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国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)は6月14日、みなかみ町と新潟県の一部で構成する地域をエコパーク(生物圏保存地域)に登録することを決定しました。エコパークは、自然の保護と利用の両立を目指して、豊かな自然と人の暮らしが続いていくための取り組みを積極的に行っている地域を登録するものです。
世界ではアマゾンの熱帯雨林やハワイ諸島など120カ国672地域が登録されていて、国内のエコパークは、今回の登録で9地域となります。県内では志賀高原に続く2カ所目です。
これまで、利根川源流の貴重な自然を守り、農業や観光などの地域づくりに生かし、自然と人間社会の共存を目指してきた地元の人の活動が、世界的な基準で認められたことになります。
これを機に、皆さんも自然と人間との共生について思いを巡らせながら、群馬の大自然を楽しんでみてはいかがでしょうか。
問い合わせ先 県庁広報課(電話027-897-2695 ファクス 027-243-3600)
エコパークで環境学習をする子どもたち