ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 健康福祉部 > 富岡保健福祉事務所 > 【麻しん】国内で輸入例を発端とした麻しん患者の報告が相次いでいます​

本文

【麻しん】国内で輸入例を発端とした麻しん患者の報告が相次いでいます​

更新日:2024年3月15日 印刷ページ表示

国内で輸入例を発端とした麻しん患者の報告が相次いでいます​

 現在、海外において麻しんの流行が報告されており、特にヨーロッパ地域における症例報告数は前年度の30倍以上に急増し、入院を要する重症例や死亡例も確認されています。

 また、訪日外客数が多い地域である東南アジア地域についても、世界的に麻しんの症例報告数が多い地域の一つとなっています。

 日本国内においても、令和6年2月に海外からの輸入症例が契機と考えられる事例報告があり、その後も令和6年3月14日までに国内で10例以上の報告がありました。

麻しん発生地域での滞在歴や麻しん患者との接触歴があり、麻しんを疑うような症状が出現した場合は、以下のリンクをご確認ください。

​麻しんを疑うような症状がある場合の受診時の注意点

医療機関の皆様へ

麻しん感染拡大防止に御協力ください

国内で輸入例を発端とした患者の報告が相次いでいます。

麻しんの患者さんが受診しても対応できるように、職員のワクチン接種歴や麻しんに対する十分な抗体価があるかを御確認ください。

職員が接種記録を確認できない場合や、十分な抗体価を保有していない場合は、ワクチン接種を積極的に御検討ください。

「麻しん・風しんの感染拡大防止に御協力ください」の画像

麻しん・風しんの感染拡大防止に御協力ください (PDF:239KB)

麻しん患者(疑いを含む)を診察した場合には以下のリンクをご確認ください。

流行性疾患患者通報業務(麻しん・風しん疑い通報)【医療機関向け】<群馬県ホームページ

感染症法に基づく医師の届出のお願い(厚生労働省)<外部リンク>

麻しん・風しん(疑いを含む)患者様に渡す感染拡大防止説明リーフレット

麻しん・風しん(疑いを含む)患者様へ感染拡大防止について説明するためのリーフレットです。診療時に御活用ください。

麻しん・風しん疑いと診断された方への画像

麻しん・風しん疑いと診断された人へ(通常日本語版)(PDF:442KB)

やさしい日本語版(PDF:425KB)

麻しんとは

麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症です。

症状

  • 症状が出始めた最初の3~4日間は、38度前後の熱が続き、咳、鼻水、結膜(目)の充血などの症状(カタル 症状)が次第に増強してきます。
  • その後すこし解熱し、再び高熱が出ると同時に全身に発疹が出ます。
  • 発疹は耳の後ろから顔、体幹、⼿足へと広がり、高熱は4〜5日続きます。

特徴

  • 感染力が非常に強いです。麻しんに対する免疫がない集団のなかで1人の発症者がいると、周囲の12~14人の人が感染するとされています(インフルエンザでは1~2人)。
  • 免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症すると言われています。

感染経路

  • 空気感染、飛沫感染、接触感染により感染が広がります。
  • 麻しん患者が咳やくしゃみをすると、周囲に麻しんウイルスを含んだしぶきが飛び散り、しぶきが乾燥してウイルスがしばらく空気中を漂います。このウイルスを含んだ空気を吸った人たちに感染する恐れがあります。

感染してから症状が出るまでの期間

 約7日〜14日

 ※ワクチン接種歴がある人は、潜伏期間が⻑くなることや、典型的な症状がみられないことがあります

予防するためには?

 麻しんは感染力が強く、空気感染するため、⼿洗い・マスクのみでは予防できません。

 ワクチン接種が最も有効な予防法です。麻しんの予防接種を受けましょう。

 麻しん・風しん混合(MR)ワクチン接種の考え方(国立感染症研究所)<外部リンク>

 予防接種歴を確認しましょう。母子健康手帳等で確認することができます。予防接種を受けた記録のない方、接種歴不明の方は、予防接種についてご検討ください。
 また、麻しんの定期接種対象者(1歳児、小学校入学前1年間の幼児)は、予防接種を受けましょう。かかりつけの医師や、市町村の予防接種担当にご相談ください。

このような方は麻しんに注意してください

麻しん患者と接触または同じ部屋に居た人

  • 麻しんは空気感染するので、麻しんウイルスにさらされた可能性があります。
  • ただし、ワクチン接種等で麻しんに対する十分な免疫をもっている人は発病しません。

麻しんに対する十分な免疫を持っていない人

  • 麻しんに罹患したことがない人
  • 過去に麻しんのワクチン接種を受けたことがない人、麻しんワクチンの接種が2回済んでいない人
  • 血液検査で、麻しんの抗体がない、または十分な量がないと言われた人

麻しんを疑うような症状がある場合の受診時の注意点

  • ⺟⼦健康⼿帳でワクチン接種歴を確認してください。
  • 感染力が非常に強いため、必ず事前に医療機関に電話のうえ、現在の症状や麻しん患者と接触したかもしれないこと、ワクチン接種歴などを伝達し、病院の指示に従いすみやかに受診してください。
  • 受診の際には、可能な限り他者と接触しないように配慮し、公共交通機関などのご使用はお避けください。
  • 麻しんの疑いがあるまたは麻しんと診断された場合には、以下のリーフレットを御確認下さい。

麻しん・風しん疑いと診断された人へ(通常日本語版)(PDF:442KB)

やさしい日本語版(PDF:425KB)

麻しんと診断された場合

  • 感染症法に基づいて、医師から医療機関の最寄りの保健所へ届出があります。
  • 届出を受けてお住まいの管轄保健所から病状や発症前後の行動などについて聞き取るために、連絡をしますのでご協力をお願いします。

その他の情報