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太陽誘電株式会社

更新日:2025年3月31日 印刷ページ表示

企業情報(2024年3月現在)

業種:製造業
所在地:高崎市など
従業員数:2,853名 うち外国人材159名
〔在留資格:技術・人文知識・国際業務74名、技能実習51名、企業内転勤ほか34名〕
〔国籍:中国、台湾、フィリピン、マレーシア、インド、韓国〕
ホームページ:太陽誘電株式会社<外部リンク>

業務内容

 主に自動車やスマートフォンに使われる電子部品の開発・製造・販売をしており、アジアと欧米を中心に13の国と地域に拠点を展開しています。
 これまで多くの外国人材の方を受け入れており、現在は台湾、フィリピン、マレーシアなど様々な国籍の方が活躍しています。

グローバル出向制度によるスキルアップとリーダーの育成

 海外拠点から日本の本社に出向する「グローバル出向制度」を取り入れています。日本拠点の技術だけではなく、日本における仕事の進め方も学んでもらいます。社内では様々な研修を行っており、業務に必要なものだけでなく自身で学びたいものにも参加することができ、スキルアップのためのサポートをしています。出向期間終了後は、日本で学んだことを海外拠点において展開してもらうとともに、将来海外拠点のリーダーとなってもらうことを期待しています。実際、このグローバル出向制度を経験した方の中には、海外拠点に戻ったあと管理職となっている方もいます。
日本人社員と出向者で会議をしている様子の写真
日本人社員と出向者で会議をしている様子
 また、日本に出向してきた方には、日本語で業務するスキルも身につけてもらいます。このため、太陽誘電では日本語学校から講師を招き、週2回日本語教室を開催しています。出向者の日本語レベルに合わせてクラスを分け、業務や日常生活で使う言葉を学ぶだけでなく、年2回行われる日本語能力試験対策も行っています。出向者からは、「日本語教室のおかげで勉強する習慣が身についた」「日本語の勉強方法が分からなかったので参加できてよかった」という声をいただいています。日本語教室に参加した方の多くは、出向期間中にN5以上に合格しており、中にはN1やN2を取得する方もいます。
日本語学校の講師による日本語教室を受講している様子の写真
​日本語学校の講師による日本語教室を受講している様子

初めての日本でも安心して暮らせるためのサポート

 出向者が安心して日本で暮らせるよう、生活面で様々なサポートをしています。日本に来てすぐに生活をスタートできるよう、住むところだけではなく、家具や家電も用意します。また、役所や在留カードの手続き、銀行口座の開設、スーパーマーケットでの買い物なども一緒に行きます。さらに、もしけがや病気をしたときには、通訳を連れて一緒に病院に行きます。
 太陽誘電ではマレーシアの方もいるため、ムスリムの方に対する配慮も行っています。例えば、お祈り専用の部屋を用意したり、食堂ではどんな食材が入っているかを表示したりしています。また、キリスト教の方に対しては、近くの教会を案内し、群馬にいてもお祈りができるよう配慮しています。
 このように、太陽誘電では初めて日本に来る外国人の方でも安心して生活を送れるよう、様々なサポートを行っています。

太陽誘電で活躍する外国人材を紹介! 

ジョージさん(マレーシア出身)

ジョージさん(マレーシア出身)の写真 マレーシア拠点からのグローバル出向者として玉村工場の事業計画管理部で働いており、中国語も話せるため、中国の生産拠点のデータ分析を担当しています。太陽誘電が取り組んでいるグローバル出向制度は、日本の技術や知識を学べるだけではなく、マレーシアでは知り合うことのできない日本本社の社員と交流することができる点にやりがいを感じています。
 仕事が終わった後は、業務に関連することや日本語の勉強をしています。日本語は週2回、会社で開催している日本語教室に参加しています。日本に来て8ヶ月ですが、この日本語教室のおかげで、日本語のレベルは来日したときよりも上達したと感じています。
 現在の担当業務のスキルと知識を高めていき、将来は日本で学んだことをマレーシアの拠点に持ち帰り、活かしていきたいと思っています。
 群馬はスキーや温泉がある山に囲まれているので、冬にはマレーシアでは経験できないウィンタースポーツを体験することができました。
 日本や群馬で働くことに関心がある皆さん、ぜひ日本の生活を体験しにきてください。楽しいですよ。

マルガさん(フィリピン出身)

マルガさん(フィリピン出身)の写真 現在、人事企画部に配属されており、海外生産拠点における人事プロセスや人材構造の比較を行っています。
 グローバル出向制度では、日本の業務や職場文化を学ぶことができます。フィリピンに比べ、日本は仕事の効率や時間管理を重視していることが分かりました。また、日本の本社や他の子会社の社員と知り合うことができるのも魅力の一つです。
 将来は、フィリピンにおける太陽誘電の企業ブランドやイメージの向上に貢献したいです。フィリピンの拠点に戻ったあとは、日本の本社で学んだことを活かして、フィリピンの子会社に新しい取組を導入していきたいと考えています。
 プライベートでは自転車に乗ったり、カフェやレストラン、ショッピングモールに行ったり、ときには友人と観光スポットを探索したりします。特に、桜の季節の観音山はとても美しいです。群馬は山に囲まれていて、豊かな自然があります。
 群馬の方は礼儀正しく、一緒に仕事をするのがとても楽しいです。もし群馬で働くことになったら、ここでの生活をぜひ楽しんでほしいと思います。

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