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食品安全検査・研究センター(食品医薬品検査係、残留農薬検査係、食品微生物検査係)の業務紹介
沿革
食品安全検査・研究センターは、食品の安全・安心を確保するため、県内に分散していた食品、医薬品、家庭用品等の検査機能を集約し、平成15年4月に「食品安全検査センター」として設置されました。その後、食品微生物検査機能の集約や組織体制の整備を進めるとともに、調査研究、技術支援、情報発信、県民向け普及啓発事業などを展開してきました。
令和8年4月には、食品安全に関する検査・研究機能の充実と健康危機管理体制の強化を目的として衛生環境研究所に統合され、名称が「食品安全検査・研究センター」に変更となりました。現在は、試験検査、調査研究、技術支援及び情報発信を通じて、県民の健康保護と食の安全確保に取り組んでいます。
食品安全検査・研究センター業務内容
食品安全検査・研究センターは、県民の健康保護と食の安全・安心の確保を目的として、食品、医薬品及び家庭用品等の試験検査を行う県の専門機関です。生産から加工、流通、消費に至る各段階における食品の安全性を科学的に評価するとともに、調査研究、技術支援及び情報発信を実施しています。
また、高度な分析技術と科学的知見を活用した信頼性の高い検査を行い、食品安全行政を技術的な側面から支えています。
センター共通業務
1.試験検査に関すること
食品安全検査・研究センターでは、食品衛生法、食品表示法、医薬品医療機器等法、家庭用品規制法及び群馬県農薬適正使用条例等に基づき、食品、医薬品、健康食品及び家庭用品の試験検査を実施しています。
2.検査の信頼性確保(GLP)に関すること
検査結果の信頼性を確保するため、食品衛生検査施設業務管理基準(GLP)等に基づき、標準作業書(SOP)に沿った試験検査を実施しています。また、内部点検や外部精度管理調査への参加を通じて、検査精度の維持・向上に努めています。
3.調査研究及び検査法の整備に関すること
行政検査に必要な検査法の導入や改良、新たな検査項目への対応に取り組んでいます。また、健康危機事案に迅速に対応できるよう、試験検査体制の整備及び検査技術の向上を進めています。
4.情報発信及び普及啓発に関すること
業務報告書や検査結果等の情報をホームページで公表するとともに、「夏休み親子科学教室」などを通じて、県民の食品安全への理解促進に取り組んでいます。
- 業務報告
- 食品等収去検査結果
- 夏休み親子科学教室(令和8年度の様子はこちらから)
- 広報活動
- 食の安全情報の提供
5.技術支援に関すること
県内民間検査機関や中核市等の関係機関を対象として、技術研修会や精度管理研究会を開催しています。また、食品検査機関連絡会議等を通じて情報交換を行い、県内の食品検査体制及び検査技術の向上を支援しています。
6.健康危機事案への対応に関すること
農薬混入、有毒植物の誤食、食品由来の健康被害などの事案が発生した際には、関係機関と連携し、原因究明のための理化学検査を実施しています。これらの検査結果は、健康被害の拡大防止や再発防止対策に活用されています。
食品・医薬品検査係
食品・医薬品検査係では、食品、医薬品、健康食品、家庭用品等の理化学検査を実施し、安全性の確保に取り組んでいます。
1.食品添加物・規格基準検査に関すること
食品衛生法及び食品表示法に基づき、県内で製造又は流通する食品の収去検査を実施しています。食品添加物や残留動物用医薬品などについて検査を行い、法令で定められた基準への適合性や表示の適正性を確認しています。
主な検査項目
- 食品添加物(保存料、甘味料、着色料、酸化防止剤等)
- 牛乳の成分規格
- シアン化合物
- 残留動物用医薬品
2.医薬品・健康食品等の安全対策に関すること
医薬品医療機器等法及び家庭用品規制法に基づき、医薬品、健康食品、化粧品及び家庭用品の品質や安全性を確認しています。
主な検査項目
- 健康食品中の未承認医薬品成分
- 後発医薬品の品質確認試験
- 化粧品中の防腐剤
- 家庭用品中の有害物質(ホルムアルデヒド等)
3.発生事案に係る検査に関すること
食品や健康被害に関する発生事案に対し、行政機関からの依頼に基づく理化学検査を実施しています。
残留農薬検査係
残留農薬検査係では、県産農産物及び県内に流通する食品の残留農薬検査を実施し、安全な農産物の生産と流通を支えています。
1.残留農薬検査に関すること
食品衛生法に基づく収去検査、群馬県農薬適正使用条例に基づく県産農産物の検査及び中核市からの受託検査を実施しています。県内で流通する食品や県内で生産された農産物について残留農薬の有無を確認し、食品の安全確保と農薬の適正使用の推進に取り組んでいます。
2.検査法の開発・改良に関すること
新たな農薬や分析技術に対応するため、検査法の妥当性評価や分析法の開発・改良を行っています。また、検査技術の向上と検査対象項目の拡充に取り組み、信頼性の高い検査体制の維持に努めています。
食品微生物検査係
食品微生物検査係では、食品中の微生物及びアレルゲンの検査を実施し、食中毒や食品由来の健康被害の防止に取り組んでいます。
1.食品衛生に関すること
食品衛生法に基づき、県内に流通する食品の微生物検査を実施しています。
主な検査項目
- 細菌数
- 大腸菌群
- 黄色ブドウ球菌
- サルモネラ属菌
2.食品アレルゲンに関すること
食品表示制度に基づき、特定原材料等の表示の適正化を目的としてアレルゲン検査を実施しています。加工食品を対象にアレルギー物質の検査を行い、適正な食品表示の推進に努めています。
よくいただくご質問
一般の方が検査を依頼できますか
当センターは行政検査機関であり、一般の方からの検査依頼や自主検査は受け付けていません。
検査結果はどこで確認できますか
検査結果は担当部署に報告され、ホームページ等で公表しています。
研究成果・刊行物
- 旧食品安全検査センター業務報告
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群馬県に流通する加工食品に含まれるアレルゲン「くるみ」の実態調査((公財)大同生命厚生事業団 2022年度地域保健福祉研究助成)
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アレルゲン「大豆」の食品への表示及び含有量実態調査((公財)群馬県健康づくり財団令和2年度健康づくり研究助成「あさを賞」)







