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【ベストプラクティス】株式会社ニップン×日本製紙株式会社×日本製紙木材株式会社×利根沼田森林組合

更新日:2026年2月26日 印刷ページ表示

自然資本・生物多様性への再生型アプローチ:4者協働による森林共創プロジェクト

参画企業・団体

  • 株式会社ニップン(食品製造:水と農産物の恩恵を享受)
  • 日本製紙株式会社(製紙:森林資源の循環利用)
  • 日本製紙木材株式会社(森林経営・木材流通)
  • 利根沼田森林組合(地域林業の担い手)

取組の核心

 本取組は、バリューチェーンの上流から下流までを網羅する4者が、「自然資本の回復こそが事業継続の生命線である」という共通認識のもと、従来の「保全」を超えた「再生(リジェネレーション)」を目指す戦略的協働である。
 食品、紙、森林経営という異なる産業が交差することで、生態系サービス(水源涵養・生物多様性)の維持と、地域産業の持続性を高度に融合させる。

自然資本・生物多様性への戦略的取組

取組内容:エコシステムを基盤とした森林共創

 みなかみユネスコエコパーク内に位置する須田貝山林(日本製紙木材所有)をフィールドに、多機能な森林経営と社員参加による生物多様性保全活動を実践。その第一段階として、2024年度には4者による植栽イベントを実施。

  • 科学的根拠に基づく管理: 適切な間伐や植栽による、多層的な森林構造への誘導。
  • プラットフォームの活用: 「ぐんまネイチャーポジティブ推進プラットフォーム」の先導モデルとして、科学的知見と地域知を融合。

取組の背景:依存と影響の可視化

 4者は、自社の事業活動が「健全な水サイクル」と「豊かな森林生態系」に100%依存しているとの共通認識を有している。

  • リスク管理の高度化 気候変動に伴う水リスクや資源調達リスクに対し、水源地そのものを強化することでレジリエンス(適応力)を高める。
  • 社会的責任から戦略投資へ: 森林を単なる原材料供給地ではなく、多角的な価値を生む「自然資本」と再定義。

ネイチャーポジティブへの貢献(KPIの視点)

  1. 生物多様性の純増: 4者が協働して実施する適切な森林管理により、林床植生の多様化と野生動植物の生息域の確保を図る。
  2. 水資源の安定供給:4者が関与する森林エコシステムの健全化を通じ、首都圏水源地の保水能力を向上。
  3. 異業種シナジー: 食品・製紙・林業という異なる立場が連携することで、サプライチェーン全体でのインパクトを最大化。

今後の展望:自然資本を起点とした価値創造

 今後は、活動の成果をTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)等の枠組みに沿った「自然資本の価値化」へと繋げることを目指す。

  • 人材のトランスフォーメーション: 参加社員の意識変革を通じた、ネイチャーポジティブな企業文化の醸成。
  • モデルの拡張: 本プロジェクトを「産業と自然の共生モデル」としてパッケージ化し、他地域や他業界へ波及させることで、地球規模の自然再興に寄与。

参画企業・団体の紹介

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