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学校支援センターの充実に向けて

更新日:2018年8月27日 印刷ページ表示

学校支援センターの取組を充実させましょう。

 吾妻郡内の学校では「学校支援センター」を核に「地域の教育力の活用」や「地域との連携」に積極的に取り組んでいます。
 平成30年度学校支援センター運営推進状況調査によると、吾妻郡内の小中学校では、のべ約71,000人の地域の方にボランティアとして、様々な場面で学校に協力をしていただきました。「学校支援センター充実のポイント」を参考にして、地域の教育力を活用した学校支援センターにしていきましょう。

ポイント1)関係団体や行政の関係機関と連携して、地域の教育力を積極的に活用しましょう。

 地域の教育力を活用するということを専門性・効率面・安全面から見直して、学習活動を進める上で、専門性や効率面や安全面から、地域の教育力を活用できる場面を見付けましょう。このことは学校の負担を軽減し、児童生徒への学習効果が期待できるとともに地域の活性化につながります。
 また、地域に存在する文化的な団体からスポーツや芸術の団体、さらに行政機関(教育委員会や福祉課など)と連携して、学校だけでは実現できない取組を検討しましょう。各団体にお願いできるところはお願いすることで学校の負担軽減や学習効果が期待できます。

(例)放課後子ども教室担当者との情報交換。
この取組によって、学校と担当者とのコミュニケーションが深まり、子どもたちの健やかな成長が期待できます。さらに情報交換をすると、互いに役立つ情報が共有できます。

(例)青少推と連携した子どもたちの安全パトロールや、通学路点検等、健全育成の取組。
この取組によって、学校だけではカバーできない地域での子どもたちの安全が確保されます。地域を知っている団体の方に子どもたちの安全を見守っていただくことは、学校にとっても大きな支援となります。
また、地域の様々な団体と連携することで、以下のような学校だけではできない学習が実現できます。

頑張れぐんまちゃんの画像

吾妻郡内の実践例

(例)

  • 天蚕の種付け(地域の天蚕農家の方)
  • オオムラサキの飼育・観察(森林組合の方・地域の方)
  • 職場体験学習の事業所の協力
  • 福祉講演会(役場福祉課の協力)
  • 人権講演会(人権擁護委員)
  • 冬のスケートやスキー授業の支援(スケート経験者)
  • 登下校の安全支援(安全ボランティアや地域全体 等)
  • 学校の環境整備(PTA 等)
  • 授業のマル付けの協力(PTA)
  • 遠足や学校行事の安全協力や引率支援 等

ポイント2)途切れない仕組みづくりを考えましょう。

 継続的に地域との関わりや地域の教育力が活用したことを記録として残し、学校内の職員が共通理解できるような記載方法を考えましょう。
既存の年間行事計画等を改善・修正して活用することも方法の一つです。形だけでなく職員全員の共通理解がなされることに重点を置いた仕組みにしましょう。
吾妻教育事務所ではホームページで参考資料やチェックリストを公開していますので、活用してみましょう。

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ポイント3)地域とのつながりや関わりを整理しましょう。

 吾妻郡内では学校の統合が進んでいます。統合した学校については、まず統合前の各学校で培った地域とのつながりや関わりを整理し、職員の共通理解をしましょう。
そして、統合がない吾妻郡内の学校についても、改めて自校の地域との関わりを整理し、学校職員全員で共通理解して、新しい視点で地域の教育力を活用した活動を考えていきましょう。

ポイント4)活動の様子を地域に発信していきましょう。

 学校だよりやホームページなどに活動の様子を掲載するなどして地域に発信することで、幅広く自校の取組を知ってもらいましょう。そして、自校に合った発信方法を工夫しましょう。

ポイント5)教育事務所を活用してください。

 吾妻教育事務所は、地域連携の窓口となり学校や地域の情報を収集・整理し、広く情報提供や相談活動を行っています。また、社会教育主事が、学校支援に関わる団体情報や取組実践を紹介していきます。
お困りの際は、吾妻教育事務所に連絡をください。ニーズに合った情報提供や提案をさせていただきます。

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