本文
ぐんま学生会議 ロールモデルインタビュー【1】 齋藤 由紀子さん(東京海上日動火災保険株式会社群馬支店 業務グループ 課長代理)
東京海上日動火災保険株式会社群馬支店において、業務グループ課長代理として、子育てをされながら、県内の営業担当部署の支援、地域型営業担当社員の研修の企画・運営等を行っている、齋藤 由紀子 さんにお話を伺いました。
取材者:群馬県立女子大学 国際コミュニケーション学部 3年 上村優華、河内裕美、高嶋綾香
1 ワークライフバランスを取りながら働き続けるためにしている、努力や工夫はありますか。
現在は時間との戦いなので、全部自分で抱え込まないようにしています。特に家事や育児においては、使えるサービスは使うようにしています。また、夫と常にコミュニケーションをとってお互いの仕事の繁忙期を共有し、家事・育児を分担するよう工夫をしています。
2 仕事と家庭を両立しながら働き続けることは大変だと思いますが、そのやりがいは何でしょうか。
何歳になっても、日々自分が成長できるという点がやりがいになっていると思います。
3 これからの目標を教えてください。
働き続ける以上は、何らかの成長やステップアップは継続していきたいです。
また、女性ならではの働き方や、自分だからこんな働き方をして結果を出せるようになりましたといえるような働き方をして、若い人達の一つのヒントになれたらいいなと思います。
4 御社の女性活躍推進の制度等を教えてください。
育児との両立を支援する制度(パパママ☆キャリアアップ応援制度)があります。女性社員の体系的なキャリアアップを応援する制度となっています。
また、応募型の人事制度で、Uターン制度(元の勤務エリアへ戻ることを条件に一定期間転居を伴う転勤をし新しい仕事に挑戦できる制度)、Iターン制度(結婚や配偶者の転勤などに伴い、異動できる制度)などがあります。
また、産休・育休中の自己啓発サポートとして、シンクライアントシステムを利用した会社情報の閲覧や社外情報通信講座の受講、各種セミナーへの参加が可能で、スムーズな復職や仕事と育児の両立に繋がっています。
5 どうすれば女性が職場や社会で活躍しやすくなると思いますか。
社会に、男性も家事や育児を行うことについて理解が広がることで、女性が職場や社会で活躍しやすくなると思います。
6 活躍する女性が考える群馬の魅力について
保育園に入りやすく、車での移動も便利なので、育児がしやすい環境だと思います。
また東京にも比較的近く、かつ自然にも恵まれている点が魅力だと思います。
7 女子学生へのアドバイス・応援メッセージ
これから社会に出ると様々な大変なことがあると思いますが、無駄になる経験は一つもないと思いますので、自身の成長のためにも頑張ってほしいです。また、女性はライフイベント等で仕事が中断することがあると思いますが、時期が来たらまた復帰して、社会と関わっていってほしいです。
8 学生の声(感じたこと等)
会社の制度を有効に利用しながら、とても上手に育児と両立していらっしゃるということが伝わってきました。いろいろな仕事の仕方があるのだということがわかりました。