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第5回「高校教育改革推進計画」有識者委員会

1 日時

平成26年2月4日(火)15時45分~17時15分

2 会場

群馬県庁第1特別会議室

3 出席者

「高校教育改革推進計画」有識者委員会委員 10名
オブザーバー 1名(群馬県教育委員会委員)
事務局 18名(教育長、教育次長(指導担当)、高校教育課長ほか)

4 概要


  1. 挨拶 委員長
  2. 議事
    (1)入学者選抜制度について
    (2)高校教育改革に関する検討のまとめについて
    (3)その他

<配付資料>

次第、委員名簿、事務局出席者名簿、第5回「高校教育改革推進計画」有識者委員会資料

5 議事概要

(1)入学者選抜制度について

(委員長)
 次第の「3議事 (1)入学者選抜制度について」から始めたい。

(事務局)
(「『高校教育改革推進計画』有識者委員会の検討事項に係る今後の取扱いの方向性について(案)」及び「入学者選抜制度について」に関する資料を説明)

(委員長)
 意見交換の前に、事務局の説明について、質問等があればお願いしたい。

(各委員)
(特に質問等なし)

(委員長)
 それでは意見交換に入りたい。
 「3 入学者選抜(前期選抜・後期選抜)の在り方について」を中心に、意見を頂きたい。

(委員)
 事務局案がよく整理され、分かりやすくまとめられている。前期選抜への学力検査の導入については、基本問題と総合問題の選択という点にも配慮されている。また、国語、数学、英語について、出題内容の例(イメージ)を見ると、基礎・基本に重点を置いていることが明確に示されている。さらに、国語の中で、話された内容を正確に聞き取るということや、英語の中でリスニング的なものを重視することは、今の若者が人の話を聞けない、聞いて正しく理解できないということも指摘されているので、大変良い方向性であると、感想を持った。

(委員)
  入学者選抜制度の改善の方向性が、分かりやすくまとめられている。前期選抜と後期選抜との対比が明確で良い。
 ただし、前期選抜の出題例で少し気になるところがある。例えば、国語では、基本的事項として、言語に関することや文法などがあると思うが、この文章では、聞き取りや読み取りに限られるような印象を受ける。そうではなくて、基礎的な言語事項や文法なども入るということであれば良いと思う。

(事務局)
  言語事項や文法も当然含まれる。

(委員)
  前期選抜の選抜方法やねらいが明確で、良くまとまっていると思う。

(委員)
  前期選抜でも後期選抜でも、中学校3年間で身に付けた基礎的な学力が試されることは必要である。
 各高校の特色については、総合問題等で示すことができる。

(委員)
  総合問題等を学校で作成することは、それぞれの学校が求める生徒像が反映されて良いと思う。
 保護者の立場、また小学校の立場からすると、入学者選抜の内容や方法が明確に示されていると、学力の在り方や高校入試の在り方について見通しが持てて良いと思う。

(委員長)
  入学者選抜制度改善のコンセプトについては、おおむね良いということである。
 選抜基準の明確化については、いかがか。

(委員)
  選抜基準を明確化することは時代の流れである。

(委員長)
  前期選抜では、多様な検査のコンビネーションができ、その分、各検査の比重のとり方が細かくなるが、各高校が求める生徒像や選抜に当たって重視する項目、各検査の比重等について明確にするという方向性でよいか。

(各委員)
(異議なし)

(委員長)
 選抜日程については、いかがか。
 再募集や定時制課程選抜の在り方等も含めて今後検討するという方向性でよいか。

(各委員)
(異議なし)

(委員)
 入学者選抜制度改善の実施時期について言及されていない。大学入試改革は現在の中学1年生ないし小学6年生を意識して、5年後6年後の実施を目指して進められている。これとうまくリンクさせて3年後くらいの実施とならないか。
 なお、選抜方法等の改善については3年後、選抜基準の明確化についてはできるだけ早くと、分けて考えた方が良い。

(委員長)
 指摘いただいたことについて伺いたいと思っていた。大学入試においても、受験生に多大な不利益を与える可能性がある変更については一定の周知期間を置くが、そうでない場合は短い周知期間で実施している。
  本県の公立高校入学者選抜においては、大きな変更については、これまでの例では、仮に平成26年度に公表した場合、中3年を空けて平成30年度の実施となる。平成26年度の小学校6年生に周知するということである。
 こうしたことについて明確な規定はなく、場合によっては、平成26年度の中学校1年生に周知し、平成29年度の実施とすることも考えられるとのことである。公表から実施までの期間について、意見を頂きたい。

(委員)
  今回の選抜方法等の改善は、それほど大きな変更ではないので、平成29年度からの実施でも大丈夫ではないか。

(委員)
  平成29年度でも平成30年度でも大丈夫であると思うが、改善を速やかに実施する観点からすれば、平成29年度からでよいのではないか。

(委員)
  制度改善をなるべく早く決定し、平成26年度の中学校1年生に早い段階で周知できれば、生徒は対応できると思う。

(2)高校教育改革に関する検討のまとめについて

(委員長)
  次に、「(2)高校教育改革に関する検討のまとめについて」に進みたい。

(事務局)
(「高校教育改革に関する検討のまとめ」に関する資料を説明)

