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令和2年1月教育委員会会議定例会の会議録

1 期日

 令和2年1月17日(金)

2 場所

 県庁24階 教育委員会会議室

3 出席者

 笠原寛教育長、平田郁美委員、青木章子委員、武居朋子委員、益田裕充委員、竹内健委員

4 事務局出席者

 飯塚裕之教育次長、山口政夫教育次長、上原篤彦教育センター所長、山崎浩通総務課長、柿沼輝信管理課長、塩谷聡福利課長、上原永次学校人事課長、鈴木佳子義務教育課長、村山義久高校教育課長、町田英之特別支援教育課長、福田芳美生涯学習課長、柴野敦雄文化財保護課長、矢島貢健康体育課長、小林謙五総務課次長、羽鳥正総務課補佐(行政係長)、宇津木牧子総務課主幹

5 開会

 午前10時00分、笠原教育長、教育委員会会議の開会を宣す。

 傍聴人は1名であることを報告。

6 会議録署名人の指名

 笠原教育長が、今回の会議録署名人に益田委員を指名

7 議案審議の一部を非公開で行うことについて

 議案審議に先立ち、笠原教育長から、第65号議案から第67号議案は議会に提出する案件であるため、審議は非公開で行いたい旨の発議があり、全員賛成で議決した。

8 教育委員会の行事日程

 教育委員会の主要行事日程及び次回定例会議の日程について、総務課長が説明。

9 教育長事務報告

(笠原教育長)

 最初に私から報告する。
 一点目は、群馬県いじめ問題等対策委員会の関係である。県立高校生徒の自殺が疑われている死亡案件について、前回教育委員会会議以降、調査計画に基づいた聴取調査を行っており、教職員の他、亡くなられた生徒と同じクラスの生徒全員を対象に、1月上旬から順次、聴取が行われている。今回の聴取調査や、これまでに実施した調査結果を整理した上で、次回委員会以降、事実関係の検証等についての協議を行うと報告を受けている。県教育委員会として、第三者委員会の調査審議が円滑に行われるよう、引き続き全面的に協力したいと考えている。
 次に、令和2年度予算案についてだが、政府予算案が12月20日に閣議決定された。このうち、文部科学省関係は5兆3,060億円であり、今年度に比べて2億円減少している。うち、文教関係は4兆346億円で、今年度と比べて46億円の増額となっている。
 主な内容は、義務教育費国庫負担金が1兆5,221億円で前年度から21億円の増額、教職員定数も全体で1,726人の増となった。その主な内訳は、小学校英語の教科化に対応する質の高い英語指導を行う専科教員が1,000人増、小学校高学年の専科指導に積極的に取り組む学校への支援に201人増、いじめ・不登校の対応強化に100人増、学校運営体制の強化に60人増などとなっている。また、複雑化・困難化する教育課題に対応するため、通級による指導に426人、日本語指導に79人、初任者研修に39人が基礎定数化される一方で、生徒の自然減に伴う減等が299人で、差し引き315人が基礎定数化された。
 また、専門スタッフ・外部人材の拡充関連で、スクールカウンセラーの全公立小中学校配置やスクールソーシャルワーカーの全中学校区配置に加え、いじめ・不登校や貧困・虐待対策のための重点配置を1,400校から2,900校に拡充する経費として67億円、働き方改革を推進するためのスクールサポートスタッフを4,600人、中学校における部活動指導員を10,200人配置するための経費として62億円の予算が計上されている。
なお、これらは全国の人数なので、群馬県で何処まで増えるかは不透明なところである。
 本県の来年度の予算要求にこれらの国の動向も踏まえて盛り込んでいるものもある。情報収集をしっかりとしながら、制度の中身を見極めた上で、本県の施策にどのように生かせるのか、しっかりと検討していきたい。
 前回定例会以降の出席行事について報告する。
 1月8日に県議会の新春交流会が県庁32階展望ホールで開催された。平田委員と竹内委員、私が出席した。
 同日、上毛新聞社の新年交流会が開催され、代表して私が出席した。
 1月16日には、優良PTA群馬県教育委員会表彰の表彰式を開催し武居委員と益田委員が出席した。また、私から賞状を授与したところである。
 私からの報告は以上である。各委員から、出席した行事について報告をお願いする。

(平田委員)

 県議会新春交流会に出席した。本当にたくさんの方が出席されており、関係者の多さを改めて感じた。今回はじめて出席したが、視野が広がった気がする。

(武居委員)

 優良PTA群馬県教育委員会表彰の表彰式に出席した。幼稚園から小・中・高校、特別支援学校までの16団体が表彰された。私の経験ではPTAが元気で明るい学校は、子どもたちも元気で明るい。PTA活動は子どもたちの健やかな成長に大きく貢献していると思う。配布された実践事例を見たが、多くの学校が地域の伝統行事などの活動に積極的に参加してくれている。PTAは学校と地域を繋ぐ大切な役割をしてくれていることが分かった。その実践事例の中に、生徒が地域の大人から学ぶ機会を作るために、PTAが主体的に企画・運営している例が紹介されていた。大変参考になった。今後、地域総動員で子どもたちを育てていく流れになることが予想されている。その流れの中でPTAの役割はさらに大きくなってくると思う。このような発表の機会を設けて、実践的な例を紹介することは大切なことだと思った。

(竹内委員)

 県議会の新春交流会に参加した。知事と衆議院議員に御挨拶してきたが、とにかく人数が多くて、よく分からないまま退室してきてしまった。

(笠原教育長)

