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県立赤城公園
新着情報
県立赤城公園ビジターセンター駐車場の利用規制について(令和7年4月28日更新)
赤城ランドステーション新築工事に伴い、ビジターセンター周辺の駐車場利用を一部規制します。
ついては、下記ファイルをご参照ください。
ご不便をお掛けしますが、ご理解いただきますようお願いいたします。
県立赤城公園ビジターセンター駐車場の利用規制について (PDF:572KB)
県立赤城公園内の公衆トイレの冬期閉鎖解除について(令和7年4月25日更新)
水道凍結による設備の破損等を防止するため、冬期閉鎖していた公衆トイレについて令和7年4月25日(金曜日)から解放いたします。
なお、小沼駐車場公衆トイレについては、施設整備の点検終了後、令和7年5月上旬に解放予定となっております。
ご不便をお掛けしますが、ご理解いただきますようお願いいたします。
県立赤城公園ビジターセンターの閉鎖について(令和7年4月1日更新)
赤城公園活性化に向けて、現在新たな拠点施設『赤城ランドステーション』を県立赤城公園内に整備しています。
これに伴い、県立赤城公園ビジターセンターは令和7年3月31日(月曜日)をもって閉鎖いたしました。
赤城ランドステーション開業までの間、ご不便をお掛けしますが、ご理解いただきますようお願いいたします。
詳細は以下のページ及び2 公園内の施設等の概要をご覧ください。
登山道におけるヒップソリの使用について
登山道におけるヒップソリの使用は、ほかの登山者との接触事故といった危険な場合があります。
特にアイゼン等を着用したままのヒップソリ使用はご遠慮ください。
小沼トイレ(団体)及び小沼駐車場(大型車)の利用規制について(令和6年6月14日更新)
小沼のトイレはバイオトイレのため、大人数で利用すると処理能力を超え、異臭が発生してしまいます。
そのため、令和6年4月26日より、団体でのトイレ利用の制限及び大型車の駐車規制を実施しています。
なお、大型車の駐車は禁止していますが、人の乗降等のための停車は可能です。
大型車の駐車及び団体でのトイレ利用については、県立赤城公園内の他の駐車場や公衆トイレを御利用ください。
御協力お願いいたします。
公園利用者のみなさまへ
公園のルール
公園はみなさんの憩いの場所です。誰でも気持ちよく利用できるように次のことを守りましょう。
公園利用ルールとマナー(PDFファイル:260KB)
県立公園内におけるドローンの使用について(PDFファイル:98KB)
ドローン飛行禁止区域(PDFファイル:184KB)
県立公園内で業として撮影等を行う場合は申請が必要になります。
県立公園での行為許可申請
公園通報システム
公園利用者から情報を収集するため、LINEによる通報システムを運用しています。
詳細は、以下のページから確認してください。
注目情報
県⽴⾚城公園の活性化事業
県では、赤城エリアの活性化、自立性のある持続可能な公園の管理・運営を推進するため、赤城公園に求められる機能や役割を整理し、今後の赤城エリアが持つ自然環境やアウトドア資源等を活用した各種取り組みをまとめた「基本構想」の策定に着手しました。
詳細は以下のホームページをご覧ください。
県⽴⾚城公園の活性化事業
1 公園の概要
標高1828メートル。伸びやかな裾野を持つ赤城山(あかぎやま)は、群馬県の象徴ともいえる名山です。
赤城山は深い森と大小の湖沼、湿原を抱え、そこには多様な動植物が生息しています。特に多くの観光客を集める山頂部は、多彩な自然環境を有しており、火口原湖の大沼、爆裂火口の跡にできた火口湖の小沼、かつての古大沼湖の一部が湿原化した覚満淵(かくまんぶち)と、いくつもの外輪山が変化に富んだ美しさを見せています。
