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近年、グローバル化、情報化、産業・就業構造の変化など、社会が大きく変化する中で、高校教育には、教育の質の維持・向上、多様化する進路希望への対応、様々な問題を抱える生徒への支援、キャリア教育や職業教育の充実、社会や地域との連携の推進等が求められています。また、少子化が一段と進行し、平成21年3月に19,559人であった県全体の中学校卒業者数は、平成29年3月までは増減を繰り返しながら推移しますが、その後は急激な減少傾向に転じ、平成33年3月には17,500人程度になると見込まれています。
このような状況を踏まえ、本県が推進してきた高校教育改革を更に発展・充実させるため、高校教育が直面している諸問題の解決に向けて、平成21年7月に「群馬県高校教育改革検討委員会」を設置し、平成22年3月に「群馬における今後の県立高校の在り方について」として報告を受けました。
県教育委員会では、この報告の内容を総合的に検討し、群馬県教育振興基本計画の基本目標「たくましく生きる力をはぐくむ~自ら学び、自ら考える力を~」に基づき、県全体及び各地区の教育水準の維持・向上を図り、これからの時代を切り拓いていくことのできる人材を育成するため、高校教育改革を推進する計画を策定しました。
平成21年3月に策定した「群馬県教育振興基本計画」の部門計画
平成24年度から平成33年度までの10年間
本計画に基づいて実施計画を策定し、計画的・段階的にその実施を図っていくものとします。
なお、本計画は、現在の社会状況や平成22年5月1日の学校基本調査結果に基づいていることから、今後、社会の変化や中学校卒業見込者数等の状況に応じて、計画の見直しを行っていきます。
本計画全文(参考資料を含む)は、以下のPDFファイルでダウンロードできます。