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野菜は本県農業産出額の約4割を占める基幹部門であり、首都圏・県民の台所としても重要な位置づけにあります。しかしながら、新型コロナウイルスの蔓延を機に、生産構造や流通構造、実需者ニーズの変化等により、新たな需要に対する取組が求められています。また、「儲かる野菜経営」を実現するための対策も併せて進める必要があります。
花きは、バラやシクラメンなどの主要品目のほか、洋ラン類や枝物類、山野草等、多様な環境条件の下、特色ある品目が栽培されています。全国品評会での上位入賞や生産者オリジナル品種等、実需者から重要な花き生産地として信頼を得ているが、近年の資材費や病害虫防除、環境制御技術等にかかるコスト増加により経営に大きな影響を受けており、その対策が急務であります。
そこで、群馬県農業農村振興計画、群馬県野菜振興計画及び、群馬県花き振興計画に基づき、群馬県産野菜、花きに関する生産基盤を強化し、その持続的発展を促進するために、意欲ある生産者に対し、各種施設や農業機械について設置・導入費用の一部補助を行います。
認定農業者が企業的な大規模経営へ発展するための取組に対して補助します。
複数人で野菜生産を戦略的に行う取組や小規模経営の認定農業者の生産に対して補助します。
儲かる着眼点を持つ生産者に対して販売額向上、労働生産性向上に結びつけるために必要な先端機械、施設等を導入する取組に対して補助します。販売PR・GAP(ソフト関係)の取組も併せて補助します。
群馬県育成品種を核として、いちご生産基盤を強化するための取組に対して補助します。
異常気象に負けない「高度な栽培技術」を発揮できる機器、設備に対して補助します。
「データ駆動型農業」「品質向上」「省力化」等の機器、設備に対して補助します。
販路拡大のための商談会等の開催、「商品価値の高い」品種育成の取組に対して補助します。
補助事業を希望される場合は、一般的には最寄りの市町村から要望する必要があります。各市町村の予算編成に応じて異なりますが、事業を要望する前年度夏頃までが目安となります。事業内容によっては、計画作成に時間がかかる場合や、専門的な知識が必要な場合もありますので、お早めに、最寄りの市町村又は、農業事務所まで御相談ください。
野菜花き生産力強化PR資料(PDF:864KB)(PDF:865KB)