県立赤城公園は、この赤城山頂部の豊かな大自然の中に広がる、およそ1290ヘクタールの県立公園です。この地域が県立公園として指定を受けたのは、昭和10年2月8日。昭和天皇の赤城山行幸を記念し、赤城山頂の御領地の払い下げを受けて設置されました。
公園内にはビジターセンター、キャンプ場、休憩舎、テニスコートや牧場などの施設があり、休日には県内外から大勢の人たちが訪れます。
また、大沼・小沼・覚満淵周辺や、地蔵岳・黒檜山には、関東ふれあいの道をはじめ、登山道や散策道が整備されていて、四季それぞれの自然の美しさを満喫できるようになっています。
※県立赤城公園内の啄木鳥橋について、利用者の安全確保を図るため、当分の間、通行止めとします。
利用者の皆様には、ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
- 通行止めとする理由
今年度、啄木鳥橋の状況を把握するため調査を行っていたところ、老朽化により木製部材及びコンクリート部材の腐食及び劣化の進行が確認されたたため - 通行止め期間
平成31年2月23日(土曜日)~当分の間
県立赤城公園区域図(マッピングぐんまの地図を利用)
(1)開設年月日
昭和10年2月8日
(2)面積
1,290ヘクタール
(3)沿革
昭和9年に昭和天皇が行幸されたのを記念し、翌年に御料地の払い下げを受け、従来の県有地を合わせて設置されました。
(4)設置根拠
県立公園条例(営造物公園ですが都市計画決定されていないため都市公園ではありません。条例上は「県有公園」となっています。)
(5)赤城山の植物
ミズナラの群落、シラカバの群落と、レンゲツツジを中心としたツツジ類の豊富さが赤城の植生の特徴です。
大沼の東側に位置する覚満淵は、赤城山唯一の湿原で、ヌマガヤやツルコケモモ群落など、中層湿原から高層湿原の湿原植物が見られます。
(6)赤城山の動物
赤城山は野鳥の宝庫で、県内で繁殖する野鳥の7割ほどを見ることができます。
また、チョウ類の多いことでも知られ、キアゲハチョウ、コムラサキなどが見られるほか、魚類では大沼のワカサギが有名で、冬季の氷上での穴釣りは赤城山の冬の風物詩になっています。
近年はシカが増え、食害による生態系危機が心配されています。
2 公園内の施設等の概要
県立赤城公園ビジターセンター
赤城公園活性化に向けた新たな拠点施設『赤城ランドステーション』の整備に伴い、令和7年3月31日(月曜日)をもって閉鎖いたしました。
長年のご利用ありがとうございました。
閉鎖後の問い合わせ先は下記のとおりです。
(1)施設整備・駐車場等に関すること
・県自然環境課
【電話】 027-226-2877
(2)観光案内等に関すること
・赤城山総合観光案内所<外部リンク>(営業期間は4月中旬から11月中旬まで)
【所在地】前橋市富士見町赤城山1-14
【電話】 027-287-8061
・道の駅まえばし赤城 観光案内所<外部リンク>
【所在地】前橋市田口町36
【電話】 027-212-0082
テニスコート
施設整備のため、当面の間、受付を中止します。
キャンプ場
令和6年度の利用期間終了をもって閉鎖となりました。
3 ハイキング・山歩きのコース(所要時間の目安)
大沼(一周60分)
大沼は標高1340メートルにあり、周囲をカルデラ壁に囲まれた周囲4キロメートル、面積88万平方メートル、最大水深19メートルの湖です。周回道路を歩くと、駒ヶ岳、黒檜山、五輪峠、見晴山、地蔵岳などの山々が織りなす四季それぞれの湖畔からの風景が楽しめます。
また湖には、ワカサギ、ヘラブナ、コイ、ウグイなどが生息し、ワカサギでは関東一の釣りスポットになっています。ワカサギ釣りについて詳しくは、赤城大沼漁協(電話027-287-8511 青木旅館)にお問い合わせください。
※周回道路は一部車道を歩く区間があるほか、水位が上がると通れない部分がありますので、気をつけてご通行ください。
覚満淵(1周30分)
