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梅毒の感染拡大について

更新日:2023年12月4日 印刷ページ表示

梅毒の感染動向については、平成23年頃から増加傾向となり、令和元年から令和2年にかけて一旦減少したものの、令和3年以降大きく増加しています。

  • 梅毒は主に、性的接触により、口や性器などの粘膜や皮膚から感染します。
  • 多数の相手と性的接触をもつと感染する(または感染させる)リスクが高まります。
  • コンドームの適切な使用により、感染リスクを減らすことが出来ます。
  • 梅毒は早期に発見することで、適切な治療により治癒が可能です。
  • 症状があるときや、不安なときは、早めに近くの医療機関や保健所で検査を受けましょう。

いま、梅毒が急拡大していることをご存じですか (PDF:746KB)

いま、梅毒が急拡大しています (PDF:355KB)

梅毒とは

梅毒トレポネーマという病原体により引き起こされる感染症で、主にセックスなどの性的接触により、口や性器などの粘膜や皮膚から感染します。オーラルセックス(口腔性交)やアナルセックス(肛門性交)などでも感染します。また、一度治っても再び感染することがあります。

梅毒に感染すると

梅毒に感染すると、性器や口の中に小豆から指先くらいのしこりができたり、痛み、かゆみのない発疹が手のひらや体中に広がることがあります。また、これらの症状が消えても感染力が残っているのが特徴です。治療をしないまま放置していると、数年から数十年の間に心臓や血管、脳などの複数の臓器に病変が生じ、時には死にいたることもあります。

妊娠中の梅毒感染は特に危険です

妊娠中の梅毒感染は特に危険です。妊娠している人が梅毒に感染すると、母親だけでなく胎盤を通じて胎児にも感染し、死産や早産になったり、生まれてくるこどもの神経や骨などに異常をきたすことがあります。生まれたときに症状がなくても、遅れて症状が出ることもあります

保健所が実施している梅毒検査は、検査当日に結果がわかります。

感染への不安をお持ちの方は、あなた自身と家族やパートナーのために、この機会に検査を受けましょう。検査や相談は無料かつ匿名で受けることができ、秘密は厳守されます。

症状があるときは、医療機関での検査となります。

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