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森林のCO2吸収量認証制度
更新日:2020年4月13日
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企業・自治体・ボランティア団体などが、森林整備協定を結んで実施する植栽・間伐などの森林整備等の効果を、二酸化炭素の吸収量として認証します。
認証例
35年生のスギを1ヘクタール(地位2)間伐した場合の二酸化炭素吸収量は12.2炭素トン
※「地位2」はローマ数字の2が正式名称です。
認証制度の目的
企業・自治体・ボランティア団体などが、森林整備協定に基づき実施する森林づくり活動等の拡大を図り、地球温暖化防止対策の一環として推進することを目的としています。
認証制度のメリット
社会貢献の証として広報活動に活用することで、企業イメージや社会的評価の向上などに役立てることができます。
認証制度の対象となる活動
企業・自治体・ボランティア団体などが行う次の活動が対象になります。
参加する活動
苗木を植える、除伐・間伐をするなど、森林が元気に育つために必要な整備に直接参加するもの
応援する活動
手入れの行き届かない森林の整備にかかる費用を所有者に代わって負担するもの
認証要件
- 平成22年4月1日以降に実施された活動であること
- 面積が0.5ヘクタール以上の森林であること
- 健全な森林として生育することが期待できる活動であること
- 事前に森林所有者と森林整備協定を結ぶこと
- 事前に整備内容をまとめてた「計画書」をつくること
必要な費用
手数料などはかかりません。無料です。
計画認証
「計画書」にもとづいて計画期間中の二酸化炭素吸収量を事前に認証します。
毎年4月30日までに前年度に実施した森林整備の実績を報告していただきます。
これまでに17件/2882.9トン-CO2(令和2年1月21日現在)を認証しました。
実績認証
その年度に活動した「実績」にもとづいて認証します。
平成30年度の活動では、2件/85.9トン-CO2を認証しました。