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令和4年9月16日(金曜日)
県庁24階 教育委員会会議室
平田郁美教育長、益田裕充教育長職務代理者、竹内健委員、代田秋子委員、沼田翔二朗委員、河添和子委員
新井徹教育次長、鈴木佳子教育次長(指導担当)、黒澤英樹総合教育センター所長、柿沼輝信総務課長、高林和彦管理課長、小林謙五福利課長、栗本郁夫学校人事課長、春田晋義務教育課長、天野正明高校教育課長、町田英之特別支援教育課長、鯉登基生涯学習課長、橋憲市健康体育課長、清水義博総務課デジタル教育推進室長、角田毅弘総務課次長、齊藤克博総務課補佐(行政係長)、佐俣瑞穂総務課主幹
午後1時00分、平田教育長、教育委員会会議の開会を宣す。
傍聴人は3名、取材者は2名であることを報告。
平田教育長が今回の会議の会議録署名人に沼田委員を指名。
議案審議に先立ち、平田教育長から、第23号議案から第31号議案は議会に提出する案件であるため、第32号議案は教育委員会の表彰に関する案件であるため、審議は非公開で行いたい旨の発議があり、全員賛成で議決した。
教育委員会の主要行事日程及び次回定例会議の日程について、総務課長が説明。
(平田教育長)
始めに私から一言申し上げる。
まず、新型コロナウイルス感染症に係る学校の対応状況について報告する。
9月15日に県の「新型コロナウイルス感染症対策本部会議」が書面開催され、新型コロナウイルス感染症の感染状況等を踏まえ、警戒レベル等について検討が行われた。その結果、9月17日から30日までの2週間、県ガイドラインに基づく警戒レベル「2」を継続することとした。これに伴う県立学校の対応についても、現状の対応を継続することとした。
続いて、9月12日から13日の日程で実施した大阪府出張について報告する。大阪府の橋本教育長に御協力いただき、私と鈴木教育次長及び事務局とで行ってきた。
本県では第2期高校教育改革推進計画に基づき、魅力ある学校教育の実現に向けて取組の充実を図っているところである。今回の県外視察については、いずれも国際バカロレア認定校である大阪女学院高等学校、大阪府立水都(すいと)国際高等学校及び大阪教育大学附属池田中学校の3校を訪問した。各学校では、国際バカロレア認定までの準備態勢及び認定後の運営体制、さらに外国人教員割合等の指導体制などについて、聴取等を行った。
次に、第46回全国高等学校総合文化祭(2022とうきょう総文)において、自然科学部門で太田女子高等学校理科研究部が最優秀賞を、写真部門で高崎北高等学校写真部が最優秀賞(文部科学大臣賞)を受賞した。また、令和4年度全国高等学校総合体育大会において、館林商工高等学校カヌー部が優勝した。これら3校の生徒による表敬訪問があったことを、委員の皆様にも報告する。
次に、前回の教育委員会会議以降の主な行事についてであるが、9月1日に1都9県教育委員会委員協議会がオンラインで開催され、益田委員に出席いただいた。また、9月1日~2日に実施された令和5年度採用公立学校教員選考試験に、各委員に面接官として出席いただいた。
私からは以上である。続いて、教育委員から意見や報告をお願いする。
(益田委員)
私は、埼玉県教育委員会が主催した令和4年度1都9県教育委員会委員協議会にオンラインで出席した。「学校における働き方改革の推進について」が協議会の議題であった。まず、株式会社ワーク・ライフバランスの田川拓麿氏から講演をいただき、各都県の学校における働き方改革の推進について、教育委員による意見交換をした。私からは、群馬県教育委員会事務局の皆様の努力により、群馬県内の働き方改革の推進に向けて実践していることを披露させていただいた。
(竹内委員)
私のところに、高等学校の入学者選抜において、以前は「内申書」と言っていたが、これはどのくらいの比重があるのかという質問があったので、伺いたい。
(高校教育課長)
現在は「調査書」としている。「学力検査」のほかに「面接」を行っている学校もあり、「調査書」をどのくらいの比重で評価するかということについては、各学校で決定しており、入試の実施要項に示されている。
(竹内委員)
学校別であるのか。
(高校教育課長)
そのとおりである。
(平田教育長)
益田委員には、1都9県教育委員会委員協議会で群馬県の取組を紹介いただき、また、他県の状況も聞いていただいて感謝する。
それでは、関係所属長から報告をお願いする。
高校教育課長、群馬県立高等学校の令和6年度入学者選抜実施大綱(入学者選抜の種類及び期日等)について、資料1により報告。
(平田教育長)
それでは、ただいまの報告について、委員から質問等があるか。
(益田委員)
大きな改革を実施する中で、早めに周知をすることを念頭に置き進めていると感じた。是非しっかりと進めてくださるようお願いしたい。
(平田教育長)
制度が変わるため、受験生に安心して入試を受けてもらうために、早めの周知を図ることが非常に大切である。また、中学校にも影響があることであり、保護者の方々も大変心配されているところであるので、高校教育課が早めの周知に努めた。
他に何かあるか。なければ、以上で教育長事務報告を終了する。
特別支援教育課長、原案について説明
異議なく、原案のとおり決定
ここで、平田教育長から、これからの審議は非公開で行う旨の発言があり、傍聴人及び取材者は退室した。
総務課長、原案について説明
異議なく、原案のとおり承認
(平田教育長)
次の第24号議案から第31号議案については、関連する議案であるため、一括して説明する。
学校人事課長、第24号議案から第30号議案まで原案について説明
・第31号議案 臨時代理の承認について(公立学校職員退職手当支給条例の一部を改正する条例について)
福利課長、第31号議案について原案について説明
(平田教育長)
それでは、それぞれお諮りする。
第24号議案から第31号議案について、異議なく原案のとおり承認
生涯学習課長、原案について説明
異議なく、原案のとおり決定
教育委員会記者会見資料について、総務課長が説明。
午後1時38分、平田教育長、教育委員会会議の閉会を宣す。