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コラム~専門家から学ぶ~「群馬県の花粉対策最前線〜発生源からのアプローチ〜」

更新日:2026年3月6日 印刷ページ表示

群馬県環境森林部林政課 森林整備係 中村 博一 係長

※こちらの内容は、令和8年1月31日に開催された令和7年度花粉症に関する県民公開講座「いま知っておきたい!花粉症対策」の講演内容から抜粋したものです。令和6年度の講演内容をまとめた「群馬県における花粉発生源対策について」もぜひ併せてご覧ください。

講師:群馬県環境森林部林政課 森林整備係 中村 博一 係長の写真

スギの花粉はいつ作られる?

  • スギ花粉を放出する雄花は7月頃から形成され始め、11月頃には雄花の中の花粉が成熟して、黄色く色づいた状態となります。その後、冬に向けて気温の低下や昼の時間が短くなると休眠状態となり、冬の寒さにさらされると、花粉を飛ばす準備を開始します。花粉の飛散開始時期は、暖かい日が続くと早まり、寒い日が続くと遅くなります。なお、スギは植えてから10数年経過すると雄花が形成され始め、花粉の生産が多くなるのは20年生以降と言われています。
  • スギは虫を介してではなく、「風媒花」と言って風によって花粉を運ぶ植物であるため、大量の花粉を飛ばしています。

スギ花粉飛散予測と令和8年春の飛散見込み

  • 春に飛散するスギ花粉は、前年秋のスギ雄花量を確認することで予測することができます。雄花の生育は、前年夏の気象条件に大きな影響を受け、夏の日照時間が長く気温が高い年は着花量が多くなります。また、雄花の着花量には隔年変動もみられ、着花量の少ない翌年は多くなる傾向があります。
  • 本県では、春に飛散するスギ花粉の量を予測するため、県内各地に観測用のスギ林を設定し、スギ雄花の調査を毎年行っています。調査は、11月から12月上旬にかけて実施しており、県内38地点の、林齢37~68年程度のスギ林を対象としています。
  • 各調査地点では、40本のスギを無作為に選び、双眼鏡により雄花の付き具合を観察します。そして、雄花の量を「非常に多い」「多い」「少ない」「ほとんどない」の4段階に分けて評価しています。
  • 令和7年度スギ雄花調査の結果、令和8年春の飛散量は、令和7年春より「多い」と見込まれます。
    令和7年度スギ雄花調査結果の詳細は、以下をご覧ください。
     https://www.pref.gunma.jp/page/680448.html 

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