(委員長)
 事務局の説明について、質問等があればお願いしたい。

(委員)
 「4 中高一貫教育校の在り方」の「今後の方向性」について、「新たな設置については、地域の義務教育への影響なども考慮し、全県的な見地から検討することが必要である。」という文言は、幾つかの解釈ができると思うが、事務局としてはどのように考えているか。

(事務局)
 まず、「地域の義務教育への影響なども考慮し」の部分について、地域の義務教育への影響については様々な意見があると認識している。現在、県が所管している中央中等教育学校は、広域から生徒が通学している。今後、こうした学校が増えれば、各学校においては地域性が生じてくることも想定され、そうした場合には、少子化の中では、地域の公立中学校に影響が出ることもあり得ると考えている。
 次に、「全県的な見地から検討することが必要」の部分について、当初中央中等教育学校は唯一の公立中等教育学校であり、パイロット校的な色彩があったと認識している。これまでに市立四ツ葉学園中等教育学校や市立太田中学校が設置されたが、総合学科高校のように、地区ごとに計画的に配置されてきたわけではない。また、中高一貫教育校はこれまでになかった学校形態であり、その成果や課題を踏まえ、地域ごとにというよりは、地域の状況を踏まえつつ、全県的な見地から検討していくことが必要であると考えている。

(委員長)
 それでは、意見交換に入りたい。内容について、付け加えるべき点や変更すべき点等があればお願いしたい。

(委員)
 中等教育学校及び併設型中高一貫教育校の新たな設置について、地域区の状況を踏まえつつ、全県的な見地から検討する旨の説明が事務局からあった。そこで、今後の方向性の文言の中に「配置」という語を入れ、「全県的な見地から配置を検討する」とした方が良い。

(委員)
 同じく中等教育学校及び併設型中高一貫教育校の新たな設置について、「地域の義務教育への影響なども考慮し、全県的な見地から検討することが必要である。」という表現では、設置に積極的なのか、慎重なのか、よく分からない。地域の教育力を高めることを期待し、今後の方向性の文言に、地域の実情を考慮して配置を検討するような、積極的な意味合いを込めてもよいと思う。

(委員長)
 地域の実情を考慮して設置するという意見を頂いた。

(委員)
 「3 定時制課程及び通信制課程の在り方」の「今後の方向性」については、別紙の「今後の取扱いの方向性」に、「引き続き定時制課程・通信制課程に係る所要の検討を行うため、学校関係者からなる実務検討委員会を設置する。」とあるので、書き方を改めた方が良い。
 定時制課程及び通信制課程は、設置当初の趣旨と現状とが合わなくなってきている。義務教育における適応指導教室のような在り方が必要となっている。不登校の状況は幅が広い。フレックススクールに通学できる生徒は、軽度である。不登校生徒を、その状況に応じて、多層的に何段階かに分けて受け入れることができる機関があるという状況が望ましい。
 そのような意味では、通信制課程は、一番緩やかな仕組みを持つ受入先となる。通信制課程では、スクーリングとテストを受ければ単位が取れるからである。現在の通信制高校は、授業を毎日はしておらず、日曜日等にスクーリングを実施しているが、希望者は毎日授業を受けられるような、新たな通信制の仕組みを作ってはどうか。
 夜間定時制課程については、不登校生徒を受け入れる学びの場としては、必ずしも良くないと考えている。一方で、夜間でないと通学できない生徒もおり、そのような意味でも多層性がある。
 今までの定時制課程及び通信制課程の在り方について、抜本的に、発想を変えて、検討し直した方が良い。今後設置される検討委員会において、定時制課程及び通信制課程の在り方の今後の方向性については、リセットした方が良い。

(委員長)
 実務検討委員会が設置されるのであれば、そこで検討するという方向性の方が、発展的かもしれない。
 他にはいかがか。

(各委員)
(特に意見等なし)

(委員長)
 それでは、これまでの検討のまとめについては、頂いた意見を踏まえて、総合的に検討の上、取りまとめたい。
 本委員会の検討の経過及び結果について、今後、教育委員会に報告することになっている。取りまとめ及び報告については、委員長に一任していただければ有り難い。

(各委員)
(「よろしくお願いしたい」との声多数)

(3)その他

(委員長)
 その他、協議することがあれば、事務局から提案願いたい。

(事務局)
 本委員会の検討の経過及び結果については、委員会を代表して委員長及び副委員長から、県教育委員会に報告をいただく予定である。
 本委員会で頂いた意見及び方向性については、県教育委員会として預かり、頂いた方向性を踏まえながら、入学者選抜制度改革及び高校教育改革を推進してまいりたいと考えている。

(委員長)
 事務局の提案について、いかがか。

(各委員)
(異議なし)

(委員長)
  それでは、事務局提案の方向で進めさせていただくこととしたい。
 皆さんには、これまで、活発で建設的な御意見を頂いてきた。お陰さまで良い報告ができると思う。
 入学者選抜制度の在り方は大変重要である。公平、公正ということもあるし、生徒の本質的な能力の開発ということにも関わる。
 これからの時代を担う人材を育成する上で、群馬県は、様々な資源があり、良い環境にあると思う。良い制度で入学者選抜を行い、入学後、そうした資源を有効に活用し、生徒を育てていくことが重要である。皆さんには、そうした方向に役に立つ意見を頂いた。感謝申し上げる。

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