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群馬県公立高校入学者選抜制度の改善方針(原案)に関する意見の募集結果について

 県では、群馬県公立高校入学者選抜制度の改善方針の原案を作成し、令和3年6月9日(水)~令和3年7月8日(木)までの30日間、郵便、ファクシミリ、電子メール、持参により、広く県民の皆様から意見の募集を行いました。
 この度、寄せられましたご意見(延べ50件)及び、それに対する県の考え方を下記のとおり取りまとめましたので、公表いたします。
 なお、寄せられたご意見につきましては、取りまとめの便宜上、適宜集約させていただいております。また、本手続きと直接関係がないと考えられる意見については除外させていただきましたので、ご了承ください。
 今回、ご意見をお寄せいただきました方々のご協力に厚く御礼を申し上げるとともに、今後とも県教育行政の推進にご協力を賜りますようお願い申し上げます。

方針の題名及び策定日

「群馬県公立高校入学者選抜制度の改善方針(原案)」について
施行日:令和3年8月20日(金)

意見の提出数

合計 18通(電子メール 12通、FAX 4通、郵送 2通)
(意見の延べ総数 50件)

意見の採択により修正した箇所

なし

提出された意見の概要及び意見に対する考え方

主に制度全般に関して
番号 意見概要(要旨) 考え方 類似意見
1 私立高校および前期入試の合格発表が終了した時点で後期選抜受検予定者は50%以下となっている。緊張感の薄れた環境の中で後期選抜受検予定者が半月以上も悶々とした精神状態で受検生活を送っているのを見て改善が必要であると感じていた。ぜひ、入試の1本化を進めていただきたい。 改善方針に基づく新しい入学者選抜制度については、周知や準備の期間を考慮し、令和6年度入学者選抜からの導入を想定しています。御指摘の、前期選抜合格者と後期選抜受検者が2月中旬の前期合格発表から中学校の卒業式までの間混在する状況については、新制度の導入により解消される見込みです。  
2 新制度の導入時期や追検査と再募集を含めた実施時期について、現行制度の課題を踏まえ適切なものになっていると思う。 新制度がより良いものとなるよう、引き続き具体的な検討を進めてまいります。  
3 全体的には賛成です。前期合格者と後期合格者の時間的な差異を埋めるのはとてもよいことと思います。 新制度がより良いものとなるよう、引き続き検討を進めてまいります。  
4 教育基本法にあるとおり、教育とは「豊かな人間性と創造性を備えた人間の育成」を目的とするものであり、「未来を切り拓く人材の育成」などの用語に見える社会で役に立つか否かで子どもたちを取捨選別するような視点は、教育の本義とは相容れない考え方です。 「第3期群馬県教育振興基本計画」及び「第2期高校教育改革推進計画」では、全ての生徒に「たくまくしく生きる力の育成」を図るとともに、社会が加速的に変化し、将来の予測が困難な時代にあって、既存の考え方にとらわれることなく、新しい価値を創造することのできる「時代を切り拓く力の育成」を図ることが必要であり、そうした力を育むことを通じて、豊かな人間性と創造性を併せ持つ「始動人」を育成することとしています。こうした考え方は、御指摘の教育基本法の目的と齟齬するものではないと考えます。  
