本文
県立高等学校のBYOD移行について
群馬県立高等学校等では、令和6年度入学生から、自分のパソコンを学校に持ち込むBYODに移行し、生徒が自分に合ったパソコンを使うことで、より様々な場面でICTを活用し、未来を切り拓く力を身に付けます。保護者の皆様には、パソコンの準備に、ご理解・ご協力をお願いします。
※BYOD(BringYourOwnDevice): 会社や学校等で、従業員や学生が、個人で所有する端末を利用すること
対象: 県立高等学校(全日制・定時制)、中央中等教育学校(後期課程)
時期: 令和6年度以降、年次進行で実施
更新情報
2023年11月24日 ChromebookのOS更新条件を修正、MacOSの確認サイトURLを修正
2023年11月30日 ソフトウェアの条件を追記
2024年2月5日 BYODのための支援策についてを追記
2024年3月14日 学校からの案内を掲載、外部端子の条件を修正
目的
高校の授業では、パソコンを活用し、個別最適な学び、協働的な学びを行ってきました。BYODになることで、好きなソフトやアプリを使うことができるようになり、探究活動等の新たな価値を生み出す学びが広がります。また、自分のパソコンは自分で守るという責任感をもち、セキュリティ対策やデータ保護を行い、パソコンを道具として使いこなす、そんなデジタルに強い人材を育成します。
- デジタルツールを使いこなす
これからの社会は、あらゆる分野・職業で、生成AI(ChatGPT等)やクラウドサービス等、デジタルツールを使いこなす能力<外部リンク>が求められます。全ての生徒が自分のパソコンを持つことで、パソコンに触れる機会を増やし、ICTスキルとICTリテラシーを伸ばします。 - デジタル・クリエイティブな世界に触れる
自分のパソコンでは、好きなソフトやアプリを自由に使うことができます。プログラミングやデザイン等、デジタルやクリエイティブに興味のある生徒が意欲を増して、独創性や創造性を発揮できる環境を準備します。
準備するパソコン
- 学校では、Chromebook、Windows、iPad、MacBookが使用できます。
- 学校により、推奨OSを設けている学校があります。
- 機種は、必要なスペックを満たせば原則自由です。現在使っているノートパソコンを持ち込むこともできます。
- スマートフォンは、1人1台端末として、利用できません。
必要なスペック
- 概ね販売から4年以内で、Webがスムーズに操作できるのものをご準備ください。
- OS毎の条件は以下の通りです。
Windows | Chromebook | iPad | MacBook | |
---|---|---|---|---|
形状 |
ノートパソコン、タブレット型パソコン |
|||
OS | Windows11(Windows10はサポート終了となる2025年10月までにWindows11にアップデートすること)<外部リンク> | 自動更新が、高校在学期間は続くもの Googleの確認サイト<外部リンク> |
最新のOSに更新できるもの |
|
CPU | Intel Celeron相当以上で、2020年以降に製品化されたもの | - | - | |
ストレージ | 64GB以上 | 32GB以上 | - | - |
メモリ | 4GB以上 | 4GB以上 | - | - |
画面 | 10インチ~14インチ | |||
無線 | IEEE802.11a/b/g/n/acに対応 (学校ではこれら規格でWiFi接続します) | |||
キーボード | 普段使う言語のキーボード (有線接続、無線接続は問いません) | |||
カメラ | カメラ付き | |||
外部端子 | USB端子またはLightning端子(iPad) | |||
バッテリ |
8時間以上もつこと |
|||
ソフトウェア | 準備が必須なソフトウェアはありません。 ※Microsoft Officeは購入必須ではありません。希望者にアカウントを貸与しますので、在学中利用することができます。 |
文部科学省の仕様書(PDF:1.88MB)<外部リンク>を参考に、群馬県教育委員会が定めました。
学校の推奨OS
- 学校毎の推奨OSを下記表で検索してください。
- 詳細は入学者説明会でご確認ください。
準備について
- 5月頃までに準備して頂く予定です。詳細は入学者説明会でご案内します。
- 入学が決まってからの準備で間に合います。慌てて購入しないようにしてください。
- BYODのための支援策