委員なので、保護者席を見るが、全日制の保護者席は満杯だったが、定時制の保護者席はガラガラで、残念というか、複雑な気持ちがした。
 式では、初々しさを感じて、工業ということで、それぞれの専門を学ぶわけだが、生徒たちが3年後どう育っていくのかとても楽しみに感じた。とても和やかな入学式だった。ただ、保護者の目線で言うと、呼名の際に先生が緊張しているのか、あるいは難しい名前が多いからなのか、名前を間違ってしまうことが多々あった。保護者は先生のそういうところも見ている。一生に一度の記念の日でもあるのでしっかりしてほしい。
 最後に定時制の生徒と集合写真をとったが、その時には保護者はそろっていた。保護者は式の間どこにいたのかと思った。

(武居委員)

 私は前橋東高校の入学式に行ってきた。最初から最後まで厳粛な雰囲気で式が行われた。昨日の校長会でも報告させていただいたが、新入生が会場に来る前に、会場で保護者に対して吹奏楽による歓迎演奏会が行われた。管楽器の音色が澄んでいて、気持ちが解き放たれるような想いがした。会場全体に入学式のいい雰囲気ができあがった感じがした。そこに新入生が緊張した面持ちで入場してきて、240名一人一人が呼名され、入学許可を得ていたが大事に呼名されていた。校長先生の式辞の際に、生徒が背筋を伸ばして、校長先生の顔を見ながら、話を一言も聞き漏らすまいと校長先生の顔を見る姿を見て、一生懸命頑張ってほしいという気持ちになった。文武両道を目指す学校ということで、学校でいろいろ学んでくれると思うが、3年後に240名一人も脱落することなく、全員そろって元気な姿で卒業式を迎えてほしいと思った。

(笠原教育長)

 私からも一言話させていただく。4月10日に知事に同行して吾妻と沼田の特別支援学校、それぞれ高等部の開校式・入学式に参加した。昨日の校長会の中で知事からも話があったが、沼田特別支援学校では、重複障害の生徒が、沼田の高等部の開校を1年待って4月に入学した生徒がいた。また、式に参加している保護者の様子も見て期待をされていると感じた。
 同日の午前中に吾妻特別支援学校の高等部にも出席した。新入生は4人と少なかったが、4人の生徒たちは、呼名のために並んでいる時から、隣の生徒を支えるなどしており、生徒同士が助け合う姿に非常に感銘を受けた。会場はフラワーポットできれいに飾られていたが、それは吾妻中央高校から運んでもらったということであった。新しい高校だが、すでに連携ができているということを見て、吾妻中央高校にしても吾妻特別支援学校にしても、子どもたちだけではなく、教職員、保護者も含めて連携がとれたスタートができたのかと思い、期待を高めて帰ってきた。

 それでは、その他の報告について、各所属長からお願いする。

(1)平成30年度ぐんま少人数クラスプロジェクトの充実 資料1(PDF:66KB)

 学校人事課長、さくらプラン等による少人数学級編制や、英語教育アドバイザー及び学力向上のための特配教員の配置について、資料1により報告。

(2)平成30年度公立高等学校入学者選抜結果について 資料2(PDF:52KB)

 高校教育課長、平成30年度公立高等学校入学者選抜の結果について、資料2により報告。

(3)平成30年度県立特別支援学校高等部入学者選抜等結果について 資料3(PDF:41KB)

 特別支援教育課長、平成30年度県立特別支援学校高等部入学者選抜の結果について、資料3により報告。

(4)「適正な部活動の運営に関する方針」について 資料4(PDF:517KB)

 健康体育課長、県教育委員会で4月1日に策定した「適正な部活動の運営に関する方針」について、資料4により報告。

(5)第2回群馬県立藤岡中央高等学校ハンマー投げ事故検証委員会の開催について 資料5(PDF:17KB)

 健康体育課長、第2回群馬県立藤岡中央高等学校ハンマー投げ事故検証委員会の開催日時、場所及び開催内容について、資料5により報告。

(笠原教育長)

 御質問があればお願いする。

(小池委員)

 資料の4の適正な部活動の方針について、これはそれぞれの立場で考えを持っている保護者の方々のためにも背景を十分に認識してもらえるように丁寧な説明をしてほしい。もう一つ教員の多忙化との絡みがあることも理解いただきたい。併せて学校外の協力は欠かせない事案であるので、専門性のトレーニングについても県として十分責任を持って対応してほしい。大変なことであるが、今やらないとどうにもならない。ぜひ頑張ってほしい。

(健康体育課長)

 説明については、各種会議等で説明しているところであるが、特に保護者や地域の方々に一番近い学校での最終的な方針の策定について、市町村教委を通じて、各学校で地域の方、保護者への丁寧な説明をお願いする形で進めたい。

(笠原教育長)

