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学校を終えた子供たちが、田んぼ道を歩いていると…

ぐんまちゃんが運転しているトラクターが脱輪していました。

困っているぐんまちゃんに子供たちが声をかけます。
(子供たち)ぐんまちゃんどうしたの?
(ぐんまちゃん)お姉さんの手伝いに行くところだったんだけど、道がせまくてタイヤが落ちちゃったの。

(ぐんまちゃん)この先は「ほ場整備」がしてあるから安心して運転できるのになぁ。
(子供たち)ほじょうせいび?

(ぐんまちゃん)ほ場整備について教えてあげるからちょっと先まで行ってみようよ!

ぐんまちゃんに案内されて、ほ場整備が終わった場所に着きました。
(男の子)うわ~。道路が広くなっている。

ぐんまちゃんは、お姉さんが田植えをしている田んぼに子供たちを連れてきました。
(ぐんまちゃん)ここがほ場整備が終わったお姉さんの田んぼだよ。
(女の子)田んぼも広くて、四角になっているね。

お姉さんが田植えをしながら答えます。
(お姉さん)そうね。でも、それだけじゃないのよ。

おじいさんが以前の田んぼのようすを思い出しています。
(おじいさん)昔の田んぼはせまくて、あちらこちらにあったから、行くだけでも苦労したもんだ。それにもう年だし農業はやめようと思っていたところじゃった。

(お姉さん)そこでほ場整備をしようってことになったのよ。
(男の子)ほ場整備でそんなことが解決できるの?