5 入学者選抜制度の課題が指摘されているが、常に思っているのは選抜すること自体に難しさがあるということである。選抜には主観が入りやすく、公平さを欠く危うさがあると思う。昔のように、入試一発勝負がよいのではないか。また、最近感じるのは未来を切り拓く人材を育成する観点から、自分の好きな学校にはとにかく入学できて、卒業するのが大変という方式もよいのではないか。入学より卒業に重点を置くべき。 入学者選抜の在り方については、様々な御意見があり、本県でも有識者や教育関係者、保護者等からなる入学者選抜制度検討委員会を設置して検討を行ってまいりました。昨年度策定の第2期高校教育改革推進計画においても、「適切な制度の在り方について、今後も不断に見直しを行う」としており、いただいた御意見も参考に、より適切な入学者選抜の在り方について、引き続き検討を行ってまいります。  
6 学校間格差や山間部からの人材流出を助長し、子どもたちに過度な競争を強いる現在の全県一学区制を見直し、地域の子どもが地域の学校で安心して学べる小学区制を再構築すべき。 全県一学区制については、第2期高校教育改革推進計画において「受検者が自由に学校を選択できる全県一学区を継続します」とされており、入学者選抜制度検討委員会からも「地区にとらわれずに自由に学校を選択できる全県一学区制は、今後も維持していくことが必要である」との提言を受けています。「推進計画」では、「適切な制度の在り方について、今後も不断に見直しを行う」としており、いただいた御意見も参考に、より適切な入学者選抜の在り方について、引き続き検討を行ってまいります。 1
7 この方針(案)全てに言える事だが、入学者選抜制度検討委員会までの検討経緯や委員メンバーをみても全く民意が反映されていないと思う。政治として検討、決定すべき重大事項だと思うので、行政裁量だけで全てを決定したと県民に受け取られないように、行政側の代表者の知事以外の民意である県議会議員さんをきちんと入れた上で本方針を策定していただきたい。 御指摘の入学者選抜制度検討委員会は、大学教授、市町村教育委員会代表、小中高等学校PTA代表、公私立小中高等学校長等により構成され、それぞれの立場から御意見をいただきました。また、本改善方針案については、県議会文教警察常任委員会において御審議をいただいております。  
主に「入学者選抜制度の現状と主な課題等」に関して
番号 意見概要(要旨) 考え方 類似意見
8 入学試験の回数を1回に減らすことは、受検者の心理的負担が増大するので、選抜方法変更には反対である。大人だけで決めるのではなく、中学生から意見を募集して政策に反映してほしい。 新制度では、1回の選抜とすることで、これまで前期選抜で学校の総定員内にありながら不合格となっていた受検者が早期に合格できることになります。加えて、1回の選抜の中で、前期選抜と後期選抜の趣旨を生かした多様な選抜尺度による選抜が行われ、受検者の優れた点をより積極的に評価する制度となると考えています。
また、本改善案は、大学教授、市町村教育委員会代表、小中高等学校PTA代表、公私立小中高等学校長等からなる入学者選抜制度検討委員会において、受検の当事者である中学生の状況も具体的に検討していただいた上で作成されています。
 
