1 日時
令和7年12月15日(月曜日) 13時30分から16時00分
2 場所
群馬県立高崎商業高等学校
3 出席委員
8名 (加藤委員(会長)、後藤委員、下妻委員、山口委員、村上委員、大嶋委員、蓑輪委員、橋爪委員)
4 次第
- 開会
- 群馬県産業教育審議会長挨拶
- 群馬県教育委員会教育長挨拶
- 学校概要説明(群馬県立高崎商業高等学校長)
- 生徒活動発表
総合ビジネス科3年生「商業を学ぶ県内高校生と地域活性化包括連携協定締結企業との共同商品開発企画~科目「商品開発と流通」における取組発表~」
ビジネス研究部 マーケティング班 「ちょいこん de 健康生活~私たちのビジネス実践力で「こんにゃく粉の消費拡大へ」~」
- 授業・施設・設備等視察
- 審議
「地域や産業界と連携した実践的な職業教育の在り方について
~これからの産業界を支える人材に必要な資質・能力の育成に向けて~」
- 閉会
5 議事概要
会長
「地域や産業界と連携した実践的な職業教育の在り方について~これからの産業界を支える人材に必要な資質・能力の育成に向けて~」というテーマでの審議をお願いする。
本日の学校紹介や発表、授業見学等を踏まえて、委員の皆様方の御意見をいただきたい。
委員
- 生徒の発表を聞き、優秀な学生が育っていると実感した。
- 商業科が4つのコースに分かれ、それぞれの特徴を持たせた履修体系は資質・能力向上に有効である。グローバルビジネス科の英語学習が、実践的で目的に特化した内容になっている点が素晴らしい。
- 学科間交流や共同プロジェクトによる高度な課題解決の機会があると、社会での多様な協働に役立つと思う。
- 「考える・体験する・やり抜く」を重視し、人間力を高める教育活動がアドミッションポリシーと合致している。人間力の育成が授業でも重視されているが、現代に必要な能力がどのように組み込まれているのかを明確化すると、生徒の自己認識の向上にもつながると思う。
委員
- 見学を通じて、高崎商業高校の将来構想がしっかりと教育に反映されていると感じた。
- 授業中の生徒の姿勢から、興味を持って主体的に取り組んでいる様子が見られた。
- 発表を聞いて、上手く人に伝えるということができていると感じた。生徒のプレゼンテーション能力は日々の学校生活で培われるものであり、学校教育の成果として評価できる。
- 学校は生徒の興味や力を引き出し、伸ばす役割を果たしており、その点が印象に残った。
委員
- 高校生からビジネスに関する専門的な授業をとおして、世界につながるような学びをしていることが実感できた。
- 今学んでいる内容と他の学年で学ぶ内容とのつながり、卒業後の産業や地域社会とのつながりについて教員から声掛けがあり、授業を通して今後について視野を持たせながら生徒が学んでいる。
- 生徒の発表の中で、地域とともに産業の未来を切り拓くことについて、継続して活動することの大事さについて触れていたことに感銘を受けた。
- 交換留学や自治体で行っている海外の友好都市の提携等を活用して、授業で学んでいることが海外ではどのように通用するのかなど、海外も視野に入れた学びにしてもらいたい。
委員
- 地域活性化包括連携での商品開発について、企業と協力して素晴らしい商品が完成し、生徒の考えや企業の考えについて上手にまとめて発表できていた。
- 授業では、生徒の発言がとても活発であり、グループでのミーティングや発表、教員とのやりとりの中でコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力が高まっていると感じた。
- 人間力が高まれば、新しい制服もより輝いてくるので、自分たちの活動に誇りに持って今後も活動してもらいたい。
委員
- インターンシップ等においては、生徒が自ら企業に連絡を取り、アポイントメントを設定するなど、生徒が自ら考え、体験し、やり抜く力を身に付けられるような教育を継続してほしい。
- デジタル分野の人材育成は急務であり、商業科においては、生産性と創造性を高めるとともに、「AIとともに働く職業人」の姿を明確に示し、人間が担う中核的な役割を理解させることで、「AIに代替されない能力」を育成していく必要がある。
- 産業界や地域との連携を一層強化し、商業高校を従来の座学中心の学びから、より実践的で課題解決型のキャリア教育へと発展させていくことが重要である。
- 「課題研究」の授業においては、生徒が「商業の見方・考え方」を働かせながら課題を探究し、解決していく学びを実践してほしい。
- 教員は指導力の向上に努め、商業教育を通して、生徒に社会で求められる資質・能力を育成し、群馬県の地域社会で活躍できる職業人の育成につなげてほしい。
委員
- 商業高校の取組を見て大変興味深かった。「不易流行」を具現化している学校だと感じた。普遍的な知識をしっかり教え、同時にICT活用など時代に必要な取組も進めている。
- 一方で「人間力」という言葉の定義が不明瞭に感じる。どんな生徒像を指すのか、どのような能力を意味するのか説明がほしい。
委員
- 事前に学校のインスタグラムを見て、課題研究の取組などに感心を持っていた。商品開発から販売まで体験できることは商業高校の素晴らしい取組である。
- ビジネス探究プログラムで生徒の「好き」を深めているという点が良い。職業選択では、自分は何が好きかという自己理解が最も重要だと考える。仕事理解も高校生のうちにもっと深め、地元にどんな企業があるのか早い段階から学べるよう、探究プログラムを充実させてほしい。
- 国としてもデジタル人材育成やリスキリングに力を入れている。情報処理の授業で生徒の熱心な姿と高度な内容も見られ、非常に頼もしく感じた。
- 4コース間のコラボ企画などは多様な視点で捉えることにつながり、職業選択の幅も広がることが期待される。
校長
- 「人間力」については、校訓の「真面目、誠実、勤倹、礼儀、規律、衛生」と大きく関わるところであると考える。特に「誠実」を大切にしている。
- 学科間交流の取組については、探究活動を通して実施できるよう検討しており、また、企業との連携やインターンシップなどの拡充も予定している。学年が進むにつれ、生徒一人ひとりが興味を深める探究の時間を作れるよう取組を継続していきたい。
会長
- 専門高校が地域の即戦力となる人材を育ててくれており、大変ありがたい。多くの卒業生が地元に残り、また戻ってきて活躍してくれている。
- 学校施設の老朽化対策についても必要性を感じる。
- 学校への関心が深まった。企業としても多くの卒業生に来てもらっており、先生方にも改めて感謝したい。
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