 他に御質問があればお願いしたい。

(藤原委員)

 2点ある。資料2の公立高等学校入学者選抜結果について、後期選抜の各教科の分析で英語以外の教科が昨年にくらべると平均点が下がっている。先ほどの説明だと思考力、判断力を問う設問が多く、昨年と問題傾向が異なるので、今年の平均点は妥当ということなのか。

(高校教育課長)

 出題傾向は大きく変わったということではない。近年、思考力、判断力、表現力を問う問題、記述式の問題を継続的に出題している。昨年度については、例年に比べ平均点が高かったが、やや優しい問題が含まれていた。出題傾向は一貫していると考えている。ただし、以前は問題ごとの難易があったのに対し、近年の問題は、一つの大問の中で易しいところから難しいところまで幅広く問うているため、生徒の学力を適切に評価できる問題になっていると考えている。

(藤原委員)

 2点目、資料4の小池委員からも質問があった関係で、私も徹底すべき内容であると考える。最後の6ページの保護者あての通知を見ると、これだけでは。たとえば全国大会を目指しているところが他県はでどうやっているのか、私学との関係はどうかなどを保護者だけでなく、それを目指している指導者の先生、生徒など多方面にきめ細やかな説明をお願いしたい。

(健康体育課長)

 いろいろな立場、考え方の人がいるので、保護者、地域を含め学校は、学校の方針を策定する時に校内で共有していただけると思っているが、地域の団体等の働きかけも十分に協力が得られるよういろいろな場面で説明して、連携して取り組んでいけるよう努めていきたい。

(笠原教育長)

 中学校については市町村教育委員会に保護者の反応、地域の反応は早くでてくると思う。そういう意味では市町村教育委員会としっかり情報共有をしながら、丁寧な理解を求める会合を県教育委員会でもやっていきたい。
私の方からも1点質問する。資料3の関係だが、表の中で志願したが、受検しなかった生徒が2人いるが進路は把握しているか。

(特別支援教育課長)

 1名は進路変更のため、もう1名は当日欠席ということで自己都合によるもの。不登校気味で当日も受けられなかったと聞いている。詳細は把握していない。

(藤原委員)

 資料2の少人数クラスプロジェクトについて、1学級が30人以下というのは、何人までにするという上限はあるのか。

(学校人事課長)

 30人以下の編制とするために、1学級の人数が31人を超えると16人と15人に分ける。30人を上回らないような学級編制にしている。少人数学級できめ細やかな指導をするために、児童・生徒の数が31人になれば15人と16人という形で、32人では16人と16人、40人いれば20人と20人という形で、ずっと大きくなると2クラスが3クラスになったりする。1学級の人数が30人以下になるようにする編制の仕方。30人を上回る学級はない。

(藤原委員)

 現実的に16人とか17人というクラスもあるのか。

(学校人事課長)

 実際にある。31人なら15人と16人もある。

(笠原教育長)

 逆に、31人で15人と16人の2クラスの予定だったが、入学前に転校してしまって、30人で1クラスというケースもある。

(学校人事課長)

 子どもの出入りがあるため、入学式・始業式の日を基準日としている。年度末はずっと流動的で、入学式・始業式の日で確定となり、確定した児童・生徒数により学級を編制する。

(笠原教育長)

 都道府県によっては下限を決めて、最低20人以上としているところもある。必ずしも各都道府県の少人数クラスプロジェクトは同じではない。実質的にどうやっているのか細かく見ていかないといけない。

(学校人事課長)

 1学級30人以下でやっているところ、33人以下でやっているところもある。それぞれの都道府県の特色がでている。群馬県では30人、35人、40人と発達段階に応じて1学級あたりの人数を増やして、社会性を育てている。

(藤原委員)

 わかりました。

(笠原教育長)

 事務報告については、以上とする。

11 議案審議

第1号議案 平成31年度使用義務教育諸学校の教科用図書の採択に関する諮問について(PDF:22KB)

義務教育課長、原案について説明。

異議なく原案のとおり決定

12 議案審議(非公開)

ここで、笠原教育長から、これからの審議は非公開で行う旨の発言があり、傍聴人及び取材者は退室した。

第2号議案 臨時代理の承認について(平成30年度群馬県教科用図書選定審議会委員の委嘱及び任命について)

義務教育課長、原案について説明

異議なく原案のとおり承認

ここで、笠原教育長から、これからの審議は事務局の人事に関わる案件である旨の発言があり、関係者以外は退室した。

第3号議案 臨時代理の承認について(事務局等職員の人事について)

総務課長、原案について説明

異議なく、原案のとおり承認

13 教育委員会記者会見資料について

教育委員会記者会見資料について、総務課長が説明。

14 閉会

午後1時55分、笠原教育長、教育委員会会議の閉会を宣す。

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