9 2回の志願先変更期間を設定する制度であることが、不本意入学の一因にならないか懸念される。2回の志願先変更期間を設定する意義について、説明があると理解が得られやすいのではないか。 現行制度では、後期選抜において志願先変更期間を1回設定しています。一本化によって各高校の志願状況等が変化する可能性を考慮し、新制度では2回の志願先変更を行うことを予定しています。なお、「当面」の期間に関しては、志願状況や関係者の意見等も参考にしながら検討してまいります。 2
10 合格発表が中学校の卒業式後となるよう日程を検討してほしい。不合格者の心情への配慮や中学校での指導に工夫が必要である。 御指摘のとおり、現行の後期選抜と比較すると、新制度では合格発表の日程が早まる想定ですが、そのため、高校生活の準備のための指導や、再募集への出願等に向けた指導の時間をしっかりと確保できるようになります。頂いた御意見については、今後、具体的な日程を検討する際の参考にさせていただきます。 6
主に「新たな入学者選抜制度の概要」に関して
番号 意見概要(要旨) 考え方 類似意見
11 子どもが前期試験で不合格となり、後期試験で前期と同じ学校に合格した経験がある。試験を1回にすれば、こうした状況は改善できると考え、大変よい制度改革であると思う。 現在約8割の学校が、前期選抜の定員を50%としており、中には前期の定員を30%以下としている学校もあります。そのため、当該校の総定員内にありながら前期選抜で不合格となる受検者が多くおり、入学者選抜制度検討委員会では、そのために心理的な負担を負っている生徒が多くいるという御指摘をいただいています。また、前期で不合格となった受検者のうち、大多数は同じ学校の後期選抜に出願し合格している現状もあります。新制度により、こうした状況を改善できるものと考えています。  
12 高校生の息子を見ていると、3月は入試で休みが多く、ほとんど学校に行かない印象がある。現役の高校生にとっても、授業時間が増え、しっかり勉強できるようになるのはよいと感じる。 現行制度は、前期選抜と後期選抜で2回の選抜業務を行うため、2月から3月にかけて高校で授業を行えない日(家庭学習)が10日程度生じています。そのため高校では、年度末に1年間のまとめを行うための授業時間を、十分に確保することが難しいなどの課題があります。今回の改善により、年度末の貴重な時間をより有効に活用できるようになり、高校の学習や部活動、学校行事等をより充実させることができると考えています。  
13 勉強が得意な子も部活で頑張った子もそれぞれ評価してもらえるということだと思う。特定の競技などに打ち込むことはよいと思うが、運動も勉強も幅広く色々なことに挑戦することも大切だ。中学時代はいろいろなことに挑戦することが大切ということが伝わる入試にしていただきたい。 御指摘のとおり、中学生が学習や部活動、学校行事等様々なことに挑戦し、自分の力を高めることは非常に重要なことです。新制度は、受検者のもつ優れた点をより多面的、積極的に評価することとしており、特定の実績や能力のみに焦点を当てて選抜を行うといったものではありません。新制度が中学校での学びの一層の充実につながるよう、周知等に努めてまいります。  
14 前期・後期入試を1回で実施するのは、生徒の心情や業務改善の観点からも大変ありがたい。従来の前後期式に比べ、新制度では、2月の下旬までには入試が終わることになり、卒業式には大半の生徒がすっきりして卒業できることになるので、受検者にとっては好ましい。 御指摘のとおり、新制度により入試日程全体に余裕が生まれることになり、中高双方で、生徒への指導や業務の改善につながるものと考えております。  
15 始動人型とあるが、一般的に浸透している言葉ではないと思う。入試は分かりやすい制度であることが大切であり、特色型、総合型という名称で十分ではないか。 県政の方向性を示す「新・群馬県総合計画」において、教育分野の重点施策として「教育イノベーションの推進」と「始動人(新しい領域で動き出す力を持つ人材)の育成」が掲げられています。「新しい領域で動き出す力」は、価値観の多様化や課題の複雑化等により、将来を予測することが困難な時代にあって、学校教育による育成が期待されるものです。「始動人」という言葉や概念の周知に努めながら、「始動人」の育成について、群馬県の教育全体を通して取り組んでまいりたいと考えています。 3
