移動尾瀬自然教室（尾瀬学習）

　移動尾瀬自然教室は、子どもたちの自然や環境に対する意識を高めることを目的とした出前授業です。本県を代表する尾瀬の自然のしくみや人との関わり、さらには幅広い視点からの環境保全について楽しく学ぶことができます。平成12年度から令和5年度までに、のべ444校、29,199人にご参加いただいています。

　令和6年度も移動尾瀬自然教室を実施いたしますので、ご利用ください。

期待される効果

　尾瀬や自然環境への関心を高め、環境保全への理解が深まります。これまでに参加した子どもたちからは、「尾瀬に行ってみたくなった」「身近な自然もよく見てみたい」「将来は自然を守る仕事がしたい」などの感想をいただいています。総合的学習の時間や特別活動のほか、社会や理科、道徳などの授業として取り組む学校も多くあります。年間を通した学校やクラスの学習の一部としての活用も考えられます。

募集案内

実施方法

　各学校へ講師が出向き、スライドを使って授業を進めます。クイズを交えたり、ワークシートを使用したりしながら、わかりやすくお話します。​

• 実施期間：令和6年12月1日～令和7年3月31日
• 対象：県内小学校・中学校の各学年
• 場所：希望する各学校
• 所要時間：1時限～2時限（2時限分をお勧めします）
• 講師：群馬県、公益財団法人尾瀬保護財団の職員等
• 費用：無料（学校側の費用負担はありません。教材も無料配布します。）
• 教材：スライド、ワークシート、小冊子「尾瀬ミニブック」等
• その他：実施後アンケートへのご協力をお願いいたします。

内容

　次のテーマ例を参照ください。詳細はご担当の先生と事前に打ち合わせて決めます。

• 尾瀬の自然：（例）湿原の成り立ち、尾瀬に生育する動植物とそのつながり、気象・気候の特徴等
• 自然と人との関わり：（例）ダムや道路の開発、水質悪化、湿原の裸地化、国立公園、天然記念物
• 自然を守るための取組：（例）植生回復作業、木道やトイレ施設整備、交通規制等
• 尾瀬に関わる人々：（例）ビジターセンター職員、ボッカさん、山小屋、ボランティア、自然保護団体
• 尾瀬を通して身近な自然を考える：（例）環境を守るために自分ができることを考えるきっかけづくり

実施にあたってのお願い

• 実施会場：電子黒板やスクリーン、プロジェクター、延長コード等をお貸しいただける場合は、ご準備をお願いいたします。スクリーンの場合は、暗幕で暗くできる教室が適しています。
• 対象人数：児童生徒が多いと声が届きにくいこともあります。1学年の人数が100名を超える場合や複数の学年で希望される場合は、分割して実施等も可能ですのでご相談ください。

申込方法

　実施申込書をご記入の上、メールにてお申し込みください。
　お申込みの際は、件名の一部に「移動尾瀬」とご入力をお願いいたします。
　※原則として実施希望日の2ヶ月前までにお申込みください。
　※申込多数の場合はお受けできないこともございます。

　【申込み先】
　群馬県自然環境課（尾瀬保全推進室）
　メール：kanshizen（アットマーク）pref.gunma.lg.jp
　※「（アットマーク）」を@に置き換えてください。

　募集案内及び実施申込書は、下記からダウンロードください。​

• 令和6年度移動尾瀬自然教室募集案内 （PDF：587KB）
• 令和6年度移動尾瀬自然教室実施申込書 （PDF：142KB）
• 令和6年度移動尾瀬自然教室実施申込書 （Word：20KB）

尾瀬ネイチャーラーニングを実施する場合の利用

　「移動尾瀬自然教室」と「尾瀬ネイチャーラーニング」は別事業です。
​　尾瀬ネイチャーラーニングを実施する場合、担当ガイドが別途事前学習を行いますので、移動尾瀬自然教室の対象となりません。但し、尾瀬ネイチャーラーニングの事後学習として更に深めたい場合や、前年度に導入学習として移動尾瀬自然教室をご希望の場合は、お受けできますのでご相談ください。

移動尾瀬自然教室のこれまでの実施状況

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