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ぐんま学生会議 ロールモデルインタビュー【3】竹澤奏子さん、畑中祐美子さん(正田醤油株式会社 開発部)

正田醤油株式会社 開発部開発1課において、スープやドレッシングなどの液体調味料全般の企画開発を行っている、竹澤 奏子さん、畑中 祐美子さんにお話を伺いました。

取材者:群馬大学 工学部 4年 岡本美奈子、小林直美、吉田奈央

1 仕事をする上で心がけていることは何ですか。

 人の気持ちを推察するためのコミュニケーションです。開発職というと、専門分野を受け持ち、個人作業で研究しているというイメージを持たれると思います。しかし必ずしもそれだけではなくて、私たちは食品を扱っているので予測できないものが出来たりすることもあるんです。そんな時に大切なのは、工場の方や社内の営業マン、先方のお客様が何をどうしたいのかということを話をすることにより詰めていくこと、そしてその先に何があるかを想像して自分で考えることだと思います。

2 女性であることが有利であると感じたことはありますか。

 先ほど言った、コミュニケーションが比較的得意なのはやはり女性が多いと思います。また、リアルな意見が自分の実生活に基づいて言えるのが有利でしょうか。(リアルな使い勝手の良さや、こういう風に調理するとこういう部分で困るから改良してほしいという依頼がピンと来るのは女性だと思います。)例えばスープですと、このスープ自体のことだけを言っているのではなく、それを食べるシーン全体でお客様は考えているので、そのシーンが浮かびやすいのは女性の方が多い気がします。

3 ご主人と家事の分担はどのようにされていますか。

 主人も社内なので明確には分けていないです。なぜかというと、分けてしまうとこれはやったからいいだろうとなってしまうと思うので、やれなかったことをやってもらう形にしています。同じ社内にいるとお互いの状況がよく分かるので、その理解の上でできないことを補い合っています。

4 続けて質問なのですが、独身の時と仕事量や内容などは違いますか。

 そうですね。独身時代は時間の使い方もよくわかっていなかったので、そのような点から見たら独身時代のほうが多く働いていたと思います。産休明けは重要な仕事を持ってしまうと子供急な体調不良などで休みがちだと皆に迷惑がかかるので、時短の制度(仕事時間を2時間まで短くできる制度、子供が小学校に上がるまで活用できる)をうまく活用しながら、徐々に独身時代のペースに戻していきました。

取材の様子写真

5 どうすれば女性が職場や社会で活躍しやすくなると思いますか。

 当社では産前休暇、産後休暇、時短制度を設けています。結構利用されている方も多いです。私は産前・産後休暇を取り、今は時短制度を取っていない状態です。私が思うに家庭環境が違うと家庭と仕事のバランスも違うだろうし、その制度を、それぞれの人に合わせて運用していくということを私たちや上司、会社側と共に模索していけたら、次の世代につなげられると思います。

6 活躍する女性が考える群馬の魅力

 利根川と渡良瀬川と水に恵まれていたということで、醤油業をやるには適していた所だったのかなと思いますね。

7 女子学生へのアドバイス・応援メッセージ

 畑中さん:(学生の頃には)これからどうなっていくかは全然わからないとは思います。自分も、2,3年先のことや会社に慣れているといいなとか、結婚できていたらいいなくらいにしか考えられていなかったので、こういった機会を有効に活用してもらい、いろいろと見て、自分の良い道を見つけてください。

 竹澤さん:女性だから男性だからというのはあまり意識せずに、仕事と家庭、トータルで自分がどうしたいか、どうなりたいかというのを考えていけると、ちょっと見方が変わるのかなと思います。自分は入社した時には、結婚して辞めるのかなと思っていたのに、仕事を続けていくうちに考え方が変わり、それと同時に時代も変わり、その時代に自分の考え方が合っていたと思うので、心配しないで社会に出て行ってほしいと思います。

8 学生の声(感じたこと等)

 食品業界ではユーザーに女性が多いということもあり、女性の開発、研究者が多いことにとても納得しました。また、自分のビジョンをよく考えることが仕事を選ぶときには大切であることを学びました。 

集合写真

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