16 部活動に関して推薦基準があいまいな点がある。部活動推薦枠で合格した生徒は学力が追い付かない場合もあり、入学後に苦労する生徒もいる。また、中学生の学力レベルは各中学校間で差があり、通知表の成績がよい生徒が必ずしも同じ学力レベルという訳ではない点も課題である。 御指摘の「部活動推薦」は、本県では実施されておりません。現行の前期選抜では、学校によって部活動実績を重視した選抜が行われていますが、そうした場合も部活動実績のみではなく、調査書や学力検査、面接等の結果を総合して評価しています。部活動実績を重視した選抜による入学者の中に、学業面で振るわない生徒がいるとの御指摘ですが、学習への取組状況に差異があることについては、様々な要因が考えられます。また、中学校の評価については、各中学校から在籍者の成績一覧や評定分布表を提出してもらうことなどにより、公平性を確保しているところですが、引き続き、中学校とも連携しながら、より適切な評価の在り方について検討してまいります。 1
17 志願理由書で高校生活のビジョンを提出させるならば、スクール・ポリシー、スクール・ミッションの策定は欠かせないが、短い期間で策定されたものに対して、具体的なビジョンが描けるであろうか。また、そのポリシー・ミッションを裏付けるだけの経年的なエビデンスの蓄積が必要となる。この時勢の中、入試の改善を図ると言うことは、必ずポリシー・ミッションの策定による入試改善を行う学校が出てくるだろう。R4年度には新課程への移行が行われる。コロナ対応が引き続き必要な可能性もあり、本県がポリシー・ミッションによる入試改善を避けなければ、学校現場が悲鳴を上げてしまう。そのため各学校の従来の入試業務を継承しながら、入試とは異なる次元でポリシー・ミッションの策定をしていくべきだと思われる。 スクールミッションの再定義及びスクールポリシーの策定の方法については、現在検討中です。スクールポリシーと入学者選抜の関連については、スクールポリシーの策定及び入学者選抜の具体的な制度設計を進める中で、適切な在り方を検討してまいります。  
18 「ビジョン」とは、多様な意味がある。おそらく未来像という意味だろうが、幻視という意味もある。なにより、英単語のvisionは高校で学ぶのが一般的であり、受検者の混乱を招くような横文字にする必要はないだろう。「高校生活の抱負」や「高校生活の未来像」の方が無難ではないか。 頂いた御意見も参考に、適切な用語の使用に努めてまいります。  
19 公平で公正な検査を行うためには、現行の検査問題の出題形式や解答形式の不備を改善する必要がある。現行の検査問題に関する課題の検証と改善を求める。 入学者選抜制度の在り方については、これまでも時代の変化に対応したものとなるよう改善を重ねてまいりました。引き続き適切な制度の在り方について不断に見直しを行うとともに、学力検査問題についても、課題の改善を行ってまいります。  
20 前後期二回の選抜を一回の本検査にすることには、基本的に賛成する。しかし、前後期選抜の趣旨を踏襲した「特色型」と「総合型」という二系統の選抜は、評価基準を複雑化し、合否判定をブラックボックス化する危惧がある。また、多面的評価を趣旨とするはずの「特色型」が「部活動特化型」として県民に理解され、高校入試が「勉強か部活か」の二区分に色分けされかねない。さらに、学校によっては活動など学業以外の実績を重視することで、中高生の中に学力軽視の風潮が醸成される。 選抜の方法については、現行の前期選抜における段階選抜と同様であり、評価基準を明確化して実施することで適切な実施が可能と考えています。また、特色型、総合型のいずれにおいても、調査書や学力検査、面接等の結果を総合して選抜を行うこととしており、現行制度以上に、より多面的な観点から受検者の優れた点を積極的に評価する制度としてまいります。  
主に「その他」に関して
番号 意見概要(要旨) 意見に対する考え方 類似意見
21 「今後は、中学校、高校の関係者の意見等を聞きながら、本検査及び追検査の日程や、具体的な選抜実施方法等について、引き続き検討する。」とあるが、特色型と総合型の合格判定方法、基準が不明確なので、ハッキリと方針に記載して欲しい。明確にしておかないと、不正な合否判定の温床になると思う。また、生徒自身が特色型と総合型どちらで受かったか後でわかるのか、分からないのか、明確にして欲しい。 特色型、総合型のいずれにおいても、調査書や学力検査、面接等の結果を総合して選抜を行うこととしています。今回の「改善方針」は大綱的な内容ですが、より詳細な内容は順次公表し、特色型、総合型それぞれにおける各検査項目等の比重等については、学校ごとに定め、公表する予定です。  
主に「(新)公立高校入学者選抜制度」に関して
番号 意見概要(要旨) 考え方 類似意見