 一般県民の方も出席できる交流会ということもあり、相当な人数が参加していた。お会いできなくて残念だった。
 それでは、各所属長から順次報告をお願いする。

(1)令和元年度いじめ防止ポスターコンクール結果及び表彰式について(PDF:83KB)

 義務教育課長、令和元年度いじめ防止ポスターコンクールの結果及び表彰式の開催について、資料1により説明。

(2)古墳学習プログラム(小学校教員向け古墳体験学習のためのガイドブック)策定について(PDF:28KB)

 文化財保護課長、古墳学習プログラムの策定について、資料2により説明。

(3)第17回ぐんま教育賞表彰について(PDF:36KB)

 総合教育センター所長、第17回ぐんま教育賞表彰の選考結果及び表彰式について、資料3により説明。

(笠原教育長)

 説明は以上である。教育委員から質問があるか。

(益田委員)

 資料2「古墳学習プログラム」は、今後、県内の各学校に配布し、授業で活用されることになることと思う。今年度、公開授業を高崎市立京ケ島小学校で実際に行ってみて、どのような効果があったか、把握していることがあったら教えてほしい。

(文化財保護課長)

 今年度中に県内全ての小学校に配布する予定である。実際の活用は来年度以降を想定している。
 公開授業研究会では、当時はまだこのガイドブックがまとまっていなかったので「今後の授業に役立てたい」といった感想があった。また、現地に行って授業をすることについて「体感することで理解が深まった」という意見があった。

(益田委員)

 このように、文化財を学校教育で活用するためのプログラムを提案していくことは、大変重要なことである。

(武居委員)

 従来の学校や地域で古墳見学は、行ってきた後、「古墳すごかったね」で終わっていた。しかし、この古墳プログラムでは、授業形態での取り上げ方の例などが具体的に挙げられており、参考になる点が詳しく載っている。子どもたちが古墳の価値を実感しながら学習できるよう工夫されている。この冊子が各学校に配布された後、実際の授業で活用されることを期待したい。

(義務教育課長)

 現在、配布している『はばたく群馬の指導プラン2』では、授業の流れが、子どもたちが課題を掴み、調べて、自分の考えをまとめるという形になっている。この古墳学習プログラムは、指導プランの具現化という意味でもとても参考になると考えている。義務教育課としても、いろいろな機会を使って紹介していきたい。また、事例を集めてホームページに載せることで、いろいろな人に見てほしいと思っている。文化財保護課と協力して取り組みたい。

(笠原教育長)

 子どもたちに郷土への誇りと愛着を持ってもらいたい。群馬県は多くの古墳が残っているので、各地域で活用されることを期待したい。

(平田委員)

 郷土への誇りは、自分への誇りにもつながる。ぜひ教育の場で活かしてほしい。なぜ群馬にこんなにも古墳があるのか、その理由は、日本の歴史、もしかしたら世界の歴史とも関係することである。小学校段階の歴史学習でも理解できるように伝えることができれば、より群馬への誇りにつながると思う。古墳学習と歴史学習はどのように関わり合っているのか。また、先生方には具体的にどのように伝えているのかという点はどうか。

(文化財保護課長)

 社会科の授業で、ヤマト王権などについて学ぶ中で、なぜこれだけ大きい古墳があるのか、なぜこれほど数が多いのかということを、大きな一つのつながりの中で説明できることを、授業の実践例などで取り上げていきたい。また、古墳学習プログラムの最後に「古墳学習プログラム協力機関一覧」を掲載しているが、そこには各市町村の資料館なども掲載している。京ケ島小学校の公開授業は観音山古墳で行ったが、その時は文化財保護課の職員がゲストティーチャーとして参加し、児童からの質問について職員が解説するという形をとった。同じように各市町村の資料館等にゲストティーチャーを依頼すれば、実際に古墳の研究をしている学芸員などからレクチャーを受けることもできる。学校だけではなく、博物館などにも協力を求めていきたい。

(竹内委員)

 古墳学習なので、建物や出土品から歴史を学ぶことが多いと思う。例えば7ページに大国主命のような格好をしたイラストがあるが、この時代の服装はズボンに靴を履いてベルトを締めている。日本の民族衣装といえば和服に草履だが、それ以前の時代の方が現代に近い服装をしている。これは自分も昔から疑問に思っていることなのだが、そんな風に生活様式などに着目するのも面白いと思う。

(文化財保護課長)

 古墳を切り口に、当時の生活の部分にも幅を広げていくという視点も重要であると考えている。そういった観点からも進めていければと思う。

(笠原教育長)

 子どもたちにはいろいろな疑問をもってもらい、また考えてみて欲しい。
 それでは、教育長事務報告は以上とする。

10 議案審議(非公開)

 ここで、笠原教育長から、これからの審議は非公開で行う旨の発言があり、傍聴人は退室した。

第65号議案 臨時代理の承認について(群馬県公文書等の管理に関する条例について)

 総務課長、原案について説明

 異議なく原案のとおり承認

第66号議案 臨時代理の承認について(知事の権限に属する事務の補助執行の協議について)

 管理課長、原案について説明

 異議なく原案のとおり承認

第67号議案 群馬県の教育、文化、学術及びスポーツ振興に関する大綱の変更について

 総務課長、原案について説明

 異議なく原案のとおり決定

11 教育委員会記者会見資料について

 教育委員会記者会見資料について、総務課長が説明

12 閉会

 午前10時40分、笠原教育長、教育委員会会議の閉会を宣す。

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