覚満淵は大沼の南東側、1360メートルに位置する沼と湿原で、「ミニ尾瀬」と形容される静かな雰囲気を持っています。季節には、モウセンゴケ、ミズバショウ、ニッコウキスゲなどの花を楽しめるほか、野鳥観察にも好適です。
平坦な道と木道が整備されていて、年齢を問わず散策することができます。
なお、木道の一部において、損壊により利用できない場所がありますのでご了承ください。
Gunma Nature Trail Constraction~ぐんま自然歩道の工事~(赤城山覚満淵木道)<外部リンク>
五輪ハイキングコース(2時間50分)
五輪ハイキングコースは、赤城北面道路の五輪峠から出張山にかけての赤城外輪山の一部を歩く尾根コースです。出張山頂からは地蔵岳、大沼、黒檜山、荒山などが一望でき、出張峠からは鈴ヶ岳や渋川方面を見渡すことができます。大沼湖畔からの標高差も少ないことから、家族でのハイキングに向いています。
ルート
大沼一周道路・赤城北面道路分岐→(赤城北面道路)→五輪峠→陣笠山(1488メートル)→薬師岳(1524メートル)→野坂峠→出張山(1370メートル)→出張峠→さいたま市立赤城少年自然の家前→(湖畔遊歩道)→大沼一周道路・赤城北面道路分岐
黒檜山(3時間30分)
黒檜山は赤城山の最高峰で、山頂からは上州武尊山や皇海山、晴れた日には富士山や南アルプスまで見渡すことができます。
ルート
大洞北登山口(大沼一周道路-赤城北面道路分岐付近)→猫岩→鞍部→黒檜山(1828メートル)→鞍部→御黒檜大神→花見ヶ原キャンプ場分岐→駒ヶ岳(1689メートル)→大沼一周道路
荒山-鍋割山(4時間10分)
鍋割山から足下に見る関東平野の眺めは圧巻。5月中旬のツツジで知られる荒山は、10月下旬の紅葉も見応えがあります。
ルート
荒山高原登山口(県道前橋・赤城線箕輪バス停そば)→展望の広場分岐→荒山高原→箕輪への分岐→荒山(1571メートル)→上の避難小屋→下の避難小屋→荒山高原→鍋割山(1332メートル)→荒山高原→荒山高原登山口
鍬柄山-鈴ヶ岳(3時間)
赤城外輪山の西側にそびえる鈴ヶ岳は赤城の寄生火山のひとつ。鍬柄山では黒檜山、地蔵岳、大沼、白樺牧場などの見事な眺望を楽しめます。鈴ヶ岳では、黒檜山、鍋割山のほか、上越国境、榛名、妙義などが見渡せます。5月下旬のシャクナゲ、6月中旬の白樺牧場いっぱいのレンゲツツジなどの見所があります。
ルート
鈴ヶ岳登山口(新坂平バス停西)→姥子峠→鍬柄峠→鍬柄山(1562メートル)→鈴ヶ岳(1564メートル)→(往路を戻る)→鈴ヶ岳登山口
覚満淵-長七郎山(3時間20分)
小沼の東に位置する長七郎山は、短時間で頂上に登ることができる山です。頂上からは小沼・大沼を眼下に見下ろし地蔵岳を眺めることができます。
ルート
覚満淵入口→覚満淵→鳥居峠→(関東ふれあいの道)→小沼平分岐→長七郎山-小地蔵稜線→長七郎山(1579メートル)→沼尻→オトギの森(※注)→沼尻→八丁峠→赤城ビジターセンターバス停
(※注)オトギの森から、銚子のガラン方面へは、現在通行することができません。
4 管理の状況
(1)公園施設等の管理委託
地域密着型公園管理委託
- 委託内容:公衆トイレ8カ所の清掃
- 委託先:赤城大洞地区清掃委員会
(2)高山植物の管理委託
レンゲツツジ保護委託
- 委託内容:新坂平(白樺牧場)のレンゲツツジの保護育成
- 委託先:前橋市
(3)覚満淵検討委員会
研究者や地元関係者を構成員とした「県立赤城公園覚満淵自然環境保全検討会」を立ち上げ、現地調査や植生調査を実施してニッコウキスゲの育成阻害要因をシカの食害と笹の進出と仮定し、この阻害要因を避けた実験区を設けて経過観察をしています。
「あかぎやま」か「あかぎさん」か国土地理院発行の地図では「あかぎさん」と表記されています。
(平成21年3月現在で同院に確認。一部民間サイトの「『あかぎやま』となった」旨の記述は確認できていません)
けれども群馬県内では「あかぎやま」と呼ばれることが多くあり、この呼称が一般的といってよい状況です。