22 一般的に中学校では、2月上旬から中旬にかけて3学期の定期テストが行われるため、検査の時期は2月下旬が望ましい。 頂いた御意見については、今後、具体的な日程を検討する際の参考にさせていただきます。  
23 学力検査結果が最も客観性のある合否の基準となる。基準のあいまいな部活動推薦枠は排除したほうが公平と考える。スポーツ全般の低下につながるという指摘もあるが、公立進学高校で高校野球で日本一になった例もある。別枠ではなく同じ基準で入学した生徒が部活も一緒に頑張るということが教育上もっとも大切なことではないかと考える。 御指摘の「部活動推薦」は、本県では実施されておりません。現行の前期選抜では、学校によって部活動実績を重視した選抜が行われていますが、そうした場合も部活動実績のみではなく、調査書や学力検査、面接等の結果を総合して選抜を行うものであり、推薦入試、スポーツ推薦や特待生選抜等とは趣旨の異なるものです。新制度でも、前期選抜と後期選抜の趣旨は生かすこととしており、部活動の実績等は引き続き評価されることになります。御指摘いただいた、部活動実績の評価については、より公正・公平なものとなるよう、引き続き検討してまいります。  
24 学力検査については、高校間に学力の差があるので難易度の違う2通りの試験問題を準備するのが望ましい。 学力検査問題については、単に知識を問うのではなく、思考力や判断力、表現力等を幅広く問うことのできるものとなるよう、これまでも改善を重ねてきました。新制度の導入に当たり、受検者の学力をより適切に評価できる問題の在り方について、引き続き検討を進めてまいります。  
25 面接は実施してもあまり意味がないと考える。口下手の人もおり、外見で人を判断するのはよくないからである。そういう生徒こそ高校入学後の教育によって望まれる生徒像に育てていけばよいと考える。 受検者の優れた点をより多面的に評価するため、全ての受検者に対し面接を課すことは重要な意味を持つと考えています。中学生には、面接を中学校時代の取組や高校生活での目標等をアピールする機会と捉えてもらいたいと思います。  
26 1日で5教科の学力検査を実施すると、現行の後期選抜の日程を基本にして計算すると、終了時刻が16時過ぎになってしまう。大学入学共通テストでも5教科を2日間に分けて実施しており、受検者の精神的・肉体的負担等を考慮に入れると、現在の後期選抜のように学力検査を2日間に分け、その翌日に面接等を実施するという考え方もあると思う。 学力検査の時程については、有識者や学校関係者等からなる入学者選抜制度検討委員会で、「1日目に5教科の学力検査を終え、気持ちを切り替えて2日目の面接に臨めるようにすることが適切である」などの意見が多かったことを踏まえたものです。頂いた御意見については、今後、具体的な日程を検討する際の参考にさせていただきます。 1
27 他県での採点ミス等もあり、群馬県の記述式の問題について、マーク形式とすることを提案する。記述式を取り入れるとしても、字数制限を設けるなど精選し、採点基準も明確化する必要がある。また、検査問題の解答欄が狭く、解答欄に挟まれて得点記入が困難である点も改善をお願いしたい。 学力検査問題については、引き続き課題の改善に努めるとともに、解答用紙等についても、引き続き検討してまいります。頂いた御意見については、今後、検査問題等について検討する際の参考にさせていただきます。  
28 入学者選抜制度の改善については、定期的に見直しの機会を設けることを制度化する必要がある。生徒や保護者の教育へのニーズは常に変化するものであり、定期的な見直しが重要である。 「第2期高校教育改革推進計画」において、入学者選抜に係り、適切な制度の在り方について今後も不断に見直しを行うとしております。引き続き、制度の見直しと課題の改善に努めてまいります。  
29 実業高校等では、普通教科(5教科)の教員数が限られ、採点の負担が大きい。特に、教科の教員が2名しかいない場合、採点のチェックを2回以上実施する体制の確保が難しい。 頂いた御意見は、より適切な採点業務の在り方について検討を行う際の参考にさせていただきます。  
30 全ての受検者を対象に総合型で選抜するのがよいと思う。ただし、学力検査の結果を重視し、特色型も加味するのでどうか。特に特色型(始動人型)を別枠で募集することは学力が無視され受検者・保護者や教職員に不公平感がつのる。 特色型では、学校内外での活動歴等を含め、より多面的な観点で受検者の優れた点を評価することとしていますが、これは学力検査の結果を軽視するものではありません。特色型、総合型いずれにおいても、調査書や学力検査、面接等の結果を総合して選抜を行うこととしており、学力も適切に評価されるものと考えています。  
