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山本一太の知事コラム

更新日:2020年2月2日 印刷ページ表示

新しい世界に踏み出す一年に

 私の好きな和歌の一つに、歌人である西行法師が詠んだ「吉野山 こぞのしをりの 道かへて まだ見ぬかたの 花をたづねむ」があります。意味は「去年、花見の時に目印に枝を折っておいたが、今年は道をかえて新しい桜を見に行こう」というもので、冒険してでも、新しい世界を見たいという人間の探究心や勇気を表した歌です。
 この自ら進んで新しい物事へ取り組もうとする「進取の気風」こそ、今の群馬県には必要だと考えています。
 今年は県庁32階に開設する「動画・放送スタジオ」を活用して、他の都道府県では例のない新しいプロジェクトを実施する予定です。前例を踏襲すれば安心ですが、新しいダイナミズム(活力)は生まれません。知恵を絞り、群馬県のブランド力や存在感を高め、世界に発信しなければ、経済を活性化することはできません。
 今年は群馬県が勇気を持って新しい世界に踏み出す一年にしたいと思います。

祝辞を述べる山本一太知事の写真
上毛新聞社新年交歓会(1月8日)で祝辞を述べる山本一太知事

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