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特集「令和2年度群馬県予算 7,451億円」 1

更新日:2020年4月5日 印刷ページ表示

今年度の予算を象徴するキーワードは3つ

「改革+創造予算」「新群馬創生始動予算」「前例踏襲脱却予算」

 思い切って事業を見直すことで、財政の健全性の確保に向けた一歩を踏み出すと同時に、県民の幸福度向上につなげる新たな取り組みを推進するための予算を編成しました。

山本一太知事の画像
予算の提案説明をする山本一太知事

 今年度予算は、防災・減災対策をはじめとした県民の安全・安心を支えるための取り組みを充実させるとともに、前例にとらわれない情報発信や、民間の知恵と資金を活用するための仕掛けづくりなど県民の幸福度向上に向けた施策をしっかりと盛り込みました。
 また思い切った事業の見直しなどにより、災害時の備えとしても重要な財政調整基金の残高を52億円確保しました。臨時財政対策債や減収補てん債を除く県債については、発行額を164億円、県債残高を4億円削減し、財政の健全性にも配慮した予算編成を行いました。
 当初予算には4つの重点施策を掲げ、「新・群馬」の創生に向け始動します。

県民の幸福度向上イメージ画像

重点施策

1 災害に強く、安心な暮らしと安定した経済活動の実現

 県民の安全・安心を支えるとともに、自然災害が少ないという本県の強みを最大限に生かしていくため、防災・減災対策を集中的に実施します。また「ぐんま5つのゼロ宣言」の実現に向けた環境問題への取り組みや、医師確保・健康寿命延伸・児童虐待への対応強化などに取り組みます。

昨年の台風第19号による被災状況の画像
昨年の台風第19号による被災状況(嬬恋村)

2 群馬県の魅力とブランド、ライフスタイルの構築と発信

 観光客や移住者、外国人など、多様な人々を群馬に呼び込むため、トップ外交やぐんまちゃんのブランド力強化、フィルムコミッション活動支援、「多文化共生・共創『群馬モデル』」の推進などを通じて、本県の魅力を最大限に高め、世界に向けて発信していきます。

フィルムコミッション(テレビドラマ「ケイジとケンジ」撮影の様子)画像
フィルムコミッション(テレビドラマ「ケイジとケンジ」撮影の様子)

3 共創とデータ活用による新しいリソースの創出

 民間企業と連携し、データやICT(情報通信技術)を活用することで、新しいリソースを生み出す仕掛けをつくります。
 県庁32階フロアを「多様な人々が常に集まり、交流することで、次々に新しいリソースが生まれ、発信される空間」とするため、カフェやイノベーションエリアを備えた場所に整備します。
 動画・放送スタジオでは、県政情報や県の魅力を伝える動画を、ローコストかつスピーディーに制作・配信し、インターネットを中心とした情報発信を大幅に強化します。

イノベーションエリアイメージ画像
イノベーションエリアイメージ図

4 財政の健全性の確保

 時代の変化や費用対効果などの観点から事業の見直しを行うとともに、ネーミングライツの新規導入やクラウドファンディング型ふるさと納税の実施など、歳入確保に取り組みます。
 災害発生時などの緊急的な財政出動への備えとして重要な財政調整基金を確保するとともに、臨時財政対策債・減収補てん債を除く県債残高を削減しました。

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