31 受検者の希望なしに、全受検者に特色型と総合型の2つの観点で選抜をする方法がイメージがわかない。前後期式の受検は、受検総数が減少の一途をたどっている現在の状況にそぐわない。前後期式が始まった際のメリットは、もはや形骸化し、デメリットと化している。趣旨を継続しながらの一本化を図ることで、全ての状況は好転していくと考えられる。 新制度は、現行の前期選抜で行われている段階選抜と同様の方式です。第1段階として、受検者全員を対象に一方の観点(型)で選抜して一定数の合格者を決定し、第2段階としてもう1つの観点(型)で残りの合格者を決定します。入学者選抜を一本化することで、現行制度の課題が改善され、より良い入学者選抜となるよう、引き続き、具体的な制度の検討を進めてまいります。  
32 現在の制度では、前期選抜のB選抜で高校から声をかけてもらった生徒が不合格の場合、後期選抜を受けることが可能だったが、新制度では2回目のチャンスがないため、特色型と総合型のどちらを選択した方がいいか、どう指導していいかが難しい。特色型の合格基準をはっきりさせてもらわないと、進路指導をする際に、生徒に特色型と総合型のどちらを選ばせるべきか分からない。 新制度では、1回の検査で特色型、総合型の2つの観点による段階選抜を実施するとしており、出願時に受検者が型を選択するものではありません。例えば、中学校での部活動で実績がある生徒が、特色型で合格とならなかった場合、自動的に総合型の選抜の対象となります。また、特色型、総合型の具体的な基準等については、今後、各学校が作成、公表をしていくことになります。多くの受検者が前期選抜で不合格となり心理的負担が大きいことは現行制度の課題とされていますが、新制度は、受検者の負担を軽減しつつ、現行の前期・後期選抜の趣旨も生かしたものとなるものと考えています。  
33 外国につながる子供たちが年々増加しているが、中学校を卒業すると外国人の生徒への支援がほとんどなくなってしまうことが長年懸念されている。日本語がわからないだけで優秀な生徒もおり、日本語がわからないがため定時制高校等に進学するも、それが本当にその生徒が学びたい場所ではないこともある。来日3年未満の生徒が通常の国語の検査を受けてもほとんど意味をなさず、生徒の未来の可能性をつぶさないための検査が必要である。幼少期に日本滞在期間を入れると3年を超えてしまったりする場合もあり、入国通算3年以内という枠に入れない生徒には不公平感がある。そのために、現行の「海外帰国者等入学者選抜」の応募資格や検査内容の再考をお願いしたい。 入学者選抜制度検討委員会においては、外国籍を有する生徒等について、高校での学習への意欲等をより重視した選抜の方法を工夫すること等について提言されました。一方で、外国籍を有する生徒等の受入れについては、入学者選抜での工夫のほかにも、入学後の生徒の指導や支援体制等に関する課題があり、今後関係者の御意見も伺いながら、引き続き、より適切な制度の在り方を検討してまいります。  
34 制服の提供に関して、現在の前期後期制では、前期の発表から入学式までは約50日程度の期間があるが、大多数の生徒の発表が3月上旬となると、入学式まで1か月程度しか期間がない。そのため合格発表は3月早い時期にお願いしたい。制服の採寸や注文に関する混雑や混乱を回避するために、平日の来店を促すための工夫をお願いしたい。 頂いた御意見については、今後、具体的な日程を検討する際の参考にさせていただきます。  
35 エントリーシートがコピー可になること、出願手続きのICT化は大変ありがたい。志願理由書は、受検者の志願理由の明確化につながるが、従来式では受検者、指導する側双方にとって大変な負担となっていた。 現行の志願理由書については、入学者選抜制度検討委員会においても作成の負担感があるとの御意見をいただきました。コピーの提出を可とすることで負担の軽減を図るとともに、高校生活のビジョンや学校内外の活動歴を記載する「エントリーシート」として位置付け、より適切に活用したいと考えております。  
36 オンラインでの申し込みであれば、私立との一元化を図った方が、保護者はありがたいのではないか。教師側の負担も軽減でき、ありがたい。 出願手続きのオンライン化については、頂いた御意見も参考にさせていただき、具体的な方法について検討を進めてまいります。  

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