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平成27年10月27日(火曜日)
県庁24階 教育委員会会議室
眞保智子委員長、天田清之助委員長職務代行者、坂本壽枝委員、小池啓一委員、藤原重紀委員、吉野勉教育長
佐藤喜治教育次長、田村充教育次長(指導担当)、小笠原祐治総合教育センター所長、荒井進総務課長、吉澤幸夫管理課長、三田功福利課長、野村晃男学校人事課長、三好賢治義務教育課長、山口政夫高校教育課長、須藤隆特別支援教育室長、下田明英生涯学習課長、洞口正史文化財保護課長、高田勉健康体育課長、内田善規総務課次長、齊藤猛総務課補佐(行政係長)、田中さやか総務課主任
午後2時15分、委員長、教育委員会会議の開会を宣す。
傍聴人は5名であることを報告。
委員長が今回の会議の会議録署名人に天田委員を指名
教育委員会の主要行事日程及び次回定例会議の日程について、委員長が説明
議案審議に先立ち、委員長から第30号から第33号議案については教育委員会表彰に関する案件であること、第34号議案については人事に関する案件であることから、審議は非公開で行いたい旨の発議があり、全員賛成で議決した。
次に、事務局から傍聴人に対し、傍聴資料を配付した。
総務課長、原案について説明
異議なく原案のとおり承認
(教育長)
大きく2点、報告する。
1点目は、県議会についてである。
9月14日に開会した第3回前期定例県議会関係だが、一般質問においては、選挙権年齢の引き下げに伴う政治教育について、上毛学舎の入寮状況について、本県の教育レベルについて、キャリア教育や小中一貫教育について、などの質問があった。
また、文教警察常任委員会では、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーや子どもの貧困対策、手話言語条例等について質問があった。
また、家庭教育の支援・子ども未来特別委員会では、家庭教育支援条例案などについて質疑が行われ、特別委員会で条例案の検討を行うことが決定された。
なお、9月の教育委員会会議で御承認をいただいた、高校生を対象とした、こころの教育事業に係る補正予算案は、原案どおり可決された。
また、決算特別委員会分科会では、吾妻特別支援学校の現地調査の他、特別支援学校のスクールバスの現状と今後の考え方や、学校給食の充実などについて、さらに総括質疑では、県内高等学校におけるキャリア教育と労働法教育について、それぞれ質問があった。
2点目として、前回定例会以降の行事について報告する。
10月20日から22日の日程で、第66回日本学校農業クラブ全国大会群馬大会が本県で開催され、22日の総合開会式には、石破地方創生担当大臣も来賓として来県し、祝辞があった。この大会は、「農業高校生の甲子園」とも呼ばれ、農業を学ぶ全国の高校生が一堂に会するもので、全国から参加した約4000名の高校生が、農業に関する教科・科目の学習や、体験的な学習などの自主的・主体的な活動の成果を発表し合うとともに、交流を深めた。本県の農業高校生からなる実行委員会が運営を取り仕切り、約2700名の生徒が受付や進行に汗を流して成功に導いてくれた。
次に、23日には県立盲学校創立110周年記念式典に委員長に出席いただき、あいさつを述べていただいた。
また、昨日26日には、群馬県市町村教育委員会全体研修会が高崎市で開催され、これも委員長に出席していただいた。
この他の事務報告につきましては、関係所属長から報告する。
(委員長)
続いて、順次報告をお願いする。
(学校人事課長)
平成28年度採用群馬県公立学校教員選考試験の合格者数、倍率、合格者に占める女性の割合などについて、資料1により報告。
(高校教育課長)
平成29年度県立高校入学者選抜前期選抜における学力検査問題の出題方針、検査時間、配点、前期選抜の検査の内容、選抜の方法について、資料2により報告。
(高校教育課長)
平成27年度中学校等卒業見込者の進路希望状況及び県内公立高等学校への進学希望状況について、資料3により報告。
(高校教育課長)
第21回群馬県高等学校総合文化祭及び第22回群馬県産業教育フェアの開催期間、場所、主な内容について、資料4により報告。
(生涯学習課長)
平成27年度群馬県読み聞かせボランティア顕彰の趣旨、選考経過、表彰式の日時と場所、表彰団体・個人の概要について、資料5により報告。
(委員)
高校の入学者選抜前期選抜について、学力検査を前期選抜に入れるが、前期選抜の方法には調査書、作文、小論文、面接と色々あるわけだが、それぞれの採用については学校裁量なのか。
(高校教育課長)
おっしゃるとおりである。調査書、それから今度導入する学力検査又は総合問題をやるが、その他に面接、作文、小論文等、学校でどういうものを試験にするかを決める。配点の割合は各学校で決める。それについては28年の2月に受検生等に分かるように公表する予定である。
(委員)
前期選抜と後期選抜の意義は違うと思うので、その違いをしっかり確認しておかなければならない。学力ばかりになってはよくないと思うので、その辺の指示をしていただけるとよいと思う。
(委員)
教員選考の合格者状況について、今まで39歳までだった年齢制限を今年度から無くし、40歳以上の人も受験できるようになった。それに伴い、受験者が増え、非常に多くの受験者の中から合格者が選ばれた。この表には、合格者に占める女性の割合は入っているが、年齢については触れていない。この表の中で、年齢制限を無くしたことにより受験でき、合格した40歳以上の人の数も分かるとよい。合格者のうち40歳以上の人数を教えてほしい。
(学校人事課長)
昨年度までは受けられなかった40歳以上の方で、2次試験を合格された方は、合計で12名いる。
ここで、委員長から、これからの審議は非公開で行う旨の発言があり、傍聴人は退室した。
総務課長、原案について説明
異議なく原案のとおり承認
生涯学習課長、原案について説明
異議なく原案のとおり決定
生涯学習課長、原案について説明
異議なく原案のとおり決定
健康体育課長、原案について説明
異議なく原案のとおり決定
ここで、委員長から、これからの審議は教職員の人事に関わる案件である旨の発言があり、関係者以外は退室した。
学校人事課長、原案について説明
異議なく原案のとおり決定
教育委員会記者会見資料について、異議なく原案のとおり決定
午後2時50分、委員長、教育委員会会議の閉会を宣す。