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令和2年第2回臨時県議会 知事提案説明

更新日:2020年12月23日 印刷ページ表示

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大に対応するための補正予算案を御審議いただくため、臨時県議会を招集させていただきました。審議日程の決定に際して、議員の皆様に御配慮をいただいたことを、心から感謝を申し上げます。

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大や、医療崩壊が現実になりかねない深刻な状況を踏まえ、本県独自の警戒度を19日から最高レベルの4に引き上げました。
 これに伴って、県内全域での不要不急の外出自粛を要請いたしました。
 加えて、時短要請の対象地域も拡大いたします。今月15日から、桐生市、伊勢崎市、太田市、館林市、みどり市の5市において、飲食店等の営業時間の短縮を要請しているところですが、22日から対象地域に大泉町及び邑楽町を追加することとしました。
 該当地域で飲食店を経営している皆様には、年末の書き入れ時に、営業時間短縮をお願いするのは大変心苦しいところではございますが、医療提供体制、ひいては県民の命を守るため、何卒御協力いただきますよう、お願い申し上げます。

 年末年始は医療提供体制が手薄になる時期です。警戒度移行の判断基準について、一部の数値は引上げの基準には達していませんが、先手の対策に踏み込むことといたしました。本県の医療提供体制を守るために、県民の皆様お一人お一人が、改めて感染拡大防止の行動をお取りいただきますようお願いいたします。
 また、厳しい状況が続く中で、県民の命と健康を守るために最前線で対応されておられる医療関係者を始めとする全ての関係者の皆様に、改めて深く感謝を申し上げます。

 それでは、本日提出いたしました議案について、御説明申し上げます。
 提出議案は、一般会計補正予算1件です。

 補正予算額は、43億8,040万円であり、現計予算額と合算いたしますと、補正後の予算額は、8,703億8,410万円となります。
 内容は、営業時間短縮要請に御協力いただいた飲食店等に対する協力金について、国の制度変更にあわせて、12月16日以降、1日当たりの協力金の額を2万円から4万円に引き上げるとともに、対象地域の追加や、今後の感染拡大に対応するために必要な予算を追加しようとするものです。

 以上、提出議案の大要について御説明申し上げました。
 本件は、早期に執行する必要があることから、早急に御議決くださいますよう、お願い申し上げます。