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建築物木材利用促進協定について

更新日:2023年4月1日 印刷ページ表示

群馬県建築物木材利用促進協定について

群馬県建築物木材利用促進協定

 「建築物木材利用促進協定」制度は、「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」の成立に伴い、建築物等における木材利用を促進するために創設されました。
 群馬県においても「建築物等における木材の利用の促進に関する方針」を定め、建築物における木材の利用の促進のための施策として、群馬県建築物木材利用促進協定の締結を推進していきます。

 建築物等における木材の利用の促進に関する方針

 この協定制度は、林業・木材産業事業者、建築主となる事業者、建設事業者、木材・建設関係団体等(以下、事業者等という。)が、県と協働・連携して木材の利用に取り組むことにより、民間建築物における木材の利用を促進することを目的としています。
 協定書には、木材利用やその普及など、それぞれ取り組む内容(建築物木材利用促進構想)や実施期間などを定めます。
 この協定に基づく取組により、事業者等が、建築物木材利用促進構想の実現のために県と連携して取り組むことで、民間建築物における木材利用(ウッド・チェンジ)を促進し、脱炭素社会・持続可能な社会の実現を目指しています。

協定のイメージ

 本協定については、主に建築主である事業者を想定していますが、それ以外にも、建築主である事業者に木材利用を働きかける立場にある事業者等※の役割も大きいことから、このような立場にある林業・木材産業事業者、建設事業者、木材・建設関係団体等の事業者や事業者団体とも締結することができます。
 2者協定イメージ画像

3者協定イメージ画像

協定締結による効果

<林業・木材産業事業者>

信頼関係に基づくサプライチェーンが構築できます。
事業の見通しができるようになり経営の安定化が図られます。
林業・木材産業が環境保全に資するという県民理解の醸成が進みます。

<建築主となる事業者>

ホームページに公表されることやメディアに取り上げられること等により、当該事業者の社会的認知度が向上するだけでなく、環境意識の高い事業者として、社会的評価も向上します。
木材利用による炭素固定など環境保全への貢献は、ESG投資など新たな資金獲得につながる可能性があります。
財政的な支援を受けられる可能性が高まります。(例:一部予算事業における加点等優先的な措置)

<建設事業者>

信頼関係の構築による安定的な需要の確保が期待できます。
サプライチェーンの構築による安定的な木材調達ができます。
ホームページに公表されることやメディアに取り上げられること等により、技術力のアピールができ社会的認知度も向上します。

協定締結の流れ

 協定締結については、「群馬県建築物木材利用促進協定締結要領」に基づき行います。

 群馬県建築物木材利用促進協定締結要領(PDF:168KB)

(1)申入れ書の記載内容

 協定締結を希望する事業者等は、申入れ書に以下の内容を記載し、メールまたは郵送してください。

 県は、申入れ書の内容が協定締結の要件に合致しているかを確認します。
 合致していると認められる場合「(2)協定内容の調整」に進みます。

(添付が必要な書類)
  • 申し入れ者が法人である場合は、その定款又は寄附行為及び登記事項証明書
  • 申し入れ者が個人である場合は、その住民票の写し若しくは個人番号カード(行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(平成二十五年法律第二十七号)第二条第七項に規定する個人番号カードをいう。)の写し又はこれらに類するものであって、氏名及び住所を証する書類
提出先(メールまたは郵送)

メールアドレス:rinshin(アットマーク)pref.gunma.lg.jp
​※「(アットマーク)」を@に置き換えてください。
郵送先:〒371-8570群馬県前橋市大手町1-1-1
群馬県環境森林部森林局
林業振興課県産木材振興係

(2)協定内容の調整

 県は、申入れ者との協議を行い、協定内容に係る調整を行います。

(別記様式第2号)群馬県建築物木材利用促進協定協定書(2者協定の場合)(Word:21KB)

(別記様式第2号)群馬県建築物木材利用促進協定協定書(3者協定の場合)(Word:21KB)

(3)協定の締結・公表

 協定を締結した後、協定の内容等(※注)を公表します。
(※注)協定の名称、対象区域、有効期間、協定参加者の氏名

(4)その他

 協定の内容を変更する必要が生じた場合

(別記様式第3号)変更協議書(Word:20KB)

 協定に記載した構想及び構想の達成に向けた取組を行えない等の理由により協定を解除したい場合

(別記様式第4号)協定解除届(Word:19KB)

協定締結実績

(株)長谷川萬治商店

名称

群馬県建築物木材利用促進協定

締結者

株式会社長谷川萬治商店・群馬県

木材の利用の促進に関する構想

甲の中大規模木造建築に関する知見や独自技術を生かし、県内の中大規模木造施設の建築に、乙と協働・連携して先導的に取り組むことにより、県産木材の利用促進を図る。

また、新たなぐんまゼロ宣言住宅促進事業グループを形成するとともに、木材供給プロセスのDX化を推進することで、乙の進める県内住宅への県産木材使用量の拡大に協働して取り組む。

締結日

令和5年8月22日締結

有効期間

締結の日から令和7年3月31日まで

協定書締結式

協定の締結にあたり、協定書締結式を行いました。

〇日時:令和5年11月20日 月曜日

〇出席者:

株式会社長谷川萬治商店 代表取締役執行役員社長 長谷川泰治 氏

群馬県環境森林部長兼グリーンイノベーション推進監

協定締結の状況画像  締結の状況画像