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令和6年度第9回群馬県環境影響評価技術審査会

更新日:2025年1月15日 印刷ページ表示

開催日時

令和6年12月13日(金曜日)14時45分~15時35分

開催場所

株式会社SUBARU 本工場大ホール

出席者の状況

技術審査会委員:8名(永井会長、片野副会長、板橋委員、大和田委員、寺内委員、西田委員、森田委員、谷畑委員)

事務局(県):3名

環境影響評価実務担当連絡会:4名

事業者:17名

傍聴人:零名

審議の概要

1 開会

2 会長挨拶

3 議題

「(仮称)大泉電池工場建設事業に係る環境影響評価方法書」について

  • 現在の手続状況について -事務局より説明-
  • 方法書の概要説明 -事業者より説明-
  • 質疑

【委員の主な意見】

  • ​方法書6ページ図2.3-1「配置図」について、太田都市計画(大泉町決定)「上小泉地区地区計画(令和6年5月10日決定)」の地区施設として計画されている調整池を図上に示すこと。併せて地区計画に位置付けられている調整池と同等の性能を確保するようにすること。
  • 方法書8ページ図2.3-3「製造工程のフロー」について、極板工程でPFAS(有機フッ素化合物)を使用する場合や排水する物質がある場合には、測定項目に追加することを検討すること。
  • 方法書10ページ「(5)交通計画」について、大泉完成車工場に関する貨物車交通が発生すると考えられることから、走行経路や交通量を交通計画に反映させること。
  • 方法書12ページ「(7)緑化計画」について、地域の潜在自然植生を踏まえて樹種を選定するとともに植栽樹の階層にも配慮し、多層構造の林となるような計画を検討すること。
  • 方法書21ページ「1」気象」の本文及び方法書23ページ表3.2-2「気象の状況(平成26年~令和5年:館林地域気象観測所)」について、気象庁のデータを元に独自に算出した値であることを明示すること。
  • 方法書23ページ表3.2-2「気象の状況(平成26年~令和5年:館林地域気象観測所)」について、最多風向は1時間ごとの値から出現回数を確認する必要があるため留意すること。
  • 方法書52ページ表3.2-27「注目すべき種の選定基準」のNo.4の文献及び法律名について、群馬県では随時レッドリストの改定(種の追加や評価の変更)を行っていることから、最新の評価を選定基準として使用すること。
  • 方法書106ページ表3.3-9「環境保全上配慮を要する施設」について、計画地西側の住民に対する配慮のため低周波音のフィルター効果が期待できる樹木の設置について検討すること。
  • 方法書146ページ表4.1-2(3)「環境影響要素の抽出」について、文化財を選定する理由又は選定しない理由を文章だけでは不十分であるため、方法書6ページ図2.3-1「配置図」に試掘調査実施範囲を重ねた図面を作成し提示すること。
  • 方法書152ページ表5.1-1(2)「調査手法(大気質)」について、実用されている新しい技術を使った交通量調査を検討すること。
  • 方法書169ページ表5.6-1「調査手法(水質)」について、日内変動の測定を検討すること。
  • 方法書172ページ表5.7-1「調査手法(水生生物)」の現地調査の調査方法等について、同定の難しい種もあるため必要に応じて標本を採取して同定を行うこと。
  • 方法書175ページ表5.8-1「調査手法(水辺生物)」について、水辺の植物には国や県の絶滅危惧種が多いため、水辺植物を調査対象に追加することを検討すること。
  • 方法書178ページ表5.9-1「調査手法(景観)」について、工場壁面が景観に影響の少ないものにすること。
  • 振動について、工場内の振動が壁面の振動に関わり共振すると近隣家屋へ影響が想定されるため、予め既存(パナソニック)工場のデータをベースにした設計を検討すること。
  • 水辺生物について、なるべく幅広く対象を狭めないで調査をすること。

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