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新・群馬県総合計画がスタート!

更新日:2021年5月2日 印刷ページ表示

20年後の未来へ

 皆さんは20年後の群馬県はどうなっていると思いますか?人口減少や気候変動、新型コロナウイルス感染症の拡大などによって経済・社会・環境が大きく変化していく中で、私たちの暮らしはどのようになっているのでしょうか。
 このたび、群馬県の将来像を描いた「新・群馬県総合計画」を作りました。群馬県が目指す未来の暮らしを、ちょっとだけのぞいてみませんか。

「県総合計画」って?

 県政を運営するための基本方針となるものです。県では昭和22年に初めて県総合計画を作り、それ以降、時代に合わせて見直してきました。

ビジョン・基本計画の二段階

 20年後の目指す姿を描いた「ビジョン」と、これを踏まえて、今後10年間に重点的に取り組む具体的な政策を体系化した「基本計画」の二段階で策定しています。
※基本計画は5年経過時に見直しを行います

手島さんの画像
俳優・モデル 手島実優さん

生まれ育った前橋市を拠点に映画やドラマなどで活躍中

県が描く未来の姿と取り組みは?

20年後の目指す姿

年齢や性別、国籍、障害の有無等にかかわらず、
すべての県民が、誰一人取り残されることなく、
自ら思い描く人生を生き、幸福を実感できる自立分散型の社会

3つのキーワード

~ 20年後の目指す姿の実現に向けたポイントは3つ ~

1 快疎

 新型コロナウイルス感染症の拡大により、開放的で人口が密でない疎である空間「開疎」へ関心が向きます。県ではこの開疎を進化させた、他にはない価値を持ち、精神的に安定した快適な地域である「快疎」を目指します。

2 始動人

 変化が激しく、刷新・創造が価値を生む新たな時代に活躍できる人材、すなわち自分の頭で考え、他人が目指さない領域で動き出し、生き抜く力を持つ人材を育成することを目標にしています。教育イノベーションプロジェクトを進め、多くの「始動人」を育成していきます。

3 官民共創コミュニティ

 各地で産学官民が多様な分野で連携し、地域の課題を解決する挑戦が進められています。「ビジョン」ではこうした取り組みを「官民共創コミュニティ」という言葉で表現しています。共創の重要性を再認識し、県内各地でこの活動を加速させていきます。

7つの政策の柱

~ 20年後の目指す姿を実現するための政策の柱は7つ ~

1 行政と教育のDX※推進

3年以内に最先端の「デジタル県」となることを目指します

2 災害レジリエンスNo.1の実現

多発化する自然災害から県民の命を守るための体制確立に取り組みます

3 医療提供体制の強化

必要な医療が持続的に切れ目なく提供される体制構築に取り組みます

4 県民総活躍社会の実現

多様な県民が誰一人取り残されることなく活躍できる環境を整え、県民総活躍社会の基礎をつくります

5 地域経済循環の形成

自然との共生のため、資源生産性の高い地域社会を創り、外部に依存することのない自立した地域経済を目指します

6 官民共創コミュニティの育成

多様な県民の交流からイノベーションが生まれる官民共創コミュニティを立ち上げます

7 教育イノベーションの推進と「始動人」の活躍

自ら考え、新しい領域で動き出す力を持つ人たち(始動人)が育ち、集い、リードする社会を目指します

※DX…Digital Transformationの略で、デジタル技術により業務やビジネスを変革すること
※災害レジリエンス…想定外の大規模な災害時においても、致命傷を回避しつつ被害を最小化する「防災力」、そして県民の暮らしや経済活動を速やかに立ち直らせる「回復力」のこと。災害に対する強靱性

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