本文
日本語指導が必要な高校生が全国的に増加する中で、日本語指導が必要な生徒の中途退学率や非正規就職率の高さが課題となっています。このような状況を踏まえ、令和5年4月から高校における日本語指導が制度化され、高校段階において日本語指導を必要とする生徒に対して、「特別の教育課程」の編成による日本語の個別指導と単位認定が可能となりました。
多文化共生・共創を目標とする本県においても、日本語指導を必要とする生徒が県立高等学校等に多く在籍しており、当該生徒へのきめ細かな指導・支援の充実が急務となっています。
群馬県教育委員会では、上記の背景を踏まえ、日本語の指導や支援の実践を蓄積しながら、学校における日本語指導の体制づくりについて研究及び実践を行う「県立高等学校等における日本語指導の体制づくり事業」を、令和5年4月から実施しています。本事業では、主に、次のような取組を行っています。
「県立高等学校における日本語指導の体制づくり事業」では、県立太田フレックス高等学校をモデル校として指定し、学校における日本語指導の体制づくりを整備するとともに、日本語指導に関する学校設定科目や「特別の教育課程」による授業の指導方法などについて研究しています。
次の資料は、群馬県教育委員会が「県立高等学校における日本語指導の体制づくり事業」に関連して作